第十六話 規格外の新任教師
夏休み明け
「今日から2学期かー」
わかな「そうね」
「......なんかくっつきすぎじゃない?」
わかな「ん~そんなことない」
「......まあ、そういうことにしとくか」
学校に着き
「学年集会あるから体育館行くぞ~」
淳平「そうだったな」
りん「そういや、先生たちがなんか新しい先生が来るとか話してたのを聞いた」
愛奈「相変わらずの地獄耳ね」
由衣「へえ、新しい先生って誰だろう」
「さあな」
たぶんそれ俺の母さんだな......
わかな「?どうしたの?」
「ああ、いや考え事」
わかな「ふ~ん」
体育館に着いた
校長「今日から二学期が始まりますが、その前に皆さんに嬉しい知らせがあります。どうぞ上がってきてください。」
そう校長に言われ上がってきたのは.......母さんだった
百「初めましてー!新しくここの先生になりました!黒川百といいます!」
生徒1「黒川百?もしかしてあの黒川竜也と関係ある?」
生徒2「え~なになに!?もしかして黒川君のお姉さんですか?」
百「はい!私は竜也君のおね」
「母さん。さすがに悪ふざけが過ぎるよ」
みんな「え!?お母さん!?」
「正真正銘の俺の母親だよ」
淳平「マジかい」
由衣「久しぶりに見たから気づかなかった」
わかな「教員免許取ったとは聞いてたけど.....」
「母さん、普通に教師なんだからもうちょい真面目にやってくれ」
百「はいはい、わかってますよ~だ」
「校長先生、こいつクビにしてもかまいませんよ」
百「ちょ、ひどいって!」
「じゃ、自己紹介やり直せ」
百「はい......えー私は今日からここの英語教師を務めさせていただきます。黒川百といいます。よろしくお願いします。」
校長「ということで、百さんが教師になります。お知らせは以上です」
愛奈「いやー驚いたね」
淳平「まさか竜也の母親が教師として来るとは」
「まあ、この学校に来るとは聞いていたけど....」
わかな「聞いてたの?誰に?」
「校長に」
りん「そういや、竜也と校長って変に仲いいよな」
「親父にちょっとした恩があるからな、あの校長」
愛奈「ふ~ん」
そんな話をしながら先生が来るのを待っていた
ガラッ(ドアが開く音)
「......母さん!?」
百「さっき会ったばかりだけど、今日からここのHR担当にもなったんです」
「oh、まじか」
百「というわけでよろしくです!」
みんな「よろしくお願いします」
「........で、母さん、というより先生なぜこの学校に来ようと思ったんだ?」
百「ん~~、竜ちゃんがいるからかな」
「もっとましな理由を探してこい」
百「ひどいな~まあ、私は英語もできるし」
わかな「確か英検1級持ってるんでしたっけ」
百「ん、そうだよ~それと久しぶりねわかなちゃん」
わかな「百さんって私のことちゃん付けで呼びますよね」
「俺のこともちゃん付けだし」
百「そのほうがなじんでるから。あ、あと次の授業は英語だったよね」
「生徒の俺に確認してくんな。あってるけども」
百「それだったら、竜ちゃんの友達たちとちょっとお話がしたいから....どこにいる?」
「あっちにいる」
「........あと、授業はちゃんと時間通りにやれよ」
百「あ、バレた?」
「バレるも何も、あんた授業する気ないだろ」
百「授業なんてめんどくさいしやめようかな」
「.........校長に言いつけるって言ったら?」
百「....お願いします.....まじめにやりますから!」
わかな「ふふふふw」
「どっちが上か、わからないだろうw」
うちの家の上下関係はちょっとよくわからない
正確に言えば親父>俺=母さん
だが時々上下関係が下剋上するときもある
英語の授業中
百「 “We will welcome 『whenever』 you may come.”このカッコの部分、これは別の単語に変えられるんだけど......分かる人いるかな?」
「.....淳平、寝るなよ」
淳平「眠いんだから仕方ないって~」
「......母さんの授業は寝ないほうがいい」
淳平「やばいことが起きるのか?」
「まあ、そうだな」
百「......そこで寝てる人~?(`Δ´)!」
「........」
まずいな
目を付けられた
百「私の授業で寝るなんていい度胸ね」
淳平「ムニャムニャ」
「おい.....おきろ、さすがにまずいぞ」
淳平「ムニャムニャ......あと五分.....」
「某漫画みたいなセリフを吐いてる余裕があるならはよ起きろ」
百「.........」
「.............」
百「エイッ」
ビュン(チョークが淳平めがけて飛ぶ音)
グキッ(チョークが当たる音)
今、絶対にチョークじゃない音が聞こえた......
淳平(気絶)
「......」
百「ヤバッ....やりすぎた」
「母さんもとい先生......この気絶した人保健室に連れていきますね」
百「......ハイ...」
「あと...母さん.....あとで話があっから(ㆆ_ㆆ)」
百「ハイ........〒▽〒」
わかな「私が知る限り最悪の親子喧嘩が始まろうとしている気がする」
由衣「あははは」
愛奈「笑うことしかできないね」
りん「wwww」




