第二十四話 異変
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月「ちょっと待ってください!勝手に決められてはこちらも困るんです!」
??「そういっても、決まってしまったんだ」
天音「......絶対に娘は渡しませんよ」
??「...そういっていられるのも今のうちだ。絶対に渡してもらうぞ」
「ふぁ~~」
わかな「ん?どうしたの?」
「ちょっと眠くなってきた」
わかな「じゃあ寝ててもいいよ」
「そろそろ夕飯の時間だけど」
わかな「大丈夫、私が作ってあげる♪」
「そう、じゃあお言葉に甘えて」
「.........zzzzz」
わかな「ふふ、寝ちゃった」
..........
プルルルル
わかな「?電話だ」
ピッ
わかな「はい、もしもし?」
天音「わかなか、タイミングが良かったな」
わかな「?お父さん?」
天音「ああ、すまない、こっちの話だ。それより今から言う場所に来れるか?」
わかな「う、うんわかった」
わかな「話って何?」
天音「竜也には内緒にしてくれよ.......」
遡ること1週間前
月の会社の得意先、ロボ製作に重要な部品を作るメーカーから、ある提案をされた。
それは今後も仲良くする名目で天音の娘、つまりわかなを嫁がせるものだった。
もちろん、月と天音は反対したが、昨日強制的にその提案が決定され、嫁がせないのであれば二度とこちらのメーカーの部品を提供しないという条件付きで。
わかな「.......そんな....」
天音「まあ、お前なら反対すると思ってる.....ただ問題は竜也だ....」
わかな「竜也は優しい....だから絶対にそれで悩ますことになる...そうでしょ?」
竜也はわかなを見捨てることはない、けど月さんを見捨てることもできない。
あの部品メーカーからの提供がなくなれば会社に大打撃になるだろう.....
わかな「ということは....私たちで解決しないといけないってこと?」
天音「そういうことになるな」
「ん......ん~~~?」
「あれ?わかなどこ行った?」
わかな「ただいま~」
「おかえり~どこいってたの?」
わかな「ん?ちょっと出かけてた」
「........そう」
わかな「あ!ごめん夕飯作る約束忘れてた.....」
「ダイジョブ、一緒に作ろう」
わかな「うん.....そうだね」
食事中気になったことを言ってみた
「......わかな、なんか隠してるな?」
わかな「........そんなことない」
「正直に言って」
わかな「隠してなんかいない!」
「.......」
わかな「.......」
「......嘘つく人は嫌いなんだけど...」
わかな「嘘です!バリバリに隠してます!」
「手のひら返し....」
わかな「分かったから...全部言うから....許してよ....嫌いにならないで」
「.......」
わかなはすべてを話してくれた
「なるほどね」
わかな「竜也に言ったら絶対悩むだろうからってお父さんが言ってたの」
「.........悩まない、それにもう解決手段を見つけた」
わかな「早くない?」
「簡単だよ、部品メーカーを変えればいい」
わかな「けど、そんなすぐに見つからないってお父さんが....」
「もう見つけてる」
わかな「早」
「念のため部品メーカー別で探しといてよかったわ」
わかな「ふふ、これなら安心ね」
「.......俺がわかなの許嫁じゃなくならないから?」
わかな「そうね」
「俺は絶対に離れないよ......だって、今が一番幸せだし..手放したくない」
わかな「......そういってくれてうれしい//」
「俺はさ.......わかなを二度と離さないって決めたからさ」




