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Another・StarStellar〜星華ノ異端〜  作者: naikuro@シロ/naisiro@クロ


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第四話裏編・『本家』

久しぶりに家に帰るとお父様が出て来た。心配はしてないが何かを察してるのか聞いてくる


と言うよりかは……お母様が多分話してあるとは思うけど……頼るにしても……頼れるとは思うけど……お母様が許可してくれるとは思うけど……お父様がどう思うかだけど……


「取り敢えず食べるか?」


「話はしたいけど……うん」


それだけ言うとリビングへと向かって椅子に座る。机には簡単な食べ物が置かれて、お父様が対面に座る


「一応聞くけどさ……大丈夫か?」


「まぁね……本題入っても良い?」


「お母さんからある程度は聞いてる。それで、俺は何をしたら良い?」


だろうね……ただ、昨日の今日でとは思わなかった……流石にお父様の目が真剣で何時もの様なおちゃらけた様な感じじゃ無かった……


「お父様も知ってるとは思うけど……あの街の崩壊は神華(かみしろ)だと思う。根拠は炎と……『幻想火霊(カグラヅチ)』


あの子が何も無かった言ってるけど……炎に僅かの意思があった。あの子は純粋な炎だけど……これは違った


誰かの意思が混じった炎で最初の攻撃時に起きた炎。まだ消えてなかったのは偶然で……あの子自体には全ての火種と炎の回収を頼んでたから


ただ……神華(かみしろ)の意思は有るけど……何か別の感じがする。言葉には出来ないけど……それ以外にも有るとは思う」


お父様は最後まで話を聞いてつまみながら……そして、やがて考え終えたのか……


「分かった。何をしたら良い?」


「……最初で最後に友達になった頼みで、その人の弟を預かって、一緒に暮らす事になってる……と言うよりかは住む場所自体が無い


あの街と共に崩壊したから。私の家もそうだけど……此処に戻っても良い?」


「馬鹿だなぁ。お前の家だから帰っても良いに決まってる。それに許可なんて必要無い。お前は俺達の娘。苗字は違うけど、なんと言おうとお前は天星と俺の娘。お前を引き取り育てると決めた時点でそうだからな


それに……お前の母親も天星に託したんだ。信用してだ。出来る事じゃない


お前はまだ子供だ。危険な事は絶対に止めるし異能力が珍しく特殊だとしても……絶対に俺達はお前の頼みを断らない。好きだし家族だからな


と、そんなだけど、別に構わないし……こっちでも見繕ってる。で、星月(せいげつ)の『幻想火霊(カグラヅチ)』はちゃんと人間?」


「一応……でも、性質は炎その物。姿は私そのもの……これは言ってなかったけ……


友達の姿を借りてその弟の姉として接するつもりだから……」


「なるほど。天星の言った通りだな」


お母様……!?。いや、何となく分かってたけど……幾ら何でも……いや、だから、何も言われなかったのか……


「こっちでも調べるからそこは大丈夫。そうだな。用意はしておくから……数日は待ってくれるか?


ごたついてるのもあるけど……天星の方もな。取り敢えずは俺の実家を使ってくれ。それで良いのならそのまま。必要なら送るけど?」


「いや……それで十分だけど……お爺様達に迷惑は掛からないの……?」


「大丈夫。空き家だから大丈夫だし、親父達は海外で遊んでるから問題無い


好きに使っても構わない。あっ、一応……後日になるが必要なモノは送る。何も無いからな」


それはそれでいいのか……?。と言うよりかは何も無いとは?


「管理はしてるけど要らないからほぼ中身売ったり破棄してるからほぼ空っぽだからな。維持しても意味無いしな」


……そういう事ね……


「ありがとう。あっ……一応……記憶を変えてるから私を姉と認識するのと……あの子を妹として認識する様にしてあるから……来る時に会ったら……」


「分かってる。上手くする。それよりも……使わないのに使ったのか?」


「友達の頼み」


「……何時か話せよ」


「うん。分かってる。今は……取り敢えずは問題を片付けないといけないから……それまでは。それにタイミングは決めてある


今は取り敢えずは……暮らす場所と根回しをしないといけない……後、絶夏(ぜっか)叔母さんと終雫(しゅうな)叔母さんにも協力して貰えるように行くつもり


絶夏(ぜっか)叔母さんは多分大丈夫だけど……終雫(しゅうな)叔母さんはまだ折り合いが付かないから……でも、向き合わないといけないから……お父様は安心して欲しい」


「分かった。それはお前に任せる。どの道……お前を引き取ると決めた時から考えてたから


それじゃ、発注しないとな……」


そう言って立ち上がるとタブレットを手に何かを操作してるのを見届けてから食べ物を食べた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


炎を舞い上がりながら門をくぐった。多分これで私が来たのは認識されたとは思うから……


「珍しいですね……て、本物じゃないのですのね?」


まぁ、分かってるのは思ってたけど、やっぱりお母様と会ってる人からしたらバレるか……仕方が無いか……


「頼まれて来た。絶夏居る?。夏吹(かふ)さん」


「絶夏様なら居ます。と言うよりかは取り繕わないのですか?」


「した所でバレるから……私は下手くそだし……何よりも人間は違う……そうでしょ?。なら、もう素で行く


その方がしんどくないから」


「……産まれてばかりなのにしっかりしてますね」


「お母様を見たから」


「だろうですね。取り敢えずは此方です。話は多分……通ってます。昨日まで多忙でしたので」


うん。知ってる。だから一応連絡した上で来ただけ。通っていても通ってなくても、絶夏は迎えてくれると思うから


取り敢えずは抜けていく時に騒がしい音が聞こえていたが無視してそのまま着いていく。時折飛んでくる物を燃やしつつだけど……


「今日は喧嘩?」


「始祖達の戯れです」


「なるほど……?」


前に来た時もそうだけど……ここ本当に賑やかだなと思う。ただ……爆発音やなにか騒々しい音さえ無ければ……それを聞きながら普通に仕事してる絶夏は本当に化け物だなと思う……


所々ボロボロで放置してるあたり、直しても変わらないと判断されてるみたいだし……何とも言えない……





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