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第24話 まだ選ばないという選択

「助けてください」と書いた朝倉澪。

「助けないでください」と書いた水野遥。


二枚のメモの意味は明らかになった。

しかし、黒く塗りつぶされた読書紹介カードと、それを隠した白井悠花との問題はまだ残っている。


朝倉は、自分の言葉を取り戻せるのか。


翌日の放課後、図書室の窓には薄い雨粒がついていた。


朝から降り始めた雨は、強くなるでもなく、やむでもなく、ずっと校舎の外を灰色にしている。


晴れた日の図書室は明るい。

窓際の机に光が差し、本の背表紙までよく見える。


でも、今日の図書室は少し暗かった。


天井の照明はついているのに、書架の奥には細い影が残っている。

その静けさが、これから行われる話し合いに合っているようにも感じた。


中央の閲覧机には、四人分の椅子が用意されていた。


朝倉澪さん。

図書委員長の白井悠花先輩。

佐伯先生。

そして、一ノ瀬ひより先輩。


ぼくは少し離れた机で、記録担当として同席している。


ただし、すべてを記録するわけではない。


今日記録するのは、決まったことだけ。

誰が何を感じたか、どんな言葉で謝ったかまで、細かく残さない。


それは、話した本人たちのものだからだ。


水野遥さんは、朝倉さんの希望で図書室の外に待機していた。


一人で白井先輩と話すのは怖い。

でも、水野さんに隣で全部聞かれるのも少し違う。


朝倉さんはそう言った。


だから、水野さんはすぐ近くにいる。

必要になれば呼べる距離で、でも話し合いには入らない。


その距離を決めたのも、朝倉さん自身だった。


「始める前に確認します」


佐伯先生が言った。


声は穏やかだった。


「朝倉さん。今日、白井さんと話すことに同意していますか」


朝倉さんは、膝の上で手を組んだ。


少し緊張している。

でも、昨日より顔色はいい。


「はい」


「途中で話をやめたくなった場合は、やめてかまいません」


「はい」


「白井さんも、今日は謝罪や説明を受け入れてもらうための場ではないことを理解していますね」


白井先輩は、静かにうなずいた。


「はい」


「朝倉さんが答えたくないことを、無理に聞かないでください」


「わかりました」


佐伯先生は、ぼくとひより先輩を見る。


「一ノ瀬さんと高槻くんは、放課後相談室の担当として同席します。ただし、必要以上に介入はしません」


「はい」


ぼくたちは答えた。


机の中央には、一枚の読書紹介カードが置かれている。


『銀河鉄道の夜』。


朝倉さんが書いた文章。

文化祭で一番人気になったカード。


けれど、その一部は黒く塗りつぶされている。


誰かに正しいと言われる道ではなく、自分が本当に選びたい道を探すこと。


その一文が消されていた。


カードの裏には、白井先輩の文字。


選ばなければ、誰も傷つかない。


二人の迷いが、一枚の紙の表と裏に残っている。


佐伯先生は、最初に白井先輩へ視線を向けた。


「白井さん。まず、あなたから話してください」


「はい」


白井先輩は、膝の上で拳を握った。


いつもの図書委員長らしい姿勢。

背筋は伸びている。

制服にも乱れがない。


でも、声を出す直前、唇が少し震えた。


「朝倉さん」


朝倉さんが顔を上げる。


「読書紹介カードを隠したこと、文章を黒く塗りつぶしたこと、本当に申し訳ありませんでした」


白井先輩は頭を下げた。


深く。

長く。


朝倉さんは、何も答えなかった。


白井先輩は、頭を上げる。


「私は、あなたが注目されることを怖がっていると思いました。全校放送で文章を読まれることも、図書だよりに載ることも、本当は嫌なのではないかと思いました」


朝倉さんの指が、小さく動いた。


「だから、カードがなくなれば話が止まると思いました。誰かに見つけられないように棚の奥へ隠して、あなたの気持ちが書かれている部分を消しました」


白井先輩の声は静かだった。


言い訳をしないように、何度も考えてきた言葉なのだと思う。


「あなたを守りたいと思っていました。でも、本当は違いました」


朝倉さんの目が少し揺れる。


「私は、あなたが自分の道を選ぼうとするのを見るのが怖かったんです」


白井先輩は、カードの裏を見た。


「私は、自分では選べなかったから」


図書室に雨音が響く。


窓を細かく叩く音。

ページをめくる音すらない静かな室内では、それだけが妙に大きく聞こえた。


「朝倉さんの文章を読んだ時、羨ましいと思いました」


白井先輩は続けた。


「怖いのに、自分が選びたいものを書けることが羨ましかった。もし、その文章がみんなに認められて、朝倉さんが本当に文系へ行きたいと言ったら、私は自分が逃げたことを認めなければいけないと思いました」


