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夢の中の君に、恋をした。  作者: 桜木 モモ


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「絶対に見つけてやる」

神城刹那は、諦めの悪い男だった。


欲しいものがあれば、手に入れる。


分からないことがあれば、答えを見つける。


幼い頃から、そうやって生きてきた。


勉強も、語学も、音楽も。


努力すれば結果が出た。


努力で足りなければ、才能で補った。


才能で足りなければ、使えるものをすべて使った。


だから、今回もそうするつもりだった。


たとえ相手が、夢の中の少女だったとしても。


⸻


「……雨宮さくら」


刹那は机に向かい、何度目かも分からない検索を繰り返していた。


名前。


年齢。


学校。


住んでいる地域。


誕生日。


夢の中で聞いた、彼女に関するあらゆる情報。


同姓同名の人物は、何人もいた。


けれど、どれも違った。


写真があれば確認した。


年齢が合わなければ除外した。


地域が違っても、念のため調べた。


それでも、見つからない。


「……チッ」


画面を閉じる。


そして、数分後にはまた開く。


そんな日々が続いた。

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