えづけと生サンドイッチ しゃーしーえー
※ごめんなさい回です。( ´༎ຶᾥ༎ຶ`).*・゜
※セリフ、加筆と修正しました(笑)。
えーっと、んでですねぇ……。
口から魂が出てそうな聖女ちゃんは、
とりま、そっとしといて……と。
「この部屋を元に戻さないと……」
バッグ歯車に格納した食器群と、
聖女様の"極秘コレクション"を、
おかたづけする事にした。
床に大量に散らばった本を先に何とかしなきゃ、
食器を手前に並べられないかんな……!
『────アンティ。
────"親友卒業"シリーズは全17巻です。
────そのスペースには入りません。』
「ゲッ、そんなに続刊あるの……! 大人気じゃないのよ……需要あるのね。じゃ、二段目か……よしょ、と」
『────空いたスペースには:
────"寮母さんのお悩み"シリーズ:
────全12巻の収納を推奨。』
「寮母さんに、一体なんの悩みがあんのよ……。どっ、こいしょっと……! む、ちょっとだけスキマ空いちゃったわね?」
『────"乙女騎士エルミタージュ外伝":
────前後2巻の収納を推奨。
────右足付近に落下。取得してください。』
──なんっ……ッッ!?
「……!? え……!? な、何故ここに、エルミタージュ様の書本がッッ……!?」
『────原作者名を確認。
────二次創作ではないようです。』
「えっ、コレ作者さん一緒なの!? 正式な続編って事……ッ!? こっ……え!?!? エルミタージュ様って、リュドミラ姫とくっつくの!? うぞぉぉ……ッ!?」
『────あの……。
────:一応すべての書本記述内容は:
────交渉材料として保存しています。
────アナライズカード版として:
────後日:書籍として観覧が可能ですが……。』
「え"っ……。ぃ、いやそんな……、は、犯罪じゃないの! ヒトの本、勝手に丸写しして後で読むとか……ょ、読まないわよぅ! バカねぇ……ゴニョゴニョ」
※後日、楽しく読みました。
※罪悪感にかられたアンティは、
書籍を購入しました。
「ほら、続きするわよ! えっと……"言えばよかった。"シリーズの3巻どこだろ……?」
「にょや! にょきっとな!」
「あ、ありがと! アンタ、よく分かったわね……」
「にょっきぃ☆」
「くゆぅ〜〜♪ くゆぅ〜〜♪」
「あっ、こら、カンクル。ん……花の絵がいっぱい……? そうね……。だからって表紙コショコショしないの。ほら、貸しなさい……」
「くゆーぅ??」
「……(じ────……)」
「……? な……何やら視線を感じる……?」
『────アンティ。足元に──。』
「え? おわっ──」
「……(じ────……)」
──────────────────
チルテトが こっちを見て
突っ立っている……▼
全身キンピカ女が
珍しいみたいだ……!▼
──────────────────
(き……。きれーいに、二本足で立ってるわね……。つーか、目付き、ワッッルいネコねぇー! ぃや、そもそもコイツは猫なのか……?)
「……」
「(じ────……っ)」
────────────────────
どうしますか?▼
▼ 餌付けする
じゃらす
うさ丸をけしかける
────────────────────
(えっと。ま、まぁ、たぶん肉食寄りの雑食だろーから──?)
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何を与えますか?▼
卵かけご飯 ×1
▼ あらびきソーセージ ×1
レエン湖産 焼き魚 ×1
────────────────────
──きゅぅううううんん・・・。
「……食べる?」
「──!」
【⠀無敵あらびきソーセージ 】
品質:★★★★★ 調理者:アンティ
────────────────────
・食堂の一人娘であるアンティが調理した
オークソーセージ。フタ付きの鉄板鍋で
軽く両面を焼いた後、そのまま水をさし
て数分、水蒸気でボイルしたもの。食べ
ると『パリッ、ジュワぁっ』と音がする。
素晴らしい火加減としか言いようがなく、
食堂娘が成せる奇跡の技が生み出した品。
────────────────────
──ばしっ!
「フニャフニャフニャフニャフニャフニャニャ──!!」
「ぉ、おお……」
ガブガブガブガブガブガブガブガブゥゥ──!!!
────────────────────
チルテトは すごい
いきおいで たべている──!! ▼
────────────────────
「フニ"ャニ"ャニ"ャニ"ャニ"ャ──♪♪♪♪♪」
────────────────────
チルテトの好感度が 500 あがった!▼
チルテトに遭遇すると
足に 飛びついて くるようになった!▼
────────────────────
「フニ"ャニ"ャ──♪♪♪」
ビタ────ッ!!
