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第12話 答え合わせは、まだ終わっていません

公開処刑のステージは、白石すずの行動によって止められた。

しかし、湊のスマホには新たな匿名メッセージが届く。


答え合わせは、まだ終わっていません。


最後の仕掛けを用意したのは、本当に宮野千紗だったのか。

答え合わせは、まだ終わっていません。


暗い体育館の中で、その文字だけがスマホの画面に白く浮かんでいた。


非常灯の青白い光。

ざわめく生徒たち。

ステージ上で立ち尽くす宮野千紗先輩。

主電源のケーブルを握ったまま震えている白石すずさん。


そして、白石さんの隣に立つ藤原海斗くん。


誰も、すぐには動けなかった。


公開処刑のステージは止まった。

水瀬灯里さんの名前が全校に晒される寸前で、白石さんが主電源を抜いた。


でも、終わっていない。


ぼくのスマホに届いたその一文が、そう告げている。


「書記くん」


一ノ瀬ひより先輩が、暗がりの中でぼくを見た。


「また来たの?」


ぼくは画面を見せた。


ひより先輩は、文面を読んで、唇を強く結んだ。


「答え合わせは、まだ終わっていません……」


その声に、近くにいた青柳楓先輩と黒崎悠真先輩も反応した。


三枝莉子先輩は、すぐに周囲を見回す。

会計担当らしい冷静さで、状況を把握しようとしている。


「送信者は?」


「不明です」


「タイミングが悪すぎるわね」


三枝先輩の言う通りだった。


電源が落ちた直後。

体育館中が混乱しているこの瞬間。

誰かが、ぼくにだけメッセージを送っている。


つまり、まだこの場を見ている。


ぼくは客席側へ目を向けた。


文化祭実行委員。

ステージ担当。

音響班。

見物に集まった生徒たち。

白石さん。

藤原くん。

相原真帆さん。

倉橋蓮先輩。

倉橋怜。


誰もが不安そうな顔をしている。

誰もが被害者のようにも、関係者のようにも見える。


こういう時、犯人はどんな顔をするのだろう。


焦るのか。

笑うのか。

泣くのか。

それとも、誰よりも傷ついた顔をするのか。


「まず、電源を戻さないで」


黒崎先輩が音響担当の生徒に言った。


「でも、暗いままだと危ないです」


「照明だけ別系統で戻せるか」


「できます。ステージ機材は落としたままで、体育館照明だけなら」


「それで頼む」


音響担当が慌てて動く。


少しして、体育館の天井照明が半分だけ戻った。

完全な明るさではない。

でも、人の顔は見える。


ステージのスクリーンは消えたまま。

音響卓の電源も落ちている。

宮野先輩は、マイクを持ったまま動けずにいた。


さっきまで裁く側にいた人が、今は裁かれる側に立っている。


その姿を見て、ぼくは少しだけ胸が痛くなった。


宮野先輩は犯人だ。

失恋届も、閉鎖届も、辞退届も、匿名メッセージも、多くを仕掛けた。

白石さんも、藤原くんも、相原さんも、ひより先輩も傷つけた。


それは消えない。


でも、彼女もまた、一年前から止まっていた人だった。


「宮野先輩」


ぼくはステージへ向かった。


ひより先輩も隣に並ぶ。


宮野先輩は、ぼくたちを見た。

その目には、さっきまでの冷たい光はなかった。

代わりに、ひどく怯えた色がある。


「違います」


宮野先輩は、ぼくが口を開く前に言った。


「最後の動画は、私じゃありません」


「わかっています」


ぼくが答えると、宮野先輩は一瞬、驚いた顔をした。


「……信じるんですか」


「信じるというより、合わないんです」


「合わない?」


「あなたは、灯里さんのことを忘れられなかった。でも、灯里さんの名前そのものを晒すことには、最後まで迷いがあった」


宮野先輩の指が、マイクを握りしめる。


「それに、あのファイル名」


ぼくはスクリーンの消えた先を見た。


akari_name_open


灯里、名前公開。


「あれは、宮野先輩の付け方じゃありません」


三枝先輩が眉を上げた。


「ファイル名?」


「宮野先輩が作っていた動画は、answer_stage_finalでした。記録広報班らしい、企画名に近いファイル名です。放送室の素材も、管理しやすい名前で整理されていました」


