第11話 公開処刑のステージ
放送室の投稿は止めた。
しかし、本命は体育館ステージだった。
湊たちは、全校へ向けて始まった「一年越しの答え合わせ」を止めるため、体育館へ走る。
「一年越しの答え合わせを、これより開始します」
宮野千紗の声が、校舎中に響いていた。
明るく、やわらかく、よく通る声だった。
文化祭の案内放送として聞けば、きっと誰も違和感を持たない。
でも、その言葉の奥にあるものを知ってしまったぼくには、まったく別の音に聞こえた。
誰かの傷口を、丁寧に開いていく音。
階段を駆け下りる。
足音が何重にも重なる。
一ノ瀬ひより先輩。
青柳楓先輩。
黒崎悠真先輩。
三枝莉子先輩。
少し遅れて、倉橋蓮先輩と倉橋怜も続いている。
息が苦しい。
胸が痛い。
喉の奥が乾く。
それでも、止まれなかった。
体育館へ近づくにつれて、ざわめきが大きくなっていく。
「何の放送?」
「後夜祭のリハじゃない?」
「一年越しって何?」
「白石さんと藤原くんのやつ?」
無責任な声が、廊下のあちこちから流れてくる。
その一つ一つに悪意があるわけではない。
ただ、知らないだけだ。
知らないから、軽く言える。
軽く言えるから、誰かに刺さる。
去年も、きっとこうだったのだと思った。
体育館の扉が見えた。
ひより先輩が先に手をかける。
重い扉が開く。
その瞬間、光と音が一気に押し寄せた。
体育館のステージには、照明が当たっていた。
客席側には、文化祭実行委員や準備中の生徒たちが集まり始めている。
まだ全校生徒ではない。
でも、十分すぎる人数だった。
ステージ中央に立っていたのは、一人の女子生徒だった。
長い髪を後ろで結び、首からカメラを下げている。
赤い腕章。
記録広報班の札。
穏やかな表情。
宮野千紗。
彼女はマイクの前で、まるで司会者のように立っていた。
その後ろのスクリーンには、去年の文化祭写真が映し出されている。
体育館前の集合写真。
黒く塗りつぶされた水瀬灯里さんの顔。
その隣に立つ相原真帆さん。
少し離れた場所にいる倉橋蓮先輩。
ぼくは、胃の奥が冷たくなるのを感じた。
これは、もうただの脅しではない。
本当に、始めるつもりだ。
「宮野!」
青柳先輩が叫んだ。
ステージ上の宮野先輩は、ゆっくりこちらを見た。
「来てくれたんですね、青柳先輩」
その声は、放送と同じだった。
やわらかくて、落ち着いていて、だからこそ怖い。
「今すぐ止めて」
青柳先輩の声は震えていた。
「何をですか」
「こんなこと!」
「こんなこと、ですか」
宮野先輩は、少しだけ首をかしげた。
「去年も、みんなそう言いました。こんなことになるなんて思わなかった。そんなつもりじゃなかった。誰かを傷つけるつもりはなかった」
ステージ下の生徒たちが、ざわつく。
何の話かわからない。
でも、ただならぬ空気だけは伝わっている。
宮野先輩は、マイクを持ち直した。
「でも、傷ついた人はいました」
スクリーンの写真が切り替わる。
去年の後夜祭ステージ。
マイクスタンド。
照明。
中止と書かれた進行表。
「一年前、ある公開告白企画が中止になりました。告白するはずだった人は笑われ、告白されるはずだった人は学校を去りました」
体育館のざわめきが大きくなる。
「学校を去った?」
「退学ってこと?」
「誰?」
その声に、ひより先輩の顔が歪んだ。
宮野先輩は、その反応を見ている。
ステージの上から、客席を、ぼくたちを、ひより先輩を見ている。
「やめて」
ひより先輩が言った。
その声は小さかった。
でも、ぼくにははっきり聞こえた。
宮野先輩にも届いたらしい。
彼女は静かに笑った。
「やめて、ですか」
