くまくますいっち さーしーえー
投稿ゆっくりそうな時、活動報告に
ふにゃふにゃ速報だしますけんども、
ぶっちゃけ、コレ出たら投稿まで
もうすぐですよーっ、的な?
意味合いもあるよね(^_^;)(笑)
最近はデブ助の生態推しです((´∀`*))
猫亖:『C4:にゃにゃにゃー♪』
熊神:「……。猫は……飼ったことがねぇんだがな──」
──クマったぜ。
どうやら誰かが、
クルルカンの嬢ちゃん達には会えたようだが……。
結局、おれ達が理解できている事は少ないぜ。
ハッキリしていやがるのは、
この森から、カニ共を根絶やしにしなきゃー、
いけねえって事くらいだ。
つっても、おれも無敵じゃあねぇ。
"天の盾"の攻撃の後は、
それなりに、目が回りやがるしよ……。
つーか、この猫を肩に乗せたまま、
回転攻撃やっちまっていいのか?
ちぃちぇえ猫は、フツーに話しかけてきやがった。
猫亖:『C4:くまさん、けっこー打撲してるにゃ。シーニャが治してあげるんにゃー』
熊神:「……ぁん? ぉ! ぉお……!?」
──ポァ、ぁああ──……!
おれの"盾の鎧"の中で、
温かな感覚がひろがった!
これ、は……治癒魔法、か!?
鎧の隙間から、光が漏れてやがる──!
身体中の、鈍い痛みが引いていく。
こいつァ──助かるぜ!
猫亖:『C4:にゃ。ぜんぶ治ったにゃ。シーニャに、ありがとう言うにゃ?』
熊神:「ぉ、あぁ……ありがとよ。やるじゃねぇか、おチビちゃん!」
猫亖:『C4:にゃー♪ おやすいごようにゃのにゃー』
熊神:「──は。まったく、おしゃべりな子猫ちゃんだぜ」
猫亖:『C4:にゃー。そっちだって、おしゃべりクマさんにゃー』
──ピ……ピピ……!
熊神:「……すげえな、コレ」
コイツとの会話内容は、今も文章になって、
目の前に浮いている、ガラス板みたいなもんに、
次々と映し出されていってる。
なんて……滑らかに"描"かれる文字なんだ。
しゃべるスピードと、ほぼ同時進行じゃねえか。
全部で15行くらいだろうか。
新しい発言が下から、
せり上がるように更新していきやがる。
まるで……小説のように綴られるんだな。
これが、プレミオム・アーツに隠された、
本来の機能なのか……?
アホな貴族連中や、商業ギルドの奴らが見たら、
発狂するレベルのアイテムだぞ、コレ。
しかも、さらにすげぇ事に──、
どうやら離れている仲間の会話すら、
文章として反映されるらしい。
プラス、声まで聞こえやがるときた。
現に……何やら不安になる酒飲み仲間の、
かなぁり心配になる会話内容が。
今も、バッチリ。
くまイヤーに届いている──。
姉乳:「あは……あはは、あはははははははははははははははははははははははは!!!!!」
オシハが──……、
── 壊 れ て や が る っ …… ! ! ?
何だ!?
気付けに一杯、やりやがったのかっっっ!?
姉乳:「あははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」
猫七:『C7:ギニャー!! ち、チョット、落ち着くに"ゃ〜〜っ!!?』
向こうにも……猫がいるらしい!
って、それよりも!
明らかにオッパイのテンションがオカシイぜ!!!
猫亖:『C4:にゃー。にゃな姉、さけんでるー』
熊神:「──お、おい……っ!? オシハッ!? おま……どしたァァ!? 大丈夫か!? なぁに笑ってんだ、おまあああ──!?」
姉乳:「──くま!!! 聞いてるっ!? ねぇ、聞いてるのっ!? ははははははは!! サイコーよ!!! 折れないの!! はははははははははは!!! これッ!! ぜんぜんッッ!! 折れないしっ!! ぜぇえええええン、ぜんっっっ、曲がらないのよ──ッッ!! あ──はははははははははは!!! うらァ──ああああああああぁぁぁ!!!!!」
わぁー。
クマさん、ガクガクだぜ。
熊神:「オシハ……落ち着けって! 何が、どうしたってんだ……!?」
姉乳:「──落ち着けですって!? くはははは!!! くま!!! これが、落ち着いていられるもんですかぁああ!! 私たちはね──であった!!! やっと……! 出会ったのよッッッ!!!!!」
あんのオッパイ剣士の声の後ろで、
何かの音が……何度も聞こえやがる。
ズシャン・・・ザション・・・!!
