scenario.23 革命をする前に
読もうして頂き、ありがとうございます✨️✨️今日も皆さんお疲れ様です〜!今回は休憩回なので、軽いお気持ちで見てください✨️
最後までご覧よろしくお願いします〜
「すまん、すまん〜道具の作業をしていてな〜」
レイリアは淡々と喋り出す。少女とは思えない口調で、エアルとクレイスは驚きを示す。
「で、なんの用じゃ」
二人ともの目に覚悟が決まる。そしてエアルは、正直に兵器について申請する。
「任務のために、爆撃砲を使いたいんだ」
レイリアはエアルを殺気の籠もった目で見つめる。距離が近くなり、圧がさらに強くなる。しばらくは沈黙が流れ、室内の機械音だけが響く。
「あの〜レイリア、いいのかなぁ〜?」
クレイスは少し、気まずそうに、レイリアに問いかける。すると、レイリアから放たれる言葉は衝撃だった。
「いいじゃろう、ほれ」
機械室の鍵が渡された。あの殺気から放たれた言葉に困惑しながら、歩き始める。エアルはあのレイリアに納得がいかない。
「あれでいいのは、おかしいだろ」
「だよな〜まあ、結果オーライじゃねーかよ」
そして、エアルは弾薬の入った、大きな箱をカートに乗せ、押し始めた。
「重っ……」
エアルは操作技術が上手い分、力が壊滅的に弱い。そこにクレイスが割り込む。
「貸せ、俺が押してやるよ」
「いいのか?」
「特別に、な?」
「はいはい……」
クレイスとエアルが話を交える。クレイスは力持ちで、カートも楽々押せている。
機体倉庫では──
「オーライ、オーライ、オーライ」
クレイスは位置を示すために、呼びかける。これを第二部隊全員分だから、あと四機だ。
最初はエアルのScreamに特殊武器(爆撃砲)をセットできた。
「よかったな〜!Scream!」
エアルは微笑み、Screamの頭部を撫でる。クレイスは、いつも通りのエアルに安心し、作業を続ける。
一方、ミアは──
「フフン♪フフン♪」
ミアは一人で第二部隊全員の夜ご飯を作っていた。
鍋を木べらで混ぜ、カレーライスを作っている。
そして、ミアは、カレーに隠し味の、蜂蜜と、すりおろしリンゴを中に入れる。
カレーライスのなかには、じゃがいも、にんじん、鶏肉が入っていて、とてもうまそうだ。
「あっ、そうだ、お米も炊けてたんだった〜」
ミアが炊飯器を開けると、白一色に染まった米が姿を現した。お米の熱い蒸気は、キッチンの上に昇る。
「あちっ〜!蒸気熱すぎ〜」
煙がミアの顔を覆い、顔に熱が伝わる。
そして、ミアはご飯を掬い、カレーを盛り付ける。カレーは蜂蜜とすりおろしリンゴがほのかに混ざった、上品な匂いがした。
「皆〜!!ご飯できたよ〜」
すると、廊下の方から、ドタドタと走ってくる音がする。エアルとクレイスだった。
「競争、今日も俺の勝ちぃ〜!エアル遅いね〜」
「うるせぇ、私には足が短いハンデがついてるのだから、仕方ないだろう?」
なんだか可愛らしい二人に、ミアはくすくすと微笑む。
「今日はカレーライス作ってみました〜!」
ミアは自分のカレーを誇らしげに紹介する。エアルとクレイスは、早速、カレーライスを口にする。
「すげえな!ミア!いつも皆の料理作ってるだけあるわ〜」
「うますぎるだろ……!なんだコレ!」
エアルとクレイスの「美味しい」という声を聞き、ジエルとドレイブもやってくる。
「おっ、カレーライスじゃあ、ねぇか、うまそうだなぁ」
「カレーライス好きなんだよね〜」
ジエルとドレイブも第二部隊の部屋に集合し、カレーを手にする。
「こだわったんだよねー!隠し味は──」
そう、ミアがこだわりを説明する頃には、クレイス以外、全員食べ終わっていた。
「早っ〜美味しいならいいんだけどねー私も食べるね〜」
ミアも自分のカレーを食べる。自分の作ったカレーのおいしさに、落ちそうなほっぺを手で押さえる。
「美味しいです〜!」
エアルはミアの愛らしい食べ方を、バレないように眺めていた。
10分後──
「ご馳走様でした〜!」
全員が手を合わせて、挨拶をする。そして、皿洗いは、ジエルがいつもやらされている。
「めんどくせぇな……」
可愛い柄のエプロンを身に着け、皿を洗っている。それにクレイスは腹を抱えて、笑い転がる。
「ぎゃははは!めっちゃ似合ってるじゃねーか!」
「……後で覚えてろよ」
その一方で、エアルは、ドレイブに近づき、言った。
「話したいことがある、ユズナの件でだ」
ドレイブは切ない表情で微笑み、頷く。
「……わかった」
エアルとドレイブは、月面の観測ドームに歩き出した。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!明日の19時半に次のscenario公開致しましますので、ぜひ読んでください*