「たしかに、記録係ならそうするわね」


「でも、最後のファイルだけは違う。akari_name_open。かなり直接的です。記録用ではなく、感情で付けた名前に見える」


宮野先輩の目が揺れた。


「私は……灯里さんの名前を、ファイル名に入れません」


小さな声だった。


「ずっと、黒塗りにしていました。写真も、動画も。名前を出せば、もう戻せないから」


その言葉は、嘘には聞こえなかった。


ひより先輩が静かに言った。


「じゃあ、最後の動画を仕込んだ人は、宮野さんの計画を知っていて、さらにその先へ行こうとした人」


「はい」


ぼくはうなずいた。


「宮野先輩を利用したんです。あなたが途中で止まっても、灯里さんの名前が出るように」


宮野先輩の顔が歪んだ。


「私が、利用された……」


その声には、悔しさよりも呆然とした響きがあった。


自分が人を利用していたつもりで、実は自分も誰かの仕掛けの一部だった。

その事実が、宮野先輩の中の何かを崩したように見えた。


「誰なんですか」


青柳先輩が聞いた。


「最後の動画を仕込める人は、限られます」


ぼくは体育館を見回した。


「まず、体育館の音響卓を操作できる人。ステージ進行表に触れる人。宮野先輩の動画計画を知っていたか、少なくとも見られた人。そして、灯里さんの名前を公開することに、宮野先輩より強い執着がある人」


ぼくの視線は、一人の生徒で止まった。


倉橋怜。


彼は、兄の隣で立っていた。

顔は青ざめている。

でも、ぼくと目が合った瞬間、はっきりと逸らした。


それで、確信に近づいた。


「倉橋怜くん」


体育館の空気が、また変わった。


倉橋蓮先輩が、弟を見る。


「怜?」


倉橋怜は、何も答えなかった。


ただ、両手を強く握っている。


ひより先輩が息を呑む。


「書記くん、倉橋くんが最後の動画を?」


「まだ証明は途中です」


ぼくは、できるだけ冷静に言った。


「でも、条件には合います」


「僕じゃありません」


倉橋怜が言った。


早かった。


早すぎる否定だった。


「何も聞かれる前に否定するのは、少し不自然です」


「違う!」


怜の声が大きくなる。


「僕は、兄さんを守りたかっただけです。水瀬先輩のことも、ちゃんと覚えてほしかっただけで……」


そこで、彼は言葉を止めた。


自分で言ってしまったことに気づいた顔だった。


ちゃんと覚えてほしかった。


それは、宮野先輩の言葉と似ている。

でも、少し違う。


宮野先輩は、忘れられた痛みを記録として見せようとした。

倉橋怜は、名前ごと覚えさせようとした。


灯里さんの名前を隠したままでは、誰も本当に覚えない。

そう思ったのかもしれない。


「怜」


倉橋蓮先輩の声が低くなった。


「お前、何をした」


「何も」


「怜」


その一言は、兄の声だった。


怒りではなく、逃がさないための声。


倉橋怜の表情が崩れた。


「……だって」


その声は、とても小さかった。


「だって、みんな水瀬先輩って言うじゃないか」


誰も話さない。


「名前を伏せて、黒く塗って、守ってるみたいな顔をして。でも、それって結局、いなかったことにしてるのと同じじゃないか」


怜の目に涙が浮かぶ。


「灯里さんは、ちゃんといたんだ。兄さんが好きだった人だ。真帆が憧れてた人だ。笑って、怒って、泣いて、文化祭の準備してた人だ。それを、黒く塗って終わりにされたくなかった」


