↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4つの交錯  作者: 幡賀 吉紗
~破壊神 編~
PR
7/67

生徒会副会長

 

---…そして生徒会が終わり、帰宅するとき。

会長である綾巻は、いつものように彩夏と一緒に帰る。

「にしても本当に今日は疲れたわね…」

と、気だるい感じを醸し出しながら彩夏に愚痴る。

「そうだなー…でも良かったんじゃない? 結果として」

「まぁね。でも役員の子たち、何か納得いかない感じだったのよね…」

雰囲気から察したからか、そんな発言をする綾巻。

「…じゃあ、個人的にひとりひとり聞いてみるよ、私が」

と個人面談的なアイデアを綾巻に提案してみる彩夏。

「あっ…それいいかも! じゃあ任せたわ!」

責任放棄し、彩夏に任せた。

「…まさか、そんなにすんなり…」

と、あまりの早い承諾に彩夏は苦笑する。


---翌日、放課後の生徒会にて。

「それじゃ、1人ずつ個人的に話するので、呼ばれた人以外は生徒会室にて待機! よろしくね」

個人面談を要請し、まず最初に次期生徒会長候補の奈那から呼び出す。

そして生徒会に対して思うことを聞いたのち、彩夏は思いがけない質問を奈那にぶつける。


「突然こんなこと聞いて申し訳ないんだけど…あなたも、裏世界の能力者よね?」


なんと、彩夏も裏世界の人間だったのだ。

「えっ!? …そうですけど、まさか清海先輩も!?」

「うん」

肯定する奈那、そして彩夏。

「私の眼が右と左で色違いなのも、それが関係してる」

彩夏の独特な色違いの眼を、奈那は再確認した。

「色違いなのは…何故ですか?」

その色違いの眼について奈那は質問し始めた。

すると、彩夏の答えは…


「実はね、私は2つ能力を持ってるのよ。だけど、右と左で能力が全く違うの…。そのせいで眼の色が変化した」


なんと、“二輝幻将(ツインフラッシュ)”の異名を持つ、全世界に5人と居ないトップクラスの超能力者だったのだ。

「…まさか、こんなとこでトップクラスに会うなんて…」

この時、奈那は心の中で、

(…いつかは敵対して戦闘することになる相手になるだろうね…。今のままじゃ負ける…もっと強くならないと…)

と強い情熱を持って、彩夏の殺害を企てる。


---そして面談が終わり、鉄雄が呼び出される。


鉄雄の時もまた、いろいろ話してから質問をぶつけた。

「あなたも裏世界の人間よね?」

「え? まぁ…」

鉄雄は少し考え事をしていて、軽く素っ気ない返事をした。

「…実は、私も同じ超能力者よ」

と自白する彩夏。すると鉄雄は、即座に行動に出る。

「…」

何も言わずに、いきなり異空間に彩夏を飛ばし、戦闘態勢に。

「ここで見たことは夢だと思って、俺を前にして消えろ」

いきなり能力を振りかざし、得意の空間断裂で襲撃する鉄雄。

しかし彩夏は、動くことなく全て受けきる。

「……?」

何をされたのか分からなかったように、彩夏は立っていた。

「失敗した下剋上…ってところ、かな」

その直後、鉄雄を触ることなく空中に振り上げては地面に叩きつけて、腹を思い切りグーで殴り、とてつもない威力の波動で壁めがけて吹き飛ばした。

すると鉄雄は抵抗できず、壁にモロ直撃。大ダメージを負った。

「あがっ!!」

ずるずる…と落ち、壁にもたれて座り込んだ。

「くっ…! まさか、清海先輩は……」

そんな鉄雄に、彩夏は言い放つ。


「私は“二輝幻将(ツインフラッシュ)”の1人よ。…まさか、あなたがソチラ側の超能力者だったなんて意外だわ…“破壊神(ダークマター)”さん?」


鉄雄の正体が、まさかの生徒会副会長にまでも知られてしまった…。

しかも、よりによって最強の超能力者…。

鉄雄は、この時を期に窮地に立たされた。


一体これから鉄雄は、どうなってしまうのか…-----


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。