白井先輩は、自分の制服の袖を握った。


「だから、選ばなければ誰も傷つかない、と書きました」


その声は小さかった。


「でも、あれは朝倉さんへの言葉ではありません。自分に言っていた言葉です」


朝倉さんは、カードを見つめていた。


怒っているのか。

悲しんでいるのか。

表情からは、簡単には読み取れない。


佐伯先生も、ひより先輩も、口を挟まない。


今は、朝倉さんの言葉を待つ時間だ。


長い沈黙のあと、朝倉さんが言った。


「白井先輩」


「はい」


「私は、注目されるのが怖かったです」


白井先輩が、息を止めるように朝倉さんを見る。


「全校放送も嫌でした。図書だよりに載るのも、嬉しいけど怖かったです。カードが一位になった時も、誰かに中を見られた気がして、逃げたくなりました」


白井先輩の表情が、少しだけ痛む。


「でも」


朝倉さんは、言葉を区切った。


「だからって、消してほしくはありませんでした」


白井先輩は、目を伏せた。


「はい」


「私が嫌だと言えなかったことと、白井先輩が勝手に消したことは、別です」


昨日から何度も出てきた考えだった。


言えなかった人にも、言えなかった責任がある。

でも、それは誰かが代わりに決めていい理由にはならない。


「私は、カードが見つからなくなった時、自分の言葉がなくなった気がしました」


朝倉さんは、黒く塗られた部分へ目を落とした。


「最初は、ほっとしたんです。これで全校放送されなくて済むかもしれないって」


白井先輩が顔を上げる。


「でも、そのあと、すごく寂しくなりました」


朝倉さんの声が、少しだけ震えた。


「怖くて書いた言葉だったけど、私が書いた言葉だったから」


白井先輩の目に涙が浮かんだ。


「本当に、ごめんなさい」


「今は、まだ許せません」


朝倉さんは、はっきり言った。


その言葉に、白井先輩の肩が小さく揺れた。


でも、朝倉さんは続ける。


「でも、話を聞けてよかったです」


「……はい」


「白井先輩が、私を嫌いで消したんじゃないことはわかりました」


白井先輩は、涙を落とさないように目を閉じた。


「ただ」


朝倉さんの声が少し強くなる。


「守りたいなら、最初に聞いてほしかったです」


白井先輩は、ゆっくりうなずいた。


「はい」


「私がどうしたいか。全校放送が嫌なのか。図書だよりに載せたいのか。文章を直したいのか。そのままにしたいのか」


「はい」


「一つも聞かれませんでした」


その言葉は、静かだった。


だからこそ、白井先輩の胸へ深く届いたように見えた。


「申し訳ありませんでした」


もう一度、白井先輩は頭を下げた。


今度の謝罪は、許しを求めるようには見えなかった。

自分がしたことを、朝倉さんの前で認めるための言葉だった。


ひより先輩が、朝倉さんへ聞いた。


「カードをこれからどうしたいか、もう考えてる?」


朝倉さんは、カードを見た。


「はい」


「話せる?」


「新しく書き直したいです」


白井先輩と佐伯先生が、同時に少し驚いた顔をした。


「修復するのではなく?」


ぼくが聞くと、朝倉さんはうなずいた。


「このカードは、このまま残したいです」


黒く塗りつぶされたカード。

表と裏に、二人の逃げたかった気持ちが残っている。


「なくしてはいけないと思います」


朝倉さんは言った。


「白井先輩がしたことを、みんなに見せたいわけではありません。でも、なかったことにして、新しいカードだけを置くのも違うと思います」


白井先輩は、カードを見つめた。


「では、このカードは先生が保管しますか」


佐伯先生が聞く。


「はい。学校の正式な記録ではなく、今回のことを確認するための資料として」