その言葉は、痛かった。


間違っている。

でも、まったく理解できないわけではない。


黒く塗られた顔。

伏せられた名前。

守るための匿名性。


それは必要なことだ。

でも、残された人にとっては、その人の存在まで消されたように感じることがあるのかもしれない。


「だから、名前を出そうとしたんですか」


ぼくが聞くと、怜は唇を震わせた。


「……全員に見せたかった」


「何を」


「灯里さんがいたこと。兄さんが本気だったこと。誰かの噂話で終わらせていい話じゃなかったこと」


「そのために、灯里さんの名前を晒すつもりだった」


怜は何も答えなかった。


沈黙が、答えだった。


倉橋蓮先輩が、弟の肩を掴んだ。


「怜」


その声は震えていた。


「それは、灯里が一番嫌がったことだ」


怜の顔が歪む。


「兄さんに何がわかるんだよ」


「わかるよ」


蓮先輩は、静かに言った。


「手紙に書いてあったから」


倉橋怜は、息を止めた。


蓮先輩は、制服の内ポケットから、あの折りたたまれた手紙を取り出した。


水瀬灯里さんが学校を辞める前に、倉橋蓮先輩へ渡した手紙。


蓮先輩は、その手紙を胸の前で握った。


「灯里は書いていた。自分の名前が、誰かの話題になるのが怖いって。自分が誰を好きだったか、誰にどう思われたか、みんなに勝手に語られるのが怖いって」


怜の顔から血の気が引いた。


「そんな……」


「だから俺は、今まで名前を出さなかった」


蓮先輩の声も震えていた。


「忘れたからじゃない。なかったことにしたいからでもない。あの子が、それを望んでいなかったからだ」


体育館が静まり返っていた。


誰も、軽い声を出さない。


もう、この場にいるほとんどの生徒は、何が起きているのか完全にはわかっていないはずだ。

それでも、今ここで扱われているものが、笑っていいものではないことだけは伝わっている。


倉橋怜は、兄の手紙を見ていた。


「知らなかった」


小さな声だった。


「そんなこと、知らなかった」


「言わなかったからな」


蓮先輩は、自分を責めるように笑った。


「俺も、黙りすぎた」


「兄さん……」


「でも、怜。知らなかったからって、誰かの名前を勝手に晒していいことにはならない」


その言葉に、怜の目から涙がこぼれた。


「僕は……」


声が震える。


「僕は、兄さんの味方でいたかっただけなんだ」


その一言で、彼は崩れた。


ステージでも、客席でもなく、体育館の床の上で。

倉橋怜は、兄の前で泣き出した。


それは、犯人の泣き方には見えなかった。


間違えた弟の泣き方だった。


誰かを傷つけてしまったことに、やっと気づいた人の泣き方だった。


ひより先輩は、何も言わなかった。

ただ、まっすぐその姿を見ていた。


宮野先輩も、ステージ上で膝をつきそうなほど顔を歪めていた。


自分の怒りが誰かを利用し、その怒りをまた別の誰かが利用した。

傷は、こうして連鎖する。


一年前からずっと。


「倉橋くん」


白石すずさんの声がした。


全員がそちらを見る。


白石さんは、まだ藤原くんの隣にいた。

顔は青白い。

でも、目はまっすぐだった。


「私、怖かったです」


怜は、顔を上げられない。


「失恋届も、公開告白の放送も、みんなの前で名前を出されたことも。すごく怖かったです」


藤原くんが、隣で拳を握っている。


「私は、藤原くんのことをどう思っているか、自分でもまだちゃんと言葉にできていませんでした。なのに、勝手に決められて、勝手に終わらされそうになって、勝手に告白させられそうになりました」