「その人の名前を出さないで」
ひより先輩は、ステージへ向かって歩き出した。
「あなたが怒っていることはわかる。私たちが間違えたことも、守れなかったことも、もう逃げない。でも、その人の名前を、こんな場所で使わないで」
「こんな場所?」
宮野先輩の目が、少しだけ冷たくなった。
「一ノ瀬先輩。去年もここでしたよ」
ひより先輩の足が止まる。
「ここで、みんなが笑ったんです。ここで、みんなが噂したんです。ここで、誰も自分のしたことを覚えていない顔をしたんです」
宮野先輩は、首から下げたカメラに触れた。
「でも、私は覚えています。記録していますから」
その言葉に、背筋が冷えた。
記録。
宮野千紗は、去年も今年も、記録広報班だった。
ステージも、会議も、泣きそうな顔も、誰かが笑った瞬間も、写真として残していた。
彼女にとって文化祭は、楽しい思い出ではなかったのかもしれない。
誰かが傷つき、誰かが逃げ、誰かが忘れていく様子を、ただ記録し続ける場所だったのかもしれない。
「宮野先輩」
ぼくは声を上げた。
ステージ上の宮野先輩が、こちらを見る。
「あなたがやったんですね。失恋届、閉鎖届、辞退届。白石さんと藤原くんへのメッセージ。相原さんを追い詰めた匿名メッセージ。ひより先輩を責める音源。青柳先輩のアカウントを使った投稿。黒崎先輩のバックアップフォルダ」
体育館のざわめきが、一気に広がった。
「何それ」
「事件?」
「失恋届って、朝のやつ?」
「白石さんって、さっき名前出てた……」
宮野先輩は、少しも慌てなかった。
「全部ではありません」
「では、どれを認めますか」
「私が作ったのは、失恋届、閉鎖届、辞退届。音源。動画。告知画像。投稿の準備。いくつかの匿名メッセージ」
「白石さんと藤原くんを巻き込んだ」
「巻き込まれたのは、去年の灯里さんと倉橋先輩も同じです」
「同じではありません」
ぼくは、自分の声が少し強くなるのを感じた。
「去年傷ついた人がいたことと、今年あなたが誰かを傷つけていいことは別です」
宮野先輩の目が、初めてわずかに動いた。
「正しいですね」
その声は静かだった。
「生徒会書記らしい、正しい言葉です」
「茶化さないでください」
「茶化していません。正しい言葉は、いつもきれいです。でも、きれいな言葉で何かが変わりましたか」
宮野先輩は、ひより先輩へ視線を戻した。
「一ノ瀬先輩も、去年たくさんきれいな言葉を言いましたよね。大丈夫。守る。話してくれてありがとう。無理しなくていい。誰も悪くない」
ひより先輩の顔が、痛みに歪む。
「でも、灯里さんは学校を辞めました」
その一言が、体育館の空気を重くした。
ひより先輩は、ステージ下で立ち止まっていた。
階段を上がれば、宮野先輩のいる場所へ行ける。
でも、そこは今、犯人が用意した舞台だ。
上がれば、晒される。
上がらなければ、逃げたように見える。
犯人は、それをわかっている。
「ひより先輩」
ぼくは呼んだ。
先輩は振り返らない。
「上がらなくていいです」
その言葉に、先輩の肩が揺れた。
「これは、先輩が裁かれる場所じゃありません」
「でも」
「宮野先輩は、先輩をステージに上げたいんです。青柳先輩も、黒崎先輩も、倉橋先輩たちも、白石さんと藤原くんも。全員をここに並べて、みんなの前で後悔を言わせたい」
ひより先輩は、拳を握った。
「だから、上がらないでください」
「書記くん」
「話すなら、ここで話してください。相談室みたいに」
先輩が、ゆっくりこちらを見た。
その目に、迷いがあった。
でも、その奥に小さな光も見えた。
ステージに上がることだけが、向き合うことではない。