「……おぃ、はなれれ。片付けのじゃまだから……ホレ」
「フギャアゴ」
「ふぅ……。あれ? "先生あのね"の一巻もないわよ? どこ?」
『────マイスナが読んでいますね。』
「なんで!?」
マイスナさんの方を見てみると……。
ミスリル銀のチェーンで、
放心状態の聖女ちゃんを縛っていた。
自分はソファーで百合モノ読んでやがる……。
断罪執行。
「ごるぁぁー」
「ふに────っ」
ほっぺ、つねったった。
「ひはひれふ」
「おまえというキサマは。見ろ、この聖女の姿を……。鎖グルグル巻きの放心少女とか、見られたら即アウトな現場だかんね……」
確かにティースプーンを、
光る短刀にされたら困るけんども……。
これ、完全、誘拐前のソレですわ。
「……バトンタッチよ。私、見張っとくから……」
「うん! "令嬢サンドイッチ"が面白かったよ!」
マイスナがオススメの本を教えてくれつつ、
片付けを代わってくれる……。
いや、ょ、読まんからな……。
何よ、サンドイッチって……。
私が赤ちゃんの頃、
初めて言った言葉じゃん……。
「ぅ、うう……」
「……!」
聖女ちゃんを見てみると、
少し、意識が回復していた。
鎖でグルグルに縛っちゃってるけど……、
これ、後で怒られないかな?
「ひ……」
「……ひ?」
「ひとおもいにっ、ヤッてくださぃぃ……っ!」
「やるかあぁ!! 私の今後も考えんかぃっ!!」
まだ、お天道様の下を歩きたいんですよぉー!!!
「べつに……誰にも言わないから、ね?」
「こ、こんなぁ……こんな事がバレて……明日から生きていく自信がありませんぅぅ……ッッ!!」
「ぇ、えぇー……」
目の前で、マイスナがテキパキと、
食器棚に本をしまい込んでいる……。
……。
ちょっと、聖女ちゃんの立場で考えてみよう。
見ず知らずの初対面のお姉さん達に、
自分のエロ本、あっ、エロ本って言っちゃった。
エロ本を目の前で整理整頓されてるワケか……。
身動き封じられて。
たまに中身、読まれてるし。
あっ……コレ、
………………拷問………かな?
『────:…………。』
『>>>むごいな……』
〘------ギンガ様は道場:行っちゃったのんっ☆〙
先生が見ていられないほどの状況下だったか……。
優しいかんなぁ、先生は。
「ぃ、い、いいと、思ったんですぅ……」
「?」
「おと、男のヒト、より……おん、にゃ、の子どうしの、ほうがぁ……、悩み、ながら……く、ついたりして……純粋でぇ……いいにゃ、と、思ったんですぅぅ……!」
「私に言われても……」
そんなもんは懺悔室にでも行って、やってくれ……。
あんた、聖女なんだし、
セルフ懺悔室とかでイイじゃないのよ……。
何故に、こんなクルルカンのカッコした女に言うねんな……。
「あ、あ、会った人で、妄想して……いいな、って思ってたんですぅぅう〜〜……!! ぶぅああああぁぁぁ〜〜っ……!」
「…………」
冒険者の人たちでも……。
女二人組で会いにいけば、
聖女ちゃんは会ってくれたワケだ……。
つーか、"該当者"としては反応に困んのよぉ!
流石に聖女ちゃんコレクションの中にも、
" 義賊 ✕ 狂銀 " モノは、あるまいて……。
「ほ……ほら、レモンティーでも飲みなさい! 元気でるから……」
「うえぇ〜〜……! ヤダヤダ、シにゅぅうう〜〜〜〜……!!」
さっきまでの威厳は、
聖水と共に、完全に流れ出してしまっている……。
涙ポロポロのピンク髪の女の子は、
とても聖女とギルマスを、
兼任してる様には見えない……。
(ふぅぅ……流石に、しぬしぬ言い出してるのは、マズイったらないわねぇー……)
『────想定外の状況です……。』
「ふぅえぇええ〜〜〜〜ん!!」
あ──んまりにも、
こっちの秘匿情報にカマかけてくるので、
何とか交渉材料を、と思ったんだけれど……。
どうやら、彼女の魂の尊厳を脅かすような、
どえらいヒミツを盗んでしまったみたいだわぁ……。
「わ、わたひみたいなのは、どうせぇ、天国でジゴクにおちりゅんだぁぁ〜〜……!」
錯乱してて、
既に何言ってるか、わかんないわね……。
『>>>……ぉ、お年頃の女の子、助けるのも義賊の役目だよー……』
先輩、きさま。
ひとごとだと思ってからに。
〘#……やれやれ。どうやら、やりすぎたようだ……。どうにか彼女の尊厳を回復させなければならんな……〙
あっ! 先生もどってきたっっ!
