前へ目次 次へ PR 45/57 ガールズクロスライン 第23話 眠気と星鯨の都市 朝の光がカーテンを透かして部屋に射し込み、観葉植物の葉がきらめいている。 パジャマ姿の少女は大きなあくびをして、片手で目をこすりながら立ち上がった。 まだ夢の余韻が残るように瞼は重いけれど、その頬にはほんのりと赤みが差している。 机の上のパソコンや本は、今日も始まる小さな冒険を予感させていた。彼女は小さくつぶやく。 「ふぁぁ……今日もがんばらなきゃ」 その声は柔らかな陽だまりに溶け込み、眠気と新しい一日のはじまりを繋ぐリズムとなった。