第26話 強敵
しばらく地下通路を進んだ先で、突然、視界が大きく開けた。
「……広いですわね」
ロザリアがふっと足を止める。
そこは、これまでの狭く入り組んだ暗い通路とはまるで別世界だった。
巨大な地下広場。
床一面には、幾年月を経てなお頑丈な石板が、隙間なく敷き詰められている。
空間を支えるように立ち並ぶのは、大人が数人がかりで抱えても到底腕が回りきらないほどの極太の石柱。それらが遥か頭上の暗い天井へと何本も伸びていた。
柱の側面や根元にはいくつもの篝火が焚かれ、ゴウッ、ゴウッ、と荒々しい音を立てて燃え盛っている。
赤橙色の炎が揺れるたび、巨大な影が石床の上で揺らめき、広大な空間全体を異様なほど明るく浮かび上がらせていた。
隠れる隙間すら存在しない、剥き出しの戦場。
「……こりゃ、歓迎会の準備は万端ってとこか」
ゾランが気だるげに肩を回しながら、周囲へ視線を巡らせる。その目だけは、少しも笑っていなかった。
広場の真正面――巨大な石壁の中央には、黒々と不気味な口を開けた開口部が一つだけ存在していた。
門も扉もない。
ただ、果てしない暗闇へと続く通路の入口が、ぽっかりと佇んでいる。
左右を見回しても、他に抜け道らしきものは一切見当たらなかった。
その時。
ロザリアの瞳が、淡く神聖な翠に輝いた。
【愛の求導者】
彼女の視界に、鮮やかな一本の緑の光線が立ち現れる。
光はロザリアたちの足元から始まり――広場の中央を貫いて、反対側の黒い通路の入口へとまっすぐ伸びていた。
そしてその先、迷宮の最深部へと途切れることなく続いていく。
「……間違いありませんわ」
ロザリアが正面の闇を見つめ、静かに告げた。
「ルクレイン様の元へ向かうには、あの道を通るしかありません」
「他に迂回路はないのですか?」
マクシミリアンの問いに、ロザリアは小さく首を振った。
「ありませんわ」
左右に折れる道も、裏道もない。
この広場を真っ直ぐに突っ切り、正面の口を抜ける。それ以外に道は存在しなかった。
「つまり……」
ゾランが正面の暗闇を見据え、口元を皮肉げに歪める。
「いつも通りってわけだ。楽な道なんざ、最初から用意されちゃいねえ」
「ええ」
ロザリアの瞳に一切の迷いはない。
「必ず、ここを突破いたしますわ」
直後だった。
ズン……ッ。
広場の向こう側。唯一の出口である黒い通路の奥から、石床を震わせる重い足音が響き渡った。
ズン。
ズン。
ズンッ……!!