(そ、尊厳を回復……って。ど、どうしたら……?)
〘#……わからぬ。ともかく、彼女の存在を肯定してやる、としか……〙
……どうせぇっちゅうんですか。
「ぐすぅ、ぶぐ……」
「にょんやぁー……」
「くゆぅー?」
メソメソの聖女さまが心配で、
うさ丸とカンクルが、そばに寄ってきている。
「ぅ……、う……、なぁに? あなた達も、わたしを笑いにきたの……? ふぅぅうヴぅぅ……」
完全に、聖ギルちゃんが、
ネガティブキャンペーンしとる……。
このままだと、ソファの下に、
聖なる池が生まれそうだ……。
「げ、元気、出しなさいって……!」
「ぅ、ぅ……。この世は混沌、光などナシ……」
なんか言い出した。
ああ──!! こんな鎖で縛ってっから、
アホみたいなコト言い出すのよ!!
ちぎれ、ちぎれッッ!!
歳下の女の子、鎖巻きとか無いからっ!!
──ガっ、キィん・・・!
──ブチィ! ブチィ! バギィイイッッ!
『────あ:アンティ……。
────握力だけで:ミスリルの鎖をちぎるのは:
────あまり:推奨できかねますが……。』
「んなこと言ったってねぇー……!」
熱で溶かすワケにもいかんし。
あ、マイスナの能力、私も使えるなら、
この鎖も変形できるカモなのか……。
つーか、マイスナに頼めばよかったわね。
ま、それはいいわ。
「──ほら。レモンティー持って……とりあえず飲みなさい」
「ぁ……あなたも私のこと、どうせ、心の中で笑ってるんでしょうぅ……? 女の子どうしの本ばっか集めてて、会った人で妄想しまくってる、イタイ、ピンク女だってぇ……!」
「思わないってば」
立場的に、思えねぇんだよぉ……。
そこの狂銀と、式あげてんだぞ、私……。
「う"ぞだぁぁ……!」
「うあぁ、泣くなってぇえー!」
レモンティーに、聖水がボタボタ落ちてやがる……!
涙味になっちゃうわよ……!
ったく、どうしてこうなった……。
ど、どうすりゃいいのよ──!!
────と。
────バぱァン──!!
「── と と の い ま し た ! 」
「えうっ!」
「──うぉっ!?」
本を、閉じる音がして。
マイスナが、何か言った。
狂銀、キサマ。
サボって読んでたな。
「リビちゃんを元気づける、手っ取り早い方法あります!」
「っ!! ──マジで!?」
ほぅ……!
少し危なっかしいトコあるけど、
マイスナは私の思いつかないような、
面白い視点を持っていると思う……!
ちょっと期待しちゃうじゃない……!
「マイスナ、どんな方法で────…… 」
『『 ねぇー、そろそろ私、戻してよー!! 』』
あっ、いけね。
シゼツ、壁に刺さりっぱだったわ……。
いかん、とりま格納しないと。
バッグ歯車を出して────・・・、
『────っ……!?:
────アンティ:回避を──!!。』
「 ……へっ? 」
クラウンの警告虚しく。
──── ガ っ ・・・ !!
「──っな!?」
────きぃいん!!
────ギン、がシュア……!!
「……」
「えへへ♪」
テーブルの上に、押し倒された。
白銀のウェイトが、のしかかる。
見上げる。
金と、銀の、目線が合った。
「ふふ♪」
「……?」
「ふふふ♪」
「…………??」
「ふふふふふ♪」
「………………???」
………………なん?
『────ローザ……?。』
〘------ダメのん……☆ マイちゃんに;
------権限;;おさえられたのん……☆〙
急にティーテーブルに押し倒され、
愛しの怨敵に馬乗りにされてる私。
頭ん中" ? "になるのは、
仕方がないわよね……………………?
「あの、マイスナ、さん?」
「ヨロイ、ほどくねっ……♪」
「 は ぃ ? 」
「 え ぃ ♪ 」
──きィんん……!! ガチャ、パシュ……!