白石さんの声が震える。


でも、止まらない。


「それは、たぶん、灯里先輩が怖かったことと同じなんだと思います」


倉橋怜の肩が震えた。


「だから、灯里先輩のためなら、私に同じことをしていいとは思わないでください」


その言葉は、体育館の空気を変えた。


責めるためではない。

でも、逃がさない言葉だった。


倉橋怜は、泣きながらうなずいた。


「ごめんなさい」


白石さんは、すぐには答えなかった。


許す、とは言わなかった。

大丈夫、とも言わなかった。


それでいいと思った。


傷つけられた人が、すぐに許す必要はない。


藤原くんが、一歩前に出た。


「僕からも、一つだけ言わせてください」


彼の声は、静かだった。


「白石さんの気持ちを、僕も勝手に想像していました。メッセージを信じかけて、彼女が望んでいるなら応えなきゃいけないと思いました。でも、それは聞いたことにはならない」


藤原くんは、白石さんを見た。


「これからは、勝手に決めません。聞きます。でも、今ここでは聞きません」


白石さんの目が揺れた。


「ここで聞いたら、また同じになるから」


その言葉に、ひより先輩が小さく息を吐いた。


ほっとしたような、泣きそうなような顔だった。


公開告白は、今ようやく止まったのだと思った。


主電源を抜いた時ではない。

動画を止めた時でもない。


誰かの気持ちを、みんなの前で答えさせないと決めた今。


ようやく。


「宮野さん」


ひより先輩が、ステージへ向き直った。


宮野先輩は、ゆっくり顔を上げる。


「あなたがしたことも、倉橋くんがしたことも、なかったことにはできません」


「……はい」


「でも、私たちが一年前にした間違いも、なかったことにはしません」


宮野先輩の目に、涙があふれた。


「どうすればよかったんですか」


その声は、もう裁く側の声ではなかった。


「私は、どうすればよかったんですか。忘れたくなかっただけなのに。灯里さんがいなくなったことを、みんなにちゃんと覚えてほしかっただけなのに」


ひより先輩は、マイクを下ろした。


そして、ステージの階段を上がった。


今度は、犯人に上げられたのではない。

自分の意思で、ステージへ上がった。


宮野先輩の前に立つ。


「相談しに来ればよかった」


ひより先輩は言った。


宮野先輩の顔が歪む。


「私が、相談室に?」


「うん」


「そんなの、できるわけないじゃないですか」


「うん。できなかったと思う」


ひより先輩は、うなずいた。


「だから、本当は私たちが気づかなきゃいけなかった。灯里さんだけじゃなくて、灯里さんのことを忘れられなかった人たちにも」


青柳先輩が、ステージ下で涙をこらえていた。


黒崎先輩は、静かに目を伏せている。


三枝先輩も、腕を組んだまま唇を噛んでいた。


「宮野さん」


ひより先輩の声は、やわらかかった。


「ごめん」


宮野先輩の涙が落ちた。


「でも、白石さんたちにも、相原さんにも、倉橋くんにも、藤原くんにも、あなたから謝って」


宮野先輩は泣きながらうなずいた。


「はい」


「そして、先生にも話そう」


「……はい」


「逃げないで」


宮野先輩は、長い時間をかけて、もう一度うなずいた。


「逃げません」


その返事を聞いて、ひより先輩は少しだけ目を閉じた。


体育館の中には、まだ重い空気が残っている。

この場にいる全員が、すぐに納得したわけではない。

傷ついた人が、すぐに癒えたわけでもない。

事件が、きれいに終わったわけでもない。


でも、ステージはもう誰かを裁く場所ではなくなっていた。


その時、三枝先輩がぼそっと言った。


「それで、現実的な話をしていい?」


ひより先輩が、涙目のまま振り向く。


「莉子、こういう時ほんと助かる」


「感動してるところ悪いけど、先生を呼ばないとまずいわ。あと、体育館の主電源をこのまま抜きっぱなしにするのも危ない。機材確認も必要。投稿予約が他に残っていないかも全部調べる。関係者のスマホも、勝手には見られないけど、先生立ち会いで確認する必要がある」