巨大な肉塊の群れが、地鳴りのような響きとともに迫ってくる。
「……来ます!」
ロザリアの翠の視界に、血のような赤の警告が弾けた。
【敵性反応:複数】
【危険度:極高】
【進行経路上に遮断勢力存在】
「……ずいぶんと大所帯だな」
ゾランが鼻で笑う。
マクシミリアンは無言のまま、左腰の妖刀《焔》の柄へ自然に右手を添えた。その横顔には、さざ波ひとつ立っていない。
メイは白い手袋の指先をきゅっと引き絞り、音もなくロザリアの前へ半歩進み出た。
「お嬢様。私の後ろへ」
「ええ」
やがて、黒い通路の奥から巨大な影が姿を現した。
一つ。二つ。三つ。次々と暗闇から滲み出てくる。
ワニを思わせる頭部。
黒緑色の強固な鱗。
岩盤を重ね合わせたような分厚い外皮と、太い丸太のような腕。
そして、頭部の半分を占める巨大な顎と、短剣のごとき牙の列。
十。十五。そして――二十体。
「……なんだ、ありゃ……」
後方の騎士が、恐怖に引きつった声を漏らした。
先頭のアギトが、口の端を吊り上げて笑う。
「いたぞ」
「人間だ」
「食えるな」
「柔らかい頭は俺によこせ」
渦巻く殺気と食欲に、騎士たちの顔が引きつる。
その凶暴な群れの後ろから、ひときわ巨大な個体が悠然と前へ出た。
他のアギトより頭一つ高く、肩幅も、腕の太さも、巨大な顎も、すべてが一回り大きい。
《顎》を束ねる男――グロガリ。
「……十人ぐれえか」
グロガリが牙を剥き出しにして、冷酷に嗤った。
「思ったより少ねえな」
ゾランが肩をすくめ、口元に薄い笑みを浮かべる。
「残念だったな。こっちもまったく同じことを考えてたところだ」
「何?」
「二十と一匹しかいねえのか、ってな。……ま、数えるのも面倒だから、それくらいがちょうどいい」
「……ハッ」
グロガリの黄色い瞳が、殺気で細められた。
「言うじゃねえか」
次の瞬間――。
「喰え」
その一言で、二十体のアギトが一斉に地を蹴った。
「来るぞ!」
騎士の叫びが響く。
ドドドドドドッ!!
巨大な肉塊の群れが、石畳を砕きながら突進してくる。
「盾を構えろ――!」
最前列の騎士が決死の覚悟で大盾を構えた。
だが――。
「邪魔だ」
ゴォンッ!!
「ぐぁッ!?」
アギトの太い腕が横薙ぎに振るわれる。鋼の盾がひしゃげ、騎士の身体が真横へ吹き飛んで、極太の石柱へ激突した。
「おい!」
別の騎士が駆け寄ろうとした瞬間、もう一体のアギトが倒れた騎士へと跳びかかった。
「待――」
ガブッ!!
巨大な顎が容赦なく閉じる。
鈍い音。短い悲鳴。
アギトは騎士を咥えたまま頭を激しく振り、骨ごと噛み砕いた。
生々しい破砕音が、広場に虚しく反響する。
「……チッ」
ゾランの顔から、薄笑いが消えた。
「本当に食いやがるのかよ。……悪趣味な連中だ」
「下がってください」
静かな声だった。
決して大きくはない。だというのに、その一言は戦場の喧騒を切り裂いて、全員の耳に届いた。
マクシミリアンが、ゆっくりと前へ歩み出る。
急ぐでもなく、構えるでもなく。まるで散歩でもするかのような足取りで。
「ここから先は、我々が」
一体のアギトが大口を開け、マクシミリアンへ一直線に躍りかかる。
牙が迫る。生臭い息が届く。
それでもマクシミリアンは、瞬きひとつしなかった。
右足を半歩引く。
腰を落とす。
そして、そっと瞼を伏せた。
――刹那、世界から音が消えた。
《抜刀》
閃光が、一筋。
誰の目にも、刃は見えなかった。
見えたのは、ただ鞘から零れた一瞬の光と――
チン――。
澄んだ鍔鳴りの音だけ。
マクシミリアンは既に刀を納め、アギトの脇を通り過ぎていた。
一歩。二歩。
ズルッ――。
背後で、アギトの巨大な首が胴体から滑り落ちた。
ドスン、と重い音を立てて石床を転がる。首を失った巨体が、自分が死んだことにようやく気づいたかのように、遅れて崩れ落ちた。
「な……」
周囲のアギトたちが、一瞬言葉を失う。
「……遅い」
マクシミリアンが、誰にともなく呟いた。
我に返った二体目が、横から丸太のような腕を振り下ろす。
マクシミリアンは振り向きもしない。風に揺れる柳のように、ほんのわずかに身を傾けただけで、豪腕が空を切った。
その懐へ、音もなく滑り込む。
再び、《焔》が閃く。
ザンッ!!