──ギぃンン……!! ギャァ、スラァ……!
首元から、
私たちのヨロイが解けた。
金と銀の装甲が開き、
赤と青の筋肉繊維が、
無敵の守りを放棄していく────。
仮面と首輪の下が。
とても、涼しくなる。
『────遅:かった……。』
『『 えっ、なに、ケンカ? 』』
マイスナが、聖女に言った。
「リビちゃん、特等席ねっ──♪」
「ぇ、えっ……? あ、あのっ……?」
すぐに視線を私に向ける、
銀の瞳の、二本ヅノの、お姫様──。
「 あ ー ん て ぃ ♪ 」
「 ま 、 ま い 、 す な ・・・ ? 」
半裸狂銀、おい。
ゴラ。
さみぃぞ。
きさま。
いったい、どーゆぅ、つもり………………………、
……………… は ッ ッ ッ ! ?
ままままままままままままままままままままままままままささささささささささささささまままままままままままままままままままままままままさささささささささささささささままままままさささささまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかまさかぁあああああああああああああああああ────……!!!
「聖女ちゃんの、みらいのためですっ……♡」
「おおおお、おおおぃっ!? ゃめっ! ぁ、あほぉおおお──……っ!?」
Q.トップレスの狂銀(同性)が迫ってきました。
トップレスの義賊はどうすればいいですか?
10文字以内で答えなさい。
『C7:ニャンニャンにゃあぁ……』
『C3:あれ〜〜っ? シーニャ、ドコ行ったみゃ〜〜??』
こいつのやろうとしていることは、
ふたりでなかよく、
公開自爆処刑だだだだだだぁぁぁ──……!!!
「マイスナっ、話せばわかるっ!? やめっ、今なら許すか──…… 」
「"オーダー"、抵抗禁止……♪」
ぐぬぉ……!?
──フゥ────ュュュンン・・・!
────────────────────
"隷属紋章"が発動しました──!▼
アンティの行動が抑制・・・!▼
────────────────────
し、しまった……!
これ、まずっ……!?
「お、オー、ダー……、ぅ、上、から──」
「"オーダー"。私の目を見て……♡」
こっ、こいつぅう……っ!
マイスナをガン見する前に、
何とか抵抗して、
30セルチくらい横のソファーに座ってる、
リビエステラちゃんのほうを見る。
(……え?/// え?/// え?///)
あぁ……確かに、特等席ね。
至近距離、すぎるぅ……。
あああぁぁ……!
「うぐぅうう〜〜……!」
「ふふふ……♪」
"命令"に逆らえず、
マイスナの目を見る。
今、私と、こんのアっフォ嫁のおヘソには、
うっすらと紋章が浮かんでるはずだ──。
「おっ、おおっ、オクセンふぇるトォ……!! やっめ……! やめんかぁぁあああああ////// こんなっ、ひとまえ、でぇええええええええぇぇ・・・!!!//////」
「ふふ…………♪ 奪い過ぎたのなら、返せばいいんだよっ♪ わたしたち……ふたりで……ねっ♡ いくよぉ、クルルカんぅぅ・・・♡//////」
あぁ……!
やっぱり私の、天敵は、コイツだわ……ッ!
『>>>……………ぃ、いいんすかねぇ?』
〘#……………色々と、吹き飛ばす効果は、ありそうだな……〙
いーちーだーいーめぇー……!!!
みすてないでぇー……!!!
たすけてぇー……!!!
ほんとうに、すぐ近くから。
えらい楽しみそうな聖女ちゃんのオーラを感じる……!
「ま、まさかっ……!?!?//////
ど、ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ……!!!」
「フナウぅー」
「にょわぁー……」
「かんくゅーぅ?」
み、み……み、見るんじゃ、ねぇぇー!!!
『『 か、風邪ひくよぉー? 上に何か着ないと? 』』
〘------すぐアツくなるから;大丈夫のんよぉ……☆〙
『『 えっ、そうなの?? 』』
「覚悟はいーぃ……?」
「ひゃ、ひぃえぇえ……!」
ほてった体温が、近づいてくる。
正面から、くる。
それは、ガチンコだった。
「アンティ……あ──ん……♡」
「ぁ、あほぉおおおぉぉ……♡」
「 ほぁぁ……////// 」
レモンティーを持った聖女ちゃんは。
特等席にて、めちゃ楽しんだと言う。
リビエステラは全回復した!!▼
((o(。>ω<。)o))










