scenario.30 人間?
読もうとして頂き、ありがとうございます✨️今回は新人VSエアル!どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか!?
最後までぜひ読んでみてください〜
「さ〜て、エアルVS新人三人どっち勝つかなー?」
クレイスは完全に観戦する体勢だ。ジエルは、苦笑いして独り言を呟く。
「これが第二部隊のリーダーがやることかぁ……」
「まあ、エアルはつよいからねー」
ミアは、エアルのことを称賛する。普通、第十五部隊から始まるが、エアルは、ムーンライターになったときには既に、第二部隊だったのだ。
エアルのScreamと、レクター、シオン、アルファが仮想空間のフィールドに舞い降りる。
「いいんだな?本気出しても」
念のために、クレイスに確認する。それで何かと言われたらめんどくさいからだ。
クレイスはコクリと頷き、親指を立てる。
それを確認できたエアルは、ついに戦闘を開始する。
『3.2.1.START』
電子音が響くと、ルナビットが一斉に動き出す。新人三人は、連携しなければ、エアルに勝つことはできない。
(一番厄介なのは、アルファだな、先に潰そう)
エアルはそう思い、三人の様子をうかがう。まだ三人にはエアルの居場所をバレていない。
エアルは、円形状に煙幕を展開する。そして、三人の視界をほとんど遮る。
「マイクロポット!旋回せよ」
エアルの指示に応えるように、マイクロポットが旋回し、格子状にレーザーを放つ。
三人は何も手を出すことができなかった。やがてアルファはゲームオーバーとなった。
「すみません……」
その頃には、アルファの機体は消えかかっていた。
「いきなり本気ですか……くだらないですね」
レクターはそう呟き、盾を構える。やる気のない表情からは、諦めを感じられた。一方シオンは地獄の煙幕を抜け出して、エアルの後ろに不意打ちをかけようとする。
「後ろが空いていますよ!エアル!」
トドメを刺そうとするが、マイクロポットがすぐに反応し、シオンの機体を取り囲む。
「そんな……!」
マイクロポットが機体をコックピットを残して、バラバラに切り刻んだ。
「……」
エアルは、考えているため沈黙を貫いていた。それがシオンにとっては不気味だと感じられた。
エアルは疲れ、息を切らすがレバーが止まることはなかった。
(こいつ、ホントに人間なのでしょうか……?)
レクターは、レーザーガンを撃って応戦する。
だが、エアルは全てスライドで避け、レーザーガンで反撃する。エアルの放つレーザーガンは、レクターの機体の腕、脚、頭を全て命中させ、停止させる。
そして、ルナビットが倒れることもなく現実を押し付けるような、マイクロポットのレーザーが冷酷に、レクターの機体を切り刻んだ。
『Gameset!』
電子音が響くと、エアルも攻撃をやめ、現実世界へと戻っていった。
現実世界──
「エアル強すぎですよー!」
「舐めてましたわ……」
「まあまあでしたね」
新人三人が称賛するが、エアルは誇ることもなく、静かに立ち去る。
ミアは不安な表情を浮かべる。エアルの顔色が悪そうに見えたらしいからだ。
一方ジエルは、エアルのした戦略を分析していた。
(エアルのバケモンエイムの力か……?ったくマイクロポットは羨ましいなぁ)
今回の戦いに対してのドレイブは、新人の凄さに称賛を送る。
「よく、シオンはエアルの煙幕抜けられたな!あれほぼ抜けれないぞ?」
シオンは照れる表情を隠し、冷静にお礼をする。
「ありがとうございます、でも恐らくドレイブさんの方が上手かと」
ドレイブは首を振り、言った。
「いやー?俺は戦闘は下手だぜ?大切だったものも、守れないんだしさ」
「大切だったもの?」
シオンは問いかけるが、ドレイブはクレイスに話しかけに行ってしまった。
一方、ミアの方は──
顔色の悪そうなエアルは、洗面台へと向かって行ったのをミアは見た。
ミアは、洗面台へ向かう。すると、エアルの姿があったが、様子がおかしかった。
エアルはむせて、血を吐いていた。洗面器には、吐き出された血が残っていた。
見て分かるぐらいの息切れをしている。
「来ちゃったんだ……千奈はよく見てるね……隠したつもりだったんだけどな……」
口周りが血だらけのエアルに、ミアは目を見開き、立ち尽くしてしまった。衝撃で持っていたペットボトルを落とした。
「葵、どうしたの……?」
最後まで読んでくださり大変感謝致します〜✨️
次のscenarioはいつも通り19時半に公開致します〜!
お楽しみください〜
作者の一言
毛布入りながらスマホいじるの最高すぎー