硬い鱗ごと胴体を深々と斬り裂かれたアギトが、大量の血を噴き散らして石床へ崩れ落ちた。
マクシミリアンの白い外套には、返り血一滴すら届いていない。
わずか数秒で、二体。
グロガリの目から、獲物をなぶる色が完全に消えた。
「……おい。そいつに一人ずつ突っ込むな」
跳びかかろうとしていたアギトたちが制止される。
「数で囲め」
そしてグロガリは、後方へ首を巡らせた。
「それと――例のやつを出せ」
「……あれを使うのか?」
「ああ」
後方に控えていた数体のアギトが、石柱の陰へ走った。
そこには、分厚い布を被せられた巨大な荷物が並べられていた。
バサァッ! と乱暴に布が引き剥がされる。
現れたのは――黒銀色の鈍い光を放つ、巨大な防盾。
ただのアダマンタイト製ではない。盾の表面には、重厚な魔術刻印が所狭しと刻み込まれていた。
斬撃、剣圧、そして斬撃系スキルによって生じる衝撃そのものを拡散・相殺するために鋳造された――対斬撃特殊防盾。
「おら、持てッ!」
「そいつ相手に普通の盾じゃ意味がねえ!」
特殊防盾が、前列のアギトたちへ次々と手渡される。
ズンッ。
ズンッ。
盾が石床へ置かれるたび、地鳴りのような重低音が響いた。
人間なら二人がかりでようやく持ち上がるほどの重量。それをアギトたちは片腕で軽々と構えてみせる。
「盾持ちは前だ!」
グロガリが吠える。
「剣のやつを完全に囲め! 一対一の隙を与えるな!」
正面、左右、背後。
数体のアギトが、特殊防盾を隙間なく並べてマクシミリアンを包囲していく。
黒銀の壁が、四方から彼を閉じ込めた。
それでも、マクシミリアンは柄に手を添えたまま、ただ静かに立っていた。
正面の一体が盾を突き出した。
「押し潰せぇッ!」
マクシミリアンの右手が、音もなく動く。
《抜刀》
銀光。
ガァァァンッ!!
耳をつんざく金属音が、広場に炸裂した。
防盾に刻まれた魔術刻印が一斉に蒼白く発光し、《焔》の刃が放った凄まじい斬撃の力を、盾全体へと一瞬で逃がす。
「……」
マクシミリアンの瞳が、わずかに細められた。
防盾には深い傷が刻まれている。しかし――断ち切れてはいない。
「ほう」
グロガリが牙を剥き出しにする。
「対斬撃用だ。いくらお前の剣でも、そう簡単には抜けねえぞ」
マクシミリアンは、刃の痕が残る防盾を静かに見つめた。
その口元に、ほんのかすかな――本当にかすかな笑みが浮かぶ。
「なるほど。良い盾です」
一拍。
刀が、再び鞘の中で鳴った。
「では、何度耐えられるか試してみましょう」
キィン。
二の太刀。寸分違わず、同じ傷の上。
キィン。
三の太刀。またも、同じ場所。
刻印の蒼い光が、苦しげに明滅した。
盾の傷が、ほんのわずかに――しかし確実に深くなっていく。
「刃が通らぬなら、通るまで振るうだけです」
淡々と告げるその声に、盾を構えたアギトの腕が、初めて震えた。
グロガリの笑みが、一瞬だけ引きつった。
一方――。
「シュッ!」
ゾランのレイピアが、アギトの喉元へ電光石火の速さで突き込まれる。
ギィンッ!
