scenario.22 第二部隊始動
読もうとして頂き、大変ありがとうございます〜!今回は、第二部隊が再び復活!そんなかんじのお話です✨️
ぜひ最後まで読んでみてください✨️✨️
第二部隊の部屋──
「私の推測だと現在、セルロイドはOエリアにいる。どこかしらの射程圏内に入れば、こないだの爆撃が、クレセントに直撃して、大量の死者が出るだろう」
エアルは紙で地形図を描き、皆に丁寧に説明する。第二部隊の配置場所も分かるように描写する。
そして、相手の配置位置も指を指して説明する。
「セルロイドの配置は線状と予想、正面はかなりきついが、こないだ撃たれたのはXエリア、そのことから射程は三エリア分と見た、だから、かなり時間に余裕がある」
ジエルとドレイブは、顔をしかめて、真剣に考え込む。2人にとってかなり複雑な作戦だと感じるのだろう。
「進行時間を計算すると、ざっくり一週間の余裕が生じる、その間に、私とクレイスで宙からの援軍を要請し、地球の兵器を申請する」
クレイスはびくっとし、エアルの方へチラッと見つめ、確認する。
「ああ、俺も申請するのね!」
クレイスと目が合ったエアルは、コクリと頷く。そして、また話を続ける。
「そして、爆撃で瀕死のセルロイドを我々が仕留めるわけだ、これなら、恐らく犠牲者は出ないだろう、絶対にこれは大佐に内緒だぞ?一応、申請する人はもう決まっているから、安心して1週間準備するといい、解散」
長いエアルの作戦会議が終わった。作戦開始まで1週間の時間がある。エアルは一人で考えていた。するとそこに、ミアが食いつく。
「やあ、葵〜作戦いい感じだね!」
エアルは微笑み、自分の書いた地形配置図を見る。
「こういうのは昔から、慣れている」
「へえ〜前、才能値があれとか言ってたもんね〜すごいな〜」
ミアは感心する。そこでミアは、気になったことを問いかける。
「エアルってセルロイドの声でも聞こえているの?」
クレセント内の風がエアルの髪の毛をからかう。そして、静かに白銀色に輝く月面を見る。
「……そうだな、こないだの頭痛もだ、セルロイドはずっと自分に助けを求めているっぽいんだ、私には、どういうこととか、何をすればいいかは、わからないけどね」
ミアは深く考え始める。
(セルロイドは、ほんとに無人機なのかな……?)
考えてる内に、エアルは立ち上がり、ミアに挨拶する。
「私は、兵器の申請が必要だから、またね、千奈、また会おう」
「またね、葵!」
クレイスとエアルは合流して──
「誰に申請するんだ〜?エアル」
「凄腕のエンジニアだ、コードネーム『レイリア』ルナビットには乗らず、ミサイルや爆弾の扱いを専門とするムーンライターだ、」
クレイスは初めて知る顔をする。クレイスは感情がすぐ顔に出るのだから、見ていて飽きない。
「で、エアルよ、そのエンジニアってマジの曲者とかじゃあ、ねーだろうな?」
エアルとクレイスは歩き続ける。
「わかんないが、機械で周りが見えないタイプらしい……」
そう言っていると、その噂のエンジニアの部屋に着くことができた。
エアルとクレイスは部屋へ入ると、一人の小さい女の子が火花を撒き散らしながら、何かを作っている。
「あの〜、すいませーん!」
クレイスが大きな声で呼びかける。
「……」
「あの〜第二部隊です!用があってきました!」
「……」
その少女は、作業に夢中で二人の声が全く、聞こえていないようだった。
エアルもついに叫び、呼びかける。
「あのー、すみません『レイリア』様〜?」
無視。ついにクレイスとエアルの顔がしかめ、崩れる。ピキピキと、苛立つが、一生懸命抑えている。
もうだめかと諦めて、2人が去ろうとするとき、少女の声が聞こえた。
「誰か、呼んだかね?」
最後まで読んでくださり、誠に光栄でございます✨️✨️なんとSF部門でランキング入りました〜!読んでくださった方大変感謝致します〜!明日も19時半に次のお話公開しますので、お楽しみください✨️




