第十五話 夏の終わりに
夏休み
それは学生にとって長い休みの期間
だがその分の宿題もある
夏休みが終わる1週間前
「夏休みあと1週間しかないんだぞ。はよ宿題終わらせろ!」
淳平「やってもやっても終わらねえよーーー!!!」
なぜこうなったのかそれは1日前に遡る
「......ところでお前ら宿題終わらせてるのか?」
淳平「あ」
りん「半分以下しかやってない」
愛奈「......」
由衣「.......」
「........また勉強会かな」
「まったく、少しはやっとけよ」
愛奈・由衣は半分以上は終わらせていた
だがりんは半分以下、淳平にいたってはやっていなかった
それで現在に至る
「お前が一番終わってないんだぞ、少しは集中せい」
淳平「竜也、ここわかんねえ」
「ここか?こいつはこの式を変形させて......」
愛奈「おなか減ってきた」
「そう、じゃ、俺昼食作るわ」
りん「にしてもあっちーーーな」
愛奈「8月だからか余計に暑い」
ガチャ(ドアが開く音)
わかな「ただいま~」
「ん、おかえり」
由衣「アイス買ってきたよー」
淳平「アイス食べながら宿題していいか?」
「こぼさないならな」
わかな「竜也、昼食作ってるの?」
「ああ、そろそろ昼飯の時間だし」
わかな「ん、じゃあ私も手伝う」
「ありがとう」
「昼飯できたぞーー」
淳平「やったーー!食べよう食べよう」
りん「いつも通りおいしそうだな」
愛奈「これ何の料理?」
「ん?生姜焼きと青魚の煮つけ」
わかな「確か、レシピ本に勉強に集中できる料理で出てたやつね」
「じゃ、いただきます」
みんな「いただきます!」
みんな「ごちそうさま~」
「お粗末です」
「じゃ午後も頑張るぞ」
淳平「は~い」
「今日中に終わらせたら得するぞ」
りん「今日中に終わるかなこれ」
愛奈「私は終わりそう」
由衣「私は明日で終わりそうね」
「まあ、もともとやってないのが悪いんだがな」
わかな「自業自得とはまさにこのことね」
淳平「(┬┬﹏┬┬)」
「顔文字みたいな顔してないではよやれ~」
夏休み残り三日
淳平「ヤバイ、全然終わらねえ......」
りん「終わってないのお前だけだぞ~」
「がんば~俺ちょっとアイス買ってくるけど....なんかいるか?」
愛奈「私、チョコモナカジャンボほしい」
由衣「私は普通にハーゲンダッツでいいよ」
りん「スーパーカップ欲しい」
「オッケー買ってくるわ」
わかな「私もついてく♪」
「.......もう夏休み終わりか~」
わかな「確かに、早かったよね」
「今年の夏休みはどうだった?」
わかな「う~ん、楽しかった!」
「そう、ならよかった」
「ただいま~」
りん「おかえり~」
「買ってきたぜ」
愛奈「わあ~い!やっぱりおいしい」
由衣「今年の夏はめちゃくちゃ暑いしね」
淳平「........よっしゃー!!!おわった!!」
「おーよかったな」
由衣「おめでとさん」
りん「おめでとう」
愛奈「なんかみんな軽いね」
わかな「あはははww」
「まあ、やってないやつが悪いんだがな」
淳平「あぁーーーーマジで疲れたーーーー」
「こっからどうする?」
わかな「みんなで花火しない?」
りん「いいね、賛成!」
「確か前買ってたけど使わなかったやつあったから」
淳平「じゃ、庭でしようぜ!」
「火には気をつけろよー」
わかな「これって何花火だっけ?」
「それは...... スパーク花火だな」
淳平「おらあああ!」
「人に向けんな!バカタレ!」
愛奈「あはははははww」
由衣「線香花火ってどこ~?」
「そこに入ってる」
わかな「ねえ、竜也一緒に線香花火しない?」
「ああ、いいぜ」
.................
「夏も終わりか~」
わかな「ふふ、けど今でも暑いんだよね」
「まあ、こうやって花火やってると夏の終わりって感じがするんだよな」
わかな「確かにw」
淳平「新学期始まるのか~」
りん「夏の終わりにしてはまだ暑いわ」
「地球温暖化かな~」
遠くでセミの鳴き声がする
まだ夏は終わっていない
けど
そんな話をしていれば
夜は深けていく
夏が終わり秋が始まる