ズシャン・・・ザション・・・!!!
ゼるずぁぁあああああ・・・!!!
熊神:「ま──"摩擦音"……か?」
何かが──削れ取られいくような、音……?
一定の間隔で、
実に恐ろしい響きが伝わってきやがる。
かったい盾を、爪でギリギリしたようなアレだ。
うっへぇ……。
熊神:「ぁ、アイツの剣は……大丈夫なのか?」
アイアンソードを装備した時、
オシハとヒキハは、全てのステータスが、
"3倍"くれぇアップするはずだよなァ……?
そのパワーゲインは凄まじくってよ、
どんな鍛えられた鋼鉄の剣でも、
1回のクエストで"おしゃか"になっちまうレベルだ。
アイツらの剣が、
常に"使い捨て"になっちまうのは、
その体質のせいなんだが───………、
妹乳:「すごい……。すごぃ、きれい……」
熊神:「──オッ!? その声っ、おま──……!?」
──ヒキハ!!
妹のほうの声まで聞こえやがるぞ!!
"いもちち"、って書いてるしっっっ!!
ま、間違いねぇえええええ──!!
妹乳:「やった………やったわ……。これだ……。これ、なんだわ…………ふふふふふ……♪」
……妹も、なんか怖いんですけど……?
熊神:「──ひ、ヒキハ、だよな!? な、なんだ! お前まで! 何か変だぞっ!? 正気かおまっ!?」
妹乳:「すごい………すごぃ……。試したい……試さなきゃ……。もっと────次は、どこに居るの──?」
──ザゴン・・・!!
──ザゴン・・・!!
──ばきゐゐゐゐゐゐゐぃい・・・!!!
あ、やべぇ。
ヒキハの方も、何か……ヤっベ。
ぃ、いや……分かってんだ。
さっきから、"残りの敵さんカウント"が、
とっても……リズムよく……、
減っていきやがる。
熊神:「しかし、こいつァ──」
音と、文で、伝わってくる、
アイツら姉妹の、
そう、これは──"狂喜"──だ……!!
姉乳:「──あはははははははははは!!! なんて!!! すてき!!! 素晴らしいのっ!!! 世界の武器屋なんて、ぜーんぶ、滅びちゃえ!! あはははははははははははは!!! ねぇ、猫ちゃん!!! 私の全財産、あげてもいいわ!!! クルルカンちゃんから、この剣!!! ゆずってもらってちょうだいなっっっ!!!!!」
妹乳:「──ぁ。私も……ぜひ、お願いします。猫さん……? これは……、ぜったいに……。……私たちの剣で、あるべきだわ、どりゃああああああああああああああぁぁぁ──!!!」
猫七:『C7:にゃっ、ニャーナは知らんにゃー!!! そんにゃの、ミャーツに聞くニ"ャ〜〜〜〜!!?』
──ズコン、ズゴン、ズブラッッ・・・!!
──しゅるぅうあああああああああ・・・!!
──でべボッ・・!!!
熊神:「音が、ヤベぇ……」
猫亖:『C4:にゃー。"バタアナイフ"を使ってるんにゃー。おっぱいさん達、とっても気に入ったみたいだにゃ?』
熊神:「ば、バカ言え……バターナイフなんかで、オッパイが狂喜乱舞するかよ……」
猫亖:『C4:にゃー。するんだにゃー。これがー』
く、クマには、さっぱり、理解ができねぇぜ……。
よくわかんねーが、このチビキャットの仲間が、
あの二人に……何か武器を貸し与えたってのか!?
だとしても、あのやっべぇテンションは……?