「わかりました」


「展示には、新しく書いたものを使いたいです」


「同じ文章を?」


ひより先輩が聞く。


朝倉さんは、少し考えた。


「似ているけど、少し変えます」


「どう変えるの?」


朝倉さんは、膝の上に置いていた文庫本を開いた。


そこには、昨日から書き直してきたらしいメモが挟まっていた。


朝倉さんは、その紙を机の上に置く。


『銀河鉄道の夜』


誰かに正しいと言われた道を選ぶことと、自分で選んだ道を進むことは、同じではありません。


けれど、自分で選ぶことは、誰かを見捨てることでもありません。


まだ答えがわからなくても、わからないまま考え続けることができます。


私はこの物語を読んで、本当の幸せとは、すぐに答えを出すことではなく、自分が何を大切にしたいのかを探し続けることなのかもしれないと思いました。


ぼくは、その文章を読んだ。


前のカードよりも、少しだけやわらかい。

迷いが消えたわけではない。

でも、迷っていることを否定していない。


「まだ答えがわからなくても」


ひより先輩が静かに読む。


朝倉さんは、少し恥ずかしそうにうなずいた。


「私は、文系に行くか理系に行くか、まだ決められません」


「うん」


「文章を書くことを続けたいけど、それを仕事にしたいのかもわかりません」


「うん」


「だから、まだ選ばないことにしました」


白井先輩が、朝倉さんを見る。


朝倉さんは、その視線を受け止めた。


「でも、逃げるために選ばないわけではありません」


声は小さい。

けれど、はっきりしていた。


「考えるために、まだ選びません」


その言葉を聞いて、ひより先輩が少し笑った。


「いい選び方だと思う」


「まだ選んでいません」


「まだ選ばないって、自分で決めたでしょ」


朝倉さんは、少し目を丸くした。


それから、本当に小さく笑った。


「そうかもしれません」


白井先輩は、そのやりとりを見ながら、目元をぬぐった。


「朝倉さん」


「はい」


「新しいカードの展示作業を、私に手伝わせてもらえますか」


朝倉さんの表情が、少しだけ硬くなる。


白井先輩はすぐに続けた。


「断ってもかまいません。私が手伝いたいだけなので」


昨日までの白井先輩なら、自分が手伝うことが正しいと決めていたかもしれない。


でも今は、朝倉さんに選択肢を返した。


朝倉さんは、しばらく考えた。


「展示する時は、神谷先輩にもいてほしいです」


「わかりました」


「水野さんにも、文章を先に読んでほしいです」


「はい」


「白井先輩には、カードを貼る場所を相談したいです」


白井先輩は、少しだけ驚いた顔をした。


「私でいいんですか」


「図書委員長なので」


朝倉さんは、わずかに笑った。


「そこは頼ります」


白井先輩は、泣きそうな顔で笑った。


「はい」


仲直りと呼ぶには、まだ早い。


朝倉さんは、白井先輩を許していない。

白井先輩がしたことも消えない。


でも、関係を完全に終わらせるのではなく、できる範囲でもう一度関わり方を選んだ。


それも、一つの答えだと思った。


「図書だよりへの掲載は?」


佐伯先生が聞く。


朝倉さんは、少し考えた。


「新しいカードを展示して、それを見てから決めたいです」


「全校放送は?」


「しません」


今度は、迷いなく答えた。


「全校放送は嫌です」


佐伯先生はうなずく。


「わかりました。図書委員の先生にも伝えます」


「ありがとうございます」


「進路については、担任の先生と面談をする予定ですね」


「はい」


「保護者への話し方も、一緒に考えましょう」


朝倉さんの顔に、少しだけ不安が浮かぶ。


