独白『Gift of my life』
初めまして。見ていただいていた方、お久しぶりです。
よむらです。
この度、こちらの内容は多少の修正をいたしました。
拙いですが、楽しんで見ていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
僕には両親がいない。
いるんだろうけど、知らない。
両親は、僕を産んですぐ、僕を孤児院へ捨てたから。
別に恨んではいない。憤りも、ない。
ただ、悲しいとは思う。
それから、感謝している。
僕を産んでくれたことを。名前をくれたことを。
その名前は、この場所に来てからは封じてしまったけれど。
でも、ちゃんと覚えている。大丈夫。
孤児院の先生が言っていました。
「名前は、親から貰う最初の愛情なの。だから、あなたはちゃんと愛されているわ。」と。
それから、街を歩いていてたまに耳にしたこと。
「また赤ん坊が殺されたらしい。」「俺の浮気した女が、子どもを孕んだから、堕ろさせた」と。
もしかしたら、僕だったかもしれない。
母は、僕を産んでも殺したかもしれない。
お腹の中で?それとも、出てから?
どちらにしろ、母は選べた。
そして、僕を産んでくれた。名前をくれた。
貴女が産んでくれたから、僕は兄妹に、『あの子』に出会えた。
限られた時間の中で、話して遊んで……。
ーー幸せだった。
これは、母がくれた、最初で最後、
たったひとつの
-『Gift of my life』-
優しい優しい、一途な彼の物語。
『ーーそれは、答え。』