ダメだ、くまったな……。
これ以上考えても、しょうがねぇぜ。
大技を使った後の疲労感がでけぇ。
くそ……相変わらず、燃費のワリィ技だぜ。
ちぃと、ふらついていると、、、。
導きの猫が鳴いた──。
猫亖:『C4:──くまさん、敵が来てるにゃ! ホログラムマッピング、追跡表示をはじめるにゃー』
熊神:「……!! ち、もう次のコミューンが来やがったか……!」
──ヴうぉん・・!!
目の前に出現している……"光の地図"。
そう呼ぶに相応しいソレには、
"おれ"のいるポイントが、
真ん中に表示固定されていやがる。
"敵"は……外側から光の点の集団になって、
押し寄せてくるようだ……。
これ、マジで敵の動きなのか?
はは……もう何でもアリだな。
お、これは……、
けっこうデカい群れだ、くまったな……。
熊神:「おい……おチビちゃんよ。おれの攻撃は、鎧を着たまま、全身をマルっと回転させる。衝撃に……耐えられっかよ?」
猫亖『C4:にゃー! シーニャも、くるくるスキルの端くれにゃー! "マエマワリ"くらい、へいきにゃんにゃー!』
熊神:「はん……よっく分かんねっけど……"YES"、って事で、いーのかよぉおおお──……!?」
──は。ンなこと言っても、
スキルのクールタイムは終わってねぇ。
が……この地図を見る限り、
泣き言を言える場面でも、ねぇようだ。
くそ……足に入れよ、ちから。
さいしょっから、トバし過ぎたか。
熊神:「こうなったら、クマパンチしてでも……」
ブッ飛ばそうかと考えていると──、
後ろから、アイツが来やがった。
──とたたたたたた──・・・!
おれを通り過ぎる時、
ポン! と、猫がいない方の肩を、
叩きやがる、"騒音エルフ"──!
白童:「──ははは!!! どうやら、オシハさん達は、順調なようですねぇーい???」
熊神:「──ッ! ユユユ! お前──……!?」
白童:「まだ──クールタイム中でしょう? ここは──ボクが引き受けますよ♪♪♪」
先ほどまで後ろに隠れていた、
白と黄緑の上着を着た、ちっせぇエルフが!!
──颯爽と!
おれを、追い抜いていく──!
ドドドドドドドドド……!!!
熊神:「……!! カニ共、ちけぇぞ……」
地響きが……くる。
けっこうな、数だ……。
おい、腹黒エルフ、大丈夫、か……?
前を行くユユユが、くるっと振り返る。
白童:「──たまには、歳上に任せるもんでしょ?」
熊神:「──! くはは──」
"大丈夫か"、だと……?
かかか──……まったく、愚問だな。
熊神:「……たまには、頼ってやるぜ、"お兄ちゃん"?」
白童:「ははは!!! まっかせっな、さーい!!!」
はは──、うるせぇわ。
おれとユユユがペアを組んでいるのは、
今みたいに……おれの技の切れ目ができた時、
一定の時間、守ってもらうため……ってのがある。
猫亖:『C4:にゃー? あの人、回復職さんじゃにゃいのかにゃー?』
熊神:「は、アイツはな──ちょっと、ぶっとんだヒーラーなんだよ」
目の前から、カニは来ている。
わかる。まだ見えねぇ。近い──。
熊神:「──お手並み、拝見だ」
いつもはウルセー騒音エルフは、
静かに、自分の肩の猫に、語りかけた──。
白童:「キミの名前を──聞いていいかな?」
猫三:『C3:みゃ……!? ミャナミ、ですにゃ──!!』
白童:「やぁ──ステキな名前ですねっ♪」
うはぁっ!! キモチワリぃ!!
がっははははははははははは──っ!!
猫亖『C4:にゃー、くまさん、あのエルフさん、ホントーに、だいじょーぶかにゃー?』
熊神:「──はっは! 大丈夫なんだなァ、コレが──」
──ま、見てなって。
アイツほど"ソロプレイ"に向いた回復職は、
他に、いないんだぜ?
(╬^∀^)おいエルフてめ、
ミャナミさんに馴れ馴れしっゾ?