でも、うなずいた。


「お願いします」


その時、図書室のドアの外で小さな物音がした。


水野遥さんが、待ちきれずに少し動いたのだろう。


朝倉さんは、ドアの方を見た。


「水野さんを呼んでもいいですか」


「もちろん」


佐伯先生が答える。


ひより先輩がドアを開ける。


廊下のベンチには、水野さんが一人で座っていた。

手には紙パックの飲み物を二本持っている。


「終わった?」


不安そうに立ち上がる。


朝倉さんは、小さくうなずいた。


「うん」


水野さんは、朝倉さんの顔を見た。

次に白井先輩を見る。

何かを聞きたそうにしたが、すぐには聞かなかった。


「これ」


水野さんは、飲み物の一本を朝倉さんへ渡した。


「昨日、何も飲んでなかったから」


「ありがとう」


ただそれだけのやりとりだった。


でも、水野さんが勝手に質問をせず、朝倉さんが話し始めるのを待っていることに、少し変化を感じた。


朝倉さんは、新しく書いた紹介文を水野さんへ見せた。


水野さんは、ゆっくり読む。


「まだ答えがわからなくても、か」


「うん」


「澪らしい」


朝倉さんは、少し眉を寄せた。


「それ、褒めてる?」


「かなり」


「一ノ瀬先輩みたい」


「何それ」


ひより先輩が、少し離れた場所で苦笑した。


図書室の空気が、やっと少しやわらかくなった。


その日のうちに、新しい読書紹介カードを作ることになった。


朝倉さんが文章を書く。

水野さんが誤字を確認する。

神谷先輩が展示台を整える。

白井先輩が、図書委員の先生と掲示場所を相談する。


ぼくとひより先輩は、少し離れたところから見ていた。


ペンを持つのは朝倉さん。

カードを置く場所を最終的に決めるのも朝倉さん。


誰かが代わりに書くことも、勝手に目立つ場所へ貼ることもない。


「どこに貼りますか」


白井先輩が尋ねる。


展示ボードの中央。

以前の一位の場所。

少し目立たない端。

いくつか空いている場所がある。


朝倉さんは、しばらくボードを見た。


そして、中央ではなく、窓に近い二段目を指さした。


「ここがいいです」


「中央でなくても?」


神谷先輩が聞く。


「はい」


「目立たないかもしれませんよ」


朝倉さんは、小さく笑った。


「読みたい人が見つけてくれればいいです」


その答えに、白井先輩は何も付け加えなかった。


「わかりました」


ただ、そう答えた。


カードが貼られる。


新しい『銀河鉄道の夜』の紹介文。


中央ではない。

一位の札もない。

全校放送で読まれる予定もない。


でも、そこにある。


朝倉澪さんが、自分で選んだ場所に。

自分で書いた言葉で。


朝倉さんは、少し離れてカードを見た。


「これでいいです」


その顔は、すごく嬉しそうではなかった。

すべての迷いがなくなった顔でもない。


でも、落ち着いていた。


「よかったね」


水野さんが言う。


朝倉さんは、うなずいた。


「うん」


白井先輩は、二人から少し離れた場所に立っていた。


朝倉さんが、彼女を見る。


「白井先輩」


「はい」


「前のカードの写真、残っていますか」


白井先輩は驚いたように目を開いた。


「展示記録の写真なら」


「消さないでください」


「……はい」


「黒く塗られる前の文章も、私が書いたものなので」


白井先輩は、ゆっくりうなずいた。


「必ず残します」


「お願いします」


過去を消さず、新しい言葉を置く。


それが、今回の解決なのだと思った。


夕方、放課後相談室へ戻った。


雨はまだ降っている。


窓の外は暗く、ガラスに映った室内の方がよく見える。


