【緊急速報】栃木・足利の山間部で大規模沈下と山崩れ(たいよう新聞デジタル/9月5日8:02)
4日夕方、栃木県足利市北部の山間部(旧・栖網喪岡周辺)で大規模な地盤沈下および山体崩壊が発生した。県警や消防によると、周辺の住宅街や捜索にあたっていた現場関係者が巻き込まれたとみられ、被害状況の確認が進められている。
政府は同日午後5時30分、官邸危機管理センターに官邸対策室を設置。栃木県からの要請を受け、陸上自衛隊への災害派遣要請を行った。
警察庁および総務省消防庁によると、現地捜索隊および警察車両との通信が断絶しており、大規模な通信障害または2次災害が発生している可能性があるという。
事態を受けて栃木県は、足利市全域および隣接する佐野市の一部地域に対し、警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」および「緊急避難指示」を発令した。
現場周辺では、山裾から広範囲にわたり地中からの有毒ガスの噴出が確認されているとの情報があり、県と警察当局は現場周辺の道路を全面通行止めとし、住民に対して「屋外への避難を控え、気密性の高い屋内に留まり戸締りを徹底するよう」厳重に警戒を呼びかけている。
気象庁によると、この山崩れに伴う大きな地震動は観測されておらず、地下に存在する大規模な空洞(鍾乳洞)の落盤が連鎖的に起きた可能性があるとして、専門家を派遣して調査を急ぐ方針。
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今回、山体崩壊が発生した現場は、先月20日に「すみれが丘マンション大規模崩落事故」が発生した現場と同一区域。
専門家によると、現場周辺の地盤には石灰岩が多く含まれており、雨水などの浸食によって地下深くに複数の空洞(溶岩洞や鍾乳洞)が形成されていた可能性が指摘されていた。先月20日の崩落事故についても、この脆弱な地盤が崩壊したことが原因とみられている。
現場では事故発生直後から連日、不眠不休の捜索活動が続けられていたが、これまでに生存者は確認されていない。また、捜索中の二次災害や現場の特殊な地形により、捜索隊員複数名との連絡が途絶える事態も発生しており、現場地下には想定を大幅に上回る大規模な縦穴(ドールトン群や竪穴)が存在していた可能性が極めて高いという。
今回の連鎖的な山体崩壊を受け、専門家は「旧・栖網喪岡の地下全体に網の目状の巨大な浸食洞が広がっていた可能性がある」と分析している。
政府および行政当局は、現場周辺でさらなる大規模崩壊の危険が極めて高いとして現地を完全封鎖。現場の立ち入りを厳重に制限しており、現在も被害の全容把握には至っていない。
一方、SNS上では「現場周辺で発生した異常な食害事故」や「新種とみられるクモの大量発生」を捉えたとする動画や画像が拡散しているが、警察庁はこれらについて「事実無根のデマ情報である」と否定。「不確定な情報拡散に惑わされることなく、行政の指示に従い冷静に行動してほしい」と厳重に呼びかけている。




