弱肉強食
『ったぁ!着いた〜!』
あれ?
なんか、おじさんが立ってる。
誰だ?
なんでだ?
草を踏みながらゆっくりと近寄る。
『あの…こ、此処…フォレスト学院ですよね?』
「よう来たな。
君が来てくれるのを、待っとったわい!」
『えっ、はっι?』
急な展開に、意味がわからない私。
「ワシは、此処の学園長。【ミル・スペルス】だ」
『あっ、先程はスイマセン!!私は
「ベル・ワトソンじゃろ?わかっておる」
『そうですよね…
あの、此処にくるまでに、なんか出てきたんですけど…』
「あぁ、あれは…最終試験の罠だ。」
『ぇっ…』
「簡単に学院には、入れやせん…由緒正しき学園に、弱い奴は必要はない…」
『…』
この世のなかは―
弱肉強食。
と、いうことを―
改めて、実感させられた。
『スイマセン。聞きたい事があるんですけど…』
「なんじゃ?」
優しい笑みを向ける。
『結局何人受かったんですか?』
「40人くらいじゃろ。」
『…そうですか。』
私は、不安な気持ちを押し殺し学園内に入った。
湖の真ん中まで続く道を抜けると、立派な門構えが合った。
すごい。
皆綺麗。
『寮長に、会いに行くんですか?』
「その前に、お風呂を貸してあげるから体を洗いなさい。」
『有難うございます。』
「ワシの孫も、紹介したいしのう。」
『はい!』
と、言う事で。
不思議な園長さんに、着いていき学園内の、一番高い所にある部屋に入った。
続く