切っ先が、鱗に弾かれた。
「……へえ」
ゾランは弾かれた剣を見下ろし、どこか他人事のように眉を上げた。
「効かねえか。ま、世の中そんなもんだ」
「今なにかしたか!」
アギトが豪快に腕を振るう。
ゾランは紙一重の見切りで、わずかに上体を反らした。拳圧だけが頬をかすめ、乱れた前髪を揺らしていく。
「当たらなきゃ、どんな怪力もただの風だぜ」
体勢を低く落とす。
右。左。
喉、脇、胸。
精密な連続突き。だが、外皮が硬すぎて深く入らない。
「……やれやれ。生まれてこのかた、楽な仕事に当たったためしがねえ」
「ハハハハッ!」
「大人しく食わせろ!」
「やめとけ。不味いぞ、俺は」
ゾランがつむじ風のごとく、一気に懐へ滑り込んだ。
「――そこだ」
細剣の切っ先が、アギトの右目を正確に貫く。
「ギャアアアアッ!?」
「目ん玉まで鎧ってわけじゃねえよな。安心したぜ」
ゾランはそのまま顔面を蹴り飛ばした。だが――。
「殺す……ッ!」
片目を潰されたアギトが、なおも怒号を上げて突き進んでくる。
「威勢がいいな。長生きしねえタイプだ」
ゾランの手のひらに、青白い冷気が凝縮された。
「少し、頭を冷やせ」
バキバキバキッ!!
凄まじい氷結が石床を奔り、アギトの両脚を一気に氷漬けにした。
「なっ!?」
「動けねえだろ。……悪いが、待ってやる趣味もねえ」
ゾランが踏み込む。
目、口腔、喉の隙間。
十数回の精密な連続突きを同じ場所に叩き込み、ようやく巨体が沈んだ。
ゾランは剣を一振りして血を払い、口の端だけで笑った。
「……一体にこれだけかよ。割に合わねえ」
だが休む間もなく、二体目が横から大顎を開けて襲いかかる。
「チッ。順番くらい守れよ」
ゾランは身を沈めて顎をかわし、懐へ滑り込んで再び眼球を貫いた。
「ギャアッ!」
「悪いな。そこしかまともに通らねえんだよ」
さらに氷結が走り、脚を凍らせる。
間髪入れずに細剣を叩き込み――二体目も石床へ崩れ落ちた。
「……ふぅ。二体、と」
ゾランが息を吐く。
体内の魔力が目減りしていくのを感じ取り、小さく舌打ちした。
(このペースじゃ、魔力が持たねえな……。ま、いつものことか。ツイてねえのは慣れっこだ)
反対側――メイの前にも、数体のアギトが殺到していた。
「女だ!」
「先に食うぞ!」
「誰が食わせるか!」
騎士の一人が、守ろうと前へ出かける。
だが――。
「不要です」
メイが、涼やかに言い放つ。
一体が丸太のような拳を振り下ろしてきた。
メイはくるりと身を翻した。黒いスカートの裾がふわりと花のように広がり、拳は虚しく空を切る。
まるで、舞踏会でワルツのステップを踏むかのような優雅さで。
直後――白銀の籠手をはめた拳が、アギトの腹部へ深々と突き刺さった。
ドゴォンッ!!
「ぐぼッ!?」
巨体が浮く。
メイは艶やかな黒髪をなびかせて踏み込み、無防備な顎へ拳を突き上げた。
バキィッ!!
短剣のような牙が砕け飛び、首が後方へ垂れ下がる。
巨体が仰向けに倒れ、動かなくなった。一体。
「お触りは厳禁です」
メイは乱れた前髪を、白い指先でそっと払った。
次のアギトが横から躍りかかる。
メイはその場で軽やかに回転した。
翻るスカートの奥から、黒いストッキングに包まれたしなやかな脚が、弧を描いて閃く。
バゴォンッ!!
銀の装甲靴が側頭部へ直撃。首が不自然に折れ曲がり、巨体が石柱へ激突した。
石柱に巨大な亀裂が走る。二体。
ふわり、とスカートの裾が遅れて舞い降りる。
純白のエプロンには、返り血一つ付いていない。
「……次」
メイは片足を引き、スカートの端を摘まんで、優雅に一礼してみせた。
「どなたから、お相手いたしましょう」
「この女ァ!」
三体目が突っ込んでくる。
メイの拳が、正確に顔面を捉えた。
ドゴッ!!