犯人の用意した形で答える必要はない。
ひより先輩は、ステージ下に置かれていた予備のマイクを手に取った。
音響担当の生徒が戸惑っている。
でも、止めなかった。
ひより先輩は、ステージに上がらないまま、マイクのスイッチを入れた。
「宮野さん」
体育館に、ひより先輩の声が響いた。
少し震えている。
でも、逃げてはいない。
「私は、一年前に相談してくれた人を守れませんでした」
体育館が静かになる。
さっきまでざわついていた生徒たちも、息を飲むように黙った。
「その人は、みんなの前で答えを出すことが怖いと言いました。相手を傷つけたいわけじゃない。嫌いなわけでもない。ただ、自分の気持ちを、勝手にステージへ上げられるのが怖いと言いました」
ひより先輩の声は、少しずつ強くなっていく。
「私たちは、その企画を止めました。でも、そのあと噂が広がりました。告白するはずだった人も、告白されるはずだった人も、どちらも傷つきました」
倉橋蓮先輩が、目を伏せた。
倉橋怜も唇を噛んでいる。
「私は、あの時ちゃんと言えませんでした。あなたのせいじゃない。好きだった人のせいでもない。断ることは悪いことじゃない。好きだと伝えようとしたことも、笑われることじゃない」
ひより先輩の目に涙がにじむ。
でも、声は止まらなかった。
「言えなかった。そのことを、ずっと後悔しています」
宮野先輩は、黙って聞いていた。
その表情からは、何を考えているのかわからない。
「でも、宮野さん」
ひより先輩は、まっすぐステージを見た。
「その後悔を、白石さんや藤原くんに背負わせることは違います」
体育館の後方で、誰かが息を飲む気配がした。
振り返ると、白石すずさんと藤原海斗くんが入口に立っていた。
来てしまった。
二人の顔は青ざめている。
でも、逃げてはいなかった。
藤原くんは、白石さんから少し距離を取って立っている。
近づきすぎない。
離れすぎない。
第5話の時と同じ、ぎりぎりの距離。
宮野先輩も二人に気づいた。
口元が、ほんの少し上がる。
「ちょうどいいですね」
「やめて」
ひより先輩の声が鋭くなった。
「白石さんたちは関係ない」
「関係あります」
宮野先輩は即答した。
「今年の公開告白の当事者ですから」
「当事者にしたのは、あなたです」
ぼくは言った。
「白石さんは望んでいません。藤原くんも、彼女を傷つけるつもりはなかった。二人は、あなたの答え合わせの道具ではありません」
「では、聞きましょう」
宮野先輩がマイクを持ち上げた。
「白石すずさん。あなたは藤原海斗くんに告白したかったんですか」
体育館がざわめいた。
白石さんの顔がこわばる。
藤原くんが一歩動きかける。
でも、近づくことができない。
最悪の質問だった。
好きかどうかではない。
告白したかったかどうかでもない。
みんなの前で答えさせること自体が、もう暴力だった。
ひより先輩が声を上げようとする。
その前に、ぼくはマイクを取った。
「答えなくていいです」
体育館に、ぼくの声が響いた。
自分でも驚くほど、大きな声だった。
白石さんが、こちらを見る。
「答えなくていいです。今ここで聞かれたことに、答える義務はありません」
宮野先輩の視線が、ぼくに向いた。
冷たい視線だった。
「高槻くん。あなたは答え合わせを邪魔するんですね」
「これは答え合わせじゃありません」
「では何ですか」
「誘導尋問です」
体育館の一部がざわついた。
ぼくは続けた。
「宮野先輩は、ずっと同じことをしています。答えを聞くふりをして、答えにくい場所を用意している。ステージ、放送、校内グループ、匿名メッセージ。全部、相手が冷静に考えられない場所です」
