表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/57

ガールズクロスライン 第22(夜)絵筆と時計塔

夜の都市を見下ろす高塔。 

その先端に立つ彼女は、制服姿のまま腕を広げ、空を漂う無数の歯車と光の粒に手を伸ばした。

巨大な時計の針が静かに時を刻み、都市全体が黄金の機械仕掛けのように輝く。

彼女は目を丸くしながらも一歩を踏み出し、足元の鉄板がかすかに震えるのを感じていた。


「ほら、聞こえる? 未来が動き出す音だよ」


囁くような声が夜風に溶ける。その姿は、時間を超える物語の扉を開こうとする案内人のようだった。風に舞うリボンがきらめく夜空に溶け、街の無数の灯りが拍手のように彼女を迎えていた。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
エルさんこんばんは。 第22話朝・夜の回拝読しました。 朝の回の「描きたいよ~」という気持ちすごく伝わります。 私も手描きする時や、AI作品でイメージが湧いたとき、とてもワクワクしますね。 好きを形に…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