ひより先輩は椅子に座り、大きく息を吐いた。


「終わったね」


「図書室の相談は、ひとまず」


「また、ひとまず」


「現実は続きます」


「はいはい」


先輩は、机の上に頬をつけた。


「でも、よかった」


「はい」


ぼくは相談番号一の記録を整理した。


相談分類、学校生活・進路・人間関係。

発見物、『銀河鉄道の夜』に挟まれた二枚のメモ。

関係者、朝倉澪、水野遥、白井悠花、神谷陸、藤咲芽衣。

教員連携済み。

安全確認済み。

読書紹介カード再作成。

全校放送は本人希望により実施しない。

図書だより掲載は保留。

進路は担任・保護者と今後相談。


本人の希望。


・自分の文章を、自分で書き直したい。

・全校放送は希望しない。

・進路は今すぐ決めない。

・考える時間がほしい。


その欄を見て、ぼくは少し安心した。


今までの相談では、誰かの希望が最後まで見えないことが多かった。

見えないから、周りが勝手に決めた。

守るため。

成功させるため。

傷つけないため。


でも今回は、最後に本人の希望が言葉になった。


ぼくは記録用紙の最後に一文を書いた。


答えを出さないことと、何も選ばないことは同じではない。

考える時間を選ぶこともできる。


ひより先輩が、いつものようにのぞき込んだ。


「詩みたい」


「消しますか」


「消さない」


先輩は、少し笑った。


「朝倉さん、強かったね」


「強かったですか」


「うん。許せないって言えたし、まだ決められないって言えた」


「弱いところを言えることが、強いという意味ですか」


ひより先輩は、少し考えた。


「たぶん。少なくとも、全部大丈夫って言うよりは強いと思う」


その言葉は、先輩自身にも向いているように聞こえた。


「ひより先輩も、大丈夫じゃない時は言ってください」


「まだ覚えてる?」


「忘れません」


「書記くん、時々しつこい」


「必要なので」


「出ました」


先輩は笑った。


その時、ドアがノックされた。


一回。


少し強い音だった。


ぼくとひより先輩は、同時に姿勢を正す。


「どうぞ」


ドアが開いた。


入ってきたのは、二年生らしい男子生徒だった。


制服の上に運動部のジャージを着ている。

髪は雨で少し濡れていた。

肩にはスポーツバッグ。


彼は部屋に入るなり、机の上に一枚の写真を置いた。


集合写真だった。


運動部のチーム写真。

ユニフォーム姿の生徒たちが並んでいる。


写真の中央には、赤い油性ペンで大きな丸が描かれていた。


丸の中にいる男子生徒の顔には、黒い線が何本も引かれている。


「相談です」


男子生徒は言った。


声には、怒りがにじんでいた。


「部活を辞めたやつから、毎日写真が届きます」


ひより先輩の表情が変わる。


ぼくは、写真の裏を確認した。


そこには、日付と一緒に一文が書かれていた。


次に消えるのは、お前だ。


雨音が、少しだけ強くなった。


放課後相談室の相談番号二が、静かに始まった。

第24話まで読んでくださり、ありがとうございます。

今回は、朝倉澪と白井悠花の話し合い、そして新しい読書紹介カードの作成を描きました。


朝倉は、白井をすぐに許すのではなく、「守るなら最初に聞いてほしかった」と伝えます。

また、進路については無理に文系・理系を選ばず、「考えるために、まだ選ばない」という答えを出しました。


図書室編は、ここでひとまず区切りとなります。

次回からは、退部した生徒から毎日届くチーム写真と、「次に消えるのは、お前だ」という言葉をめぐる新しい相談が始まります。

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