宮野先輩は黙っている。
「白石さんに失恋届を送ったのも、藤原くんに罪悪感を植えつけるメッセージを送ったのも、相原さんに灯里さんの名前を使ったのも、ひより先輩をステージに上げようとしたのも、同じです」
ぼくの声は震えていた。
怖くないわけがない。
全員が見ている。
ステージの光が眩しい。
自分の言葉が、体育館の壁に跳ね返ってくる。
でも、止まれなかった。
「あなたは、答えを求めているんじゃない。誰かが傷つく瞬間を、記録しようとしている」
宮野先輩の表情が、初めて崩れた。
ほんの少し。
でも、確かに。
「……記録して何が悪いんですか」
その声には、怒りが混じっていた。
「忘れる方が悪いんでしょう」
宮野先輩は、カメラを強く握った。
「みんな忘れた。灯里さんがどんな顔をしていたか。倉橋先輩がどんなふうに笑われていたか。青柳先輩が反省会で泣きそうだったことも、黒崎先輩が先生に相談したあと黙り込んでいたことも、一ノ瀬先輩が相談室を続けるって言った時に手が震えていたことも」
声が、少しずつ崩れていく。
「みんな、忘れたんです。文化祭が終わったら、次の行事。冬休み。新学期。進級。何もなかったみたいに」
宮野先輩の目に、涙が浮かんでいた。
でも、その涙は悲しみだけではない。
怒りが混ざっている。
諦めが混ざっている。
一年間ずっと誰にも渡せなかった感情が、今、あふれようとしている。
「私は忘れられなかった」
彼女は言った。
「記録係だったから。全部、残っていたから」
スクリーンの写真が切り替わる。
水瀬灯里さんの後ろ姿。
体育館の隅でうつむく倉橋蓮先輩。
反省会議の机。
相談室の閉じたドア。
「消せなかったんです」
宮野先輩の声が震えた。
「だから、みんなにも見せようと思いました。忘れたふりをしている人たちに、もう一度見せようと思いました」
「それで、白石さんを使ったんですか」
ひより先輩が聞いた。
宮野先輩は、ひより先輩を見た。
「同じことが起きれば、今度こそ誰かが気づくと思いました」
「気づかせるために、傷つけた」
「傷つかないと、誰も気づかないじゃないですか!」
宮野先輩の叫びが、体育館に響いた。
その瞬間、誰も動けなかった。
叫んだ本人が、一番驚いたような顔をしていた。
やっと本音が出たのだと思った。
彼女は裁きたかった。
でも、それだけではない。
気づいてほしかった。
忘れないでほしかった。
去年起きたことを、なかったことにしないでほしかった。
その願いが歪んで、今年の誰かを傷つける刃になった。
ひより先輩は、マイクを握りしめた。
「宮野さん」
声は静かだった。
「気づけなかったことは、私たちの間違いです」
宮野先輩は、何も言わない。
「でも、あなたが今していることは、灯里さんを守ることじゃない」
宮野先輩の目が揺れた。
「違います」
「違わない」
「灯里さんのためです」
「灯里さんは、こんなことを望んでいた?」
その問いに、宮野先輩は言葉を失った。
体育館が静まり返った。
ひより先輩は続けた。
「灯里さんは、みんなの前で答えを出すのが怖かった。勝手に気持ちを決められるのが怖かった。なのにあなたは今、同じことをしている」
宮野先輩の手が震えた。
「白石さんに。藤原くんに。倉橋くんたちに。私たちに。そして、灯里さんにまで」
「灯里さんに?」
「そうだよ」
ひより先輩の目から、涙が落ちた。
「灯里さんの気持ちを、あなたが代わりに決めている」
その言葉は、宮野先輩の胸に届いたように見えた。
彼女の顔から、怒りが少しずつ抜けていく。
代わりに、迷子みたいな表情が浮かぶ。
「私は……」
声が小さくなった。
「私は、忘れてほしくなかっただけです」
