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死獣神~死の書~  作者: 天馬光
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ガールズトーク(1)

 闇に暗躍し、ターゲットの命を奪い取る裏稼業・殺し屋。

 これは、その中でも最強と謳われた1人の殺し屋と仲間達の終わりの物語。

 平成18年11月25日午後1時頃。ここは、東海地方が誇る観光地・伊豆。

 関東から来た観光客で駅の出口がごった返す中、わざわざ関西から来た少年少女の姿があった。朋美と柚と大牙と未来である。


 目的はもちろん死獣神のお仕事。指名されたのはキララだけなのだが、彼女の特性上、単独で仕事をさせるのは流石に自殺行為。

 そこで、同じく武術の心得がある大牙と柚がサポートに抜擢され、その話を小耳に挟み、あ(・)る(・)思(・)惑(・)から志願した未来も同行することになった。

 ちなみに、翔馬の自爆騒ぎで色々とドタバタしたせいもあり、実質、この依頼がキララのユニコーンとして初めての仕事となる。


「皆さん。今回はよろしくお願いします。それと、ごめんなさい。皆さんにもお仕事があるのに、お手を煩わせてしまって……」


「別にいいっすよ。翔馬先輩達は別件で無理。その上、ターゲットも大所帯ってんなら、俺らがいた方が断然いいっしょ。それに、俺は力持ちっすからね。最悪キララ先輩が寝ちまっても、抱えて逃げ切れます」


「そうね。ま、私の場合、それプラス、キララさんの拳法をコピーするのも目的の1つだけど」

 それを聞いた大牙は、柚がコピー能力によって今以上に格闘戦に強くなることを想像し、敵じゃなくてよかったと心の底からホッとした。


「そういうわけだから、あまり気にしないで。あなたも、キララさんも」


「わかりました」


「それで、これからどうするの?」

 未来にそう尋ねられると、朋美は白昼堂々ターゲットがいる海辺の孤児院に侵入し、仕事をするのはリスクがあると判断し、まずは孤児院近くで宿をとろうと思っていると述べた。


 この考えに3人は賛成。こんな機会でないとまず来ない伊豆の町を仕事の時間まで楽しむことにした。

 今回の主要人物はキララ達朋美の多重人格と黒猫と未来です。

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