↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
COLOR A RING  作者: karifura
5/9

05話

「あぁ~申し訳ありません。つい…」

何か有ったのか、ラファエルのほっぺが赤い。


「私達も同じです…が、この長い年月で人間の考え方がねじ曲げられ、極端な考えを起こす者達も多数存在しております。そこに下位天使や魔族が介入し、おかしな方向に向かっている様です。」

ハリセンでどつかれ我に返ったラファエルが現状を述べる。


「して…ミカエルとガブリエルはいつまでそこに隠れているつもりだ?」

左側の扉を見ながらサタンが問う様に言った。


孔雀の尾の様な模様の羽が生えた天使とラッパを持つ綺麗なお姉さんの天使が現れる。

「ルシファ~様ぁ~~!!!久しぶり~~~!!!」

お姉さん天使がサタンを抱き上げ頬にキスしたり、抱き締めたり…

抱き締めたり…抱き…締めたり…締めたり…

「締まっとる!!!」

慌ててサタンを取り返すと瀕死の状態になってた。


「お…おのれ!ガブリエル!貴様は俺を殺す気かぁ~!!!」

サタン復活!!!


「だって久しぶりなんですもの!死んでも大丈夫ですよ?ラッパ吹いたら生き返ります!…多分(ボソッ)」

このお姉さんがガブリエルみたいだ。

何か最後に凄いワードを言った様だったが…


「ルシファー様お久しぶりです。」

もう1柱の天使がミカエルと言うらしい。

天秤が付いた様な剣を持っている。


「ミカエルか久しいな。モーゼの時以来だな。」

モーゼ?よく分からんがミカエルと言う天使とはサタンとなってからも会っていたみたいだ。


「下界に降りて来ているのは3柱だけか?」

サタンがラファエルに聞く。


「ええ~。他の4柱も来てはいますが、今は天界に戻っています。3大天使が揃っているので問題なかろうと一度帰しました。」

ラファエルの横にミカエルとガブリエルが並ぶ。

さすが3大天使としても呼ばれるだけあって3柱が並ぶと圧巻としか言いようがない。


「お前…何かしょぼくないか?」

ポツンと僕の横にいるサタンを見て思わず言ってしまった。


何か物凄いダメージをサタンは喰らった様だ。

orz



「おのれの精神力が足らんからじゃーーー!!!」

実体化するには宿主の精神力次第の様だ。


「あははは…何かごめん。」

笑うしかなかった。


「ルシファー様は魔王サタンとしての力も持ち合わせてるので姿形は余り関係ないので気にしなくて大丈夫ですよ?むしろそのままの方が私は大好物ですので。」

ガブリエルが僕の横に来て耳打ちしていった。


そんな耳打ちが聞こえたのかサタンをチラッと見ると身震いしていた。


「天使の動向は大体把握しているが悪魔側はどうなんだ?」

サタンの気を反らせてやろうと隊長が問いかけてきた。


「魔界で堕天使の数は限られているからな。まぁ~最悪な場合は我が召還すればよかろう。だが受肉せねば本来の力は発揮出来ぬし受肉された側にも慣れは必要になるな…」

確かに僕自身が使い方も分からないので納得した。



「そうじゃな…取り敢えず小僧の練習相手も必要な事だし、1柱召還しといた方がよいかの。受肉はあの巨乳娘でよかろう?」

そう言うと隊長に目をやる。

隊長もやれやれと言う顔をしながら電話に手を伸ばし何処かにかけはじめた。


「キーラか?スカーレットをこちらに呼んでもらえるか?…………ああ、君も来てくれるとありがたい。」

そう言うと電話を切り僕の方を向くとこれからを話し出した。


「さて…皐月これからなんだが…スカーレットにはこうなる事を予測して既に話をしてある。因みにガブリエルが受肉している先がキーラだ。スカーレットの受肉後、皐月とスカーレットには俺とキーラで能力を使いこなせる様に教えてやる。ま~数日はかかるだろうがキーラと互角に戦える様にはなってもらうからそのつもりで…」

そう話をしていると。


コンコン!

「入れ!」

「失礼致します!」

キーラさんがスカーを連れてやってきた。

緊張していた様だが僕の顔を見てホッとしたみたいで緊張していた顔がほころんだ。


「スカーレット。先ほど話した事に変更は無いが意思は固まったか?」

隊長がスカーレットの方を振り向き声をかける。


「はい!」


「サタンいけるか?」

隊長がスカーの意思を確認しサタンに召還を促す。


「全く!我が受肉するつもりだったのだがな…仕方ない。来い!我の意に答えし者よ!我の役に立ってみせろ!!!」

サタンが声をあげると、足下に幾重にも魔方陣が現れ正面に移動し、禍々しい炎を纏った魔物が姿を現すと人の形に変化しだした。



「「「サタナエル様お久しぶりでございます!」」」

ミカエル・ラファエル・ガブリエルが片膝をつき嬉しそうだ。


「あら、3大天使がお迎えとは光栄ですこと。元気そうで嬉しいわ。」

サタナエルと呼ばれる悪魔が嬉しそうに3柱を見つめ頭を撫でている。


「ベリアル。悪いがちと手伝って貰えぬか?」

サタンがその様子を見ながら声をかける。


「サタン様の望みとあらば!」

サタナエル=ベリアルがサタンの方を向き片膝をついて頭を下げた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。