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scenario.17 規格外

読もうしてくださり大変ありがとうございます✨️

17話ですね〜!果たしてどんな展開になるんでしょうか!?


ぜひ最後まで読んでみてくれると幸いです〜!

「今回はエアルの頭脳が一枚上だったな〜」

 ドレイブは、貫かれたDeltaを見て言った。

「ほら〜予想通り〜!」

 予想が当たったことに、ミアは嬉しそうにぴょんぴょん跳ねた。

「さすがエアル先輩ですよね〜!」

 ユズナも、エアルの強さにさらに憧れを抱いた。

 一方──

 エアルとクレイスは、機体から降り、話をしていた。

「さすがエアルだな〜繊細すぎんだよエイムがよ〜しかも、胸部に乗ってるちょうど俺の頭狙うなんて、殺意高すぎんだろ〜」

「たまたまだ」 

 エアルは冷たく言い放つ。だが、そこにはエアルの実力の自信のなさが隠れていた。エアルは自分を強いとは、思っているが、それで人を守ることはできないと感じている。人を守ることができなければ、強くはないと考えている。

「エアルってなんか俺のこと見えてる〜?ちょうど俺の頭狙うなんて規格外だぜ〜」

「どうだろうな」

 エアルはそう微笑み、皆の方へ向かう。

 クレイスはエアルの規格外の強さに少し違和感を抱いていた。

(中の俺が見えているのか……?偶然とは、さすがに言い切れんよなー)

「おかえり〜!」

 見ていたエアルとクレイス以外の、第二部隊が待っていた。エアルはにっこり頷いて挨拶を交えす。

「ただいま、皆」

 クレイスもエアルと第二部隊の方へと合流する。

 20分後──仮想空間から離れて

「アイスうめ〜!」

「ドレイブさん、美味しいですよね!」

 ドレイブとユズナは同じ限定アイスのストロベリー味。

「エアル〜一緒に食べよっ」

「いいよ、食べよう」

 エアルは、王道のバニラ味で、ミアは、珍しいレモン味を食べている。

「元気出せよぉ〜クレイス〜」

 ジエルはチョコ味である。皆それぞれ楽しそうに食べてる中、しょぼしょぼになったクレイスが、ちょこんと座っている。残金は0円。あるとしてても、仲間のルナビットの修理代。

 すると、そこにユズナと、ドレイブが歩いて向かってくる。

「クレイス先輩!?大丈夫ですか!?」

「う、うん、大丈夫だよ〜!!」

 すると、ユズナがどこかに向かった。しばらくすると別のアイスを持ったユズナが、クレイスの方へ向かってくる。

「クレイス先輩!今日、私のこと指導してくださって、ありがとうございます!クレイス先輩にもご褒美必要です!」

 クレイスが一気に枯れた植物から、花が咲くように顔色が変わる。

「え、え、何この神は……神様がいるぞーーーーー!うわーーー!」

 クレイスはアイスをペロりと舐める。あまりにも美味しすぎて、嬉し涙が出てきた。

「グスン、ドレイブ、絶対ユズナ大切にしろよ……!」

「どういう意味だよそれーーーー!」

 ユズナは相変わらず鈍感そうに微笑む。

「ドレイブさんはもともとから皆のことを大切にしてますよ?」

(そういう意味じゃねーんだわ)

 今日という日は、訓練よりも仲間との息が合った一日だった。

 エアルもくすくすと笑い出す。第二部隊でよかったと改めて思った一日だった。

 深夜の指令室──

「で、何の御用でしょうか、大佐!」

 皆が寝ている頃、クレイスは大佐に呼び出された。

「遥か遠いZエリアに偶然、セルロイドが向かってることに、気づいた。」

「それはすばらしいですね!大佐!明日すぐ死滅しに行きますよ!」

 クレイスは大佐に称賛するが、大佐は気難しい顔をしている。

「どうされましたか?大佐」

 すると、大佐は淡々と身ぶり手ぶりして、話し始める。

「どうやら、5種類の未知の形のセルロイドらしい、視察隊を送って様子を監査しようとしたが、全員原因不明の死を遂げている報告があった。」

 クレイスは深く考え込む。なぜ今頃新しい形が発見されるのかと。

「それでどうするのですか?大佐」

 大佐は軽い事のように呟いた。

「三日後に、第十五部隊を囮の餌にし、第二部隊の者たちで今回の任務を遂行してほしい。」

 しばらく沈黙が流れる。宇宙のように静かで、時計がチクタクと呟くように、時計の針が動いていた。。

「餌……ですか〜わかりましたー」

 クレイスは納得しているように見せかける。

「頼んだよ、クレイスくん」

 クレイスは扉を強く閉め、自分の寝室に戻る。クタクタな体をベットに身を預ける。

(大佐も地の果てに落ちこぼれたもんだな〜ついに自分の部下を『餌』と言いやがった……)

 ベットに寝転がり、考え込む。視界に映るのは白色の粗末な天井。部屋は無駄のないほど単調。

(皆納得しないんだろうなーまあ、当たり前か)

 クレイスは何かを思いつき、紙を取り出し、Zエリアの地形図を書き出す。そうしてルナビットを表すマークを次々と作戦とは違う場所に描いていく。

(あの作戦じゃあ、だめだろ!)

 皆、静まり返っている基地の中、一人だけ迷いのある者がいたのだ──

(絶対に犠牲者ゼロにしてやる……)



 




最後まで読んでくださり、誠に感謝致します〜!どうでしたでしょうか〜?

面白いなと思ったら評価ポイントもよろしくお願いします〜!


そして明日の19時半に次のscenarioが公開されますのでお楽しみに!

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