「うん」
ひより先輩は、うなずいた。
「忘れない。もう、忘れたふりもしない」
青柳先輩が、一歩前に出た。
「私も」
黒崎先輩も、静かに言った。
「俺もだ」
倉橋蓮先輩が続く。
「俺も、もう黙って終わりにしない」
相原真帆さんは、涙をぬぐいながら言った。
「灯里先輩のこと、ちゃんと覚えています。でも、白石先輩を傷つける形では覚えたくないです」
その言葉に、宮野先輩の顔がくしゃりと歪んだ。
ようやく、彼女が高校生の顔に戻った気がした。
ステージの上で裁判官みたいに立っていた人ではなく、何かを忘れられなくて、どうしていいかわからなかった一人の生徒に。
ぼくは、ほっとしかけた。
その時だった。
スクリーンの画面が、自動で切り替わった。
「え?」
三枝先輩が声を上げる。
宮野先輩も驚いたように振り返った。
スクリーンに表示されたのは、動画再生のカウントダウンだった。
10
9
8
「宮野先輩、止めてください!」
ぼくが叫ぶ。
宮野先輩は慌てて音響卓へ向かう。
「違う、これは……私は止めたはず……!」
7
6
黒崎先輩が走る。
「自動再生だ!」
5
4
スクリーンの下に、ファイル名が表示される。
akari_name_open
灯里、名前公開。
ぼくの血の気が引いた。
水瀬灯里さんの黒塗りを外した映像。
本人の名前や写真、手紙。
それが全員の前に流れる。
「止めろ!」
倉橋蓮先輩が叫んだ。
3
2
ひより先輩がステージへ駆け上がる。
1
その瞬間、体育館の照明が落ちた。
真っ暗になった。
スクリーンも消える。
スピーカーも止まる。
体育館中から悲鳴とざわめきが上がった。
何が起きたのかわからない。
停電?
いや、違う。
ステージ脇の非常灯だけが、ぼんやりと点いている。
その薄い光の中で、音響卓の前に一人の影が立っていた。
手には、電源ケーブル。
その人が、強引に主電源を抜いたのだ。
「……間に合った」
声がした。
白石すずさんだった。
彼女は震える手でケーブルを握っていた。
隣には、藤原海斗くんが立っている。
彼が、白石さんを支えるように片手を伸ばしていた。
白石さんは泣いていた。
でも、逃げていなかった。
「私、もう勝手に決められたくないです」
暗い体育館に、白石さんの声が響いた。
「告白するかどうかも、誰を好きかも、傷ついたかどうかも、私が決めます」
藤原くんが、静かにうなずいた。
「僕も、誰かに言わされる形では何も言いません」
宮野先輩は、ステージの上で立ち尽くしていた。
ひより先輩は、そんな宮野先輩を見ていた。
暗闇の中で、誰も拍手しなかった。
誰も笑わなかった。
ただ、静かだった。
公開処刑のステージは、途中で止まった。
でも、ぼくにはわかっていた。
まだ終わっていない。
宮野先輩は、たしかに犯人だった。
たくさんのことを仕掛けた。
けれど、最後の自動再生。
akari_name_open。
あのファイルは、宮野先輩自身も知らなかったように見えた。
だとしたら。
この事件には、まだもう一人いる。
体育館の非常灯が、青白くまたたいた。
その光の中で、ぼくのスマホが震えた。
送り主不明。
本文は、たった一行。
答え合わせは、まだ終わっていません。
第11話まで読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、宮野千紗が多くの事件を仕掛けた本人であることが明らかになりました。
しかし、最後の「灯里の名前を公開する動画」は、宮野自身も知らなかった可能性があります。
次回は、残された最後の仕掛けと、本当に灯里の名前を晒そうとした人物に迫ります。