一気に現実が戻ってきた。


でも、その現実感に少し救われた。


物語みたいに、涙で終わるわけにはいかない。

ここは学校で、文化祭前で、起きたことには後始末がある。


「先生を呼びます」


黒崎先輩が言った。


「俺が説明する。俺が一年前にしたことも含めて」


青柳先輩が顔を上げる。


「私も行く」


「私も」


ひより先輩が続く。


宮野先輩が、小さく言った。


「私も、行きます」


倉橋怜も、涙を拭きながら声を絞り出した。


「僕も……話します」


蓮先輩が、弟の肩に手を置いた。


「一緒に行く」


相原さんは、星形のチャームを握ったまま、白石さんを見た。


「白石先輩」


「はい」


「ごめんなさい。相談メモの写真を撮りました。怖かったからって、していいことじゃなかったです」


白石さんは、少しだけ目を伏せた。


「今は、許せるかどうかわかりません」


相原さんは、うなずいた。


「はい」


「でも、言ってくれてありがとうございます」


相原さんの目から、また涙が落ちた。


許す前に、言葉を受け取る。


それも一つの答えなのかもしれない。


体育館の照明が、少しずつ通常の明るさへ戻っていく。

音響担当の生徒が、先生を呼びに走る。

実行委員たちは、ざわつきながらも片づけを始める。


文化祭は、まだ終わっていない。


でも、今年の後夜祭で公開告白が行われることは、たぶんもうない。


ひより先輩は、ステージの端に立って体育館を見渡していた。


ぼくは、その隣へ行った。


「終わりましたかね」


そう聞くと、先輩は少しだけ笑った。


「事件としては、まだ終わってないかな。先生への説明、謝罪、記録の削除、再発防止。現実はここからが長い」


「急に生徒会っぽいですね」


「相談室も、生徒会企画なので」


先輩は、少しだけ遠くを見る。


「でも、少なくとも公開告白は止まった」


「はい」


「灯里さんの名前も、出さずに済んだ」


「はい」


「白石さんも、藤原くんも、自分の言葉で止められた」


「はい」


ひより先輩は、そこでようやく深く息を吐いた。


その横顔には、疲れがあった。

痛みもあった。

でも、第6話の時のような、崩れそうな危うさは少し薄れていた。


「書記くん」


「はい」


「私、相談室を続けたい」


「そう言うと思いました」


「でも、今までと同じじゃだめだね」


先輩は、ステージ下にいる白石さんたちを見た。


「秘密を守るって、口で言うだけじゃ足りない。記録の残し方も、鍵の管理も、誰に相談するかも、ちゃんと決めないといけない」


「生徒会書記として、運用ルールを作ります」


「頼もしい」


「地味に、ですか」


「ううん」


ひより先輩は、少しだけ笑った。


「かなり」


その笑顔を見て、ぼくはやっと少しだけ肩の力を抜いた。


その時、体育館の入口から先生たちが駆け込んできた。


現実の後始末が始まる。


ぼくたちは、ステージを降りた。


事件の答え合わせは、終わったわけではない。

でも、誰かを晒すための答え合わせは、ここで止められた。


あとは、誰かが勝手に決めた答えではなく、それぞれが自分の言葉で話していく番だった。


第12話まで読んでくださり、ありがとうございます。

今回は、最後の動画を仕込んだ人物が倉橋怜だったこと、そして宮野千紗だけでなく、複数の人の後悔と怒りが事件を大きくしていたことが明らかになりました。


白石すずと藤原海斗は、自分たちの気持ちを「みんなの前で答えさせられる」ことを拒み、公開告白の形を止めました。

次回は、先生への説明や相談室の再出発、そして白石と藤原の関係を少し落ち着いた形で描いていきます。

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