アギトが数メートル吹き飛び、石床を転がる。
だが――。
「…………」
メイの長い睫毛が、ほんのわずかに伏せられた。
倒れたアギトの指が蠢く。
そして、ゴリ……ゴリゴリ……と骨を鳴らしながら、のろのろと起き上がってきたのだ。
「……痛えな……だが、来ると分かってりゃ、一撃じゃやられねぇ」
「あら」
メイは小首を傾げ、氷のように冷たく微笑んだ。
「では、連続でぶち込んであげましょう」
言い終わるより早く、別の一体へ鋭い蹴りが叩き込まれる。
ドォンッ!!
巨体が石柱へ吹き飛ぶ。だが、それも致命傷には至らない。
数秒後には、柱へ手をつきながら立ち上がろうとしていた。
硬い。そして、恐ろしいほどにしぶとい。
「……面倒ですね」
それでもメイは退かない。
一体を殴り飛ばす。次。
蹴り飛ばす。また次。
黒と白の裾が翻るたび、巨体が宙を舞う。
その姿は戦いというより、血の匂いの中で踊る、ひとりきりの舞踏だった。
目の前の脅威をロザリアへ近づけさせないため、メイは無意識のうちに一歩、また一歩と前へ出ていた。
そのたび――ロザリアとの距離が、少しずつ開いていく。
それを、グロガリは離れた場所から冷ややかに見つめていた。
「……いいぞ、悪くない」
その瞳は、単なる肉食獣のものではない。戦場全体を俯瞰する、狡猾な指揮官の目だ。
マクシミリアン、ゾラン、メイ。
三人とも常軌を逸した強さだ。正面から一体ずつ突っ込ませれば、こちらの数を減らされるだけ。
そして――グロガリの視線が、戦場の後方へ移った。
淡い色のドレスを纏った美しい少女。
胸元に抱えた黒い魔導石板。
そして、神々しく淡く輝く翠の瞳。
「……あいつだな」
グロガリが低く呟く。
あの女自身は戦っていない。それなのに、あのパーティの進軍の要となっている。
「罠も、待ち伏せも……全部あいつが見抜いてやがる」
グロガリの口元が、歪に吊り上がった。
「……あの女が、この馬鹿みてえな進軍速度の原因か」
隣のアギトが牙を鳴らす。
「じゃあ食うか?」
「馬鹿。食うな」
「え?」
「生け捕りだ」
グロガリがロザリアを指差す。
「人質にもなる。それに、あいつさえ押さえりゃ、こいつらは今までみてえには進めねえ」
グロガリは胸を大きく膨らませ、咆哮した。
「聞けッ!!」
広場全体に怒声が轟く。
「剣のやつは防盾で囲め! 一対一になるな!」
「細剣のやつは足を止めろ! 氷を使わせ続けろ!」
「メイドには休みなく敵をぶつけろ! 前へ引きずり出せ!」
アギトたちが一斉に配置を変えた。
マクシミリアンの周囲へ、特殊防盾を持った個体が密集する。
ゾランへ、複数の敵が襲いかかる。
メイの前には、次々と新たな個体が送り込まれる。
「来なさい」
メイが一体を殴り飛ばす。次。
蹴り飛ばす。また次。
そのたびに、一歩。また一歩。
ロザリアからの距離が遠のいていく。
そして――ほんの一瞬だけ。
ロザリアまで一直線に通じる、ぽっかりとした隙間が生まれた。
グロガリの目が凶悪に光る。
「今だッ! 行け!」
二体のアギトが、巨体を低く沈めた。
「――あの女を取れッ!!」
ドォンッ!!
石畳を砕きながら、巨大なワニ型魔族がロザリアへ向かって一直線に爆進した。




