第34話 王虎の牙の未来
海で皆と過ごしてから一週間が経った。
《王虎の牙》の街には再び木槌の音と活気ある掛け声が響いていた。
「その木材こっちへ!」
「はい!」
「屋根を持ち上げるぞ!」
「せーの!」
プレイヤーとNPC。
大勢の人たちが力を合わせ。
一軒。
また一軒と住宅を完成させていく。
海で一日ゆっくり休んだ影響もあるのだろう。
皆の表情は明るい。
作業の手際も以前よりずっと良くなっていた。
最初の頃は木材一つ運ぶだけでも大騒ぎだった。
誰が何をするのか。
どこへ運ぶのか。
それすら決まっていなかった。
だけど今は違う。
「次の木材!」
「もう運んでる!」
「屋根材足りないぞ!」
「倉庫から持ってきます!」
「そっちはもう終わった!」
「じゃあ次の家を手伝ってくれ!」
指示が飛ぶ。
それに応じて人が動く。
誰かが困っていれば別の誰かが手伝う。
もう俺たちもすっかり街づくりに慣れてしまったらしい。
「よし!」
ゴウマの声が響いた。
「最後の梁を乗せるぞ!」
「任せろ!」
ガンテツが太い梁を軽々と担ぎ上げる。
「おらぁ!」
「ゆっくりじゃ!」
下からドランが叫ぶ。
「勢いで乗せるんじゃないぞ!」
「分かってる!」
「お主は分かっていても力が強すぎるんじゃ!」
「信用ねぇな!?」
「日頃の行いじゃ!」
周囲から笑い声が上がった。
そんな中。
ガンテツが慎重に梁を持ち上げる。
「この辺か?」
「もう少し右じゃ!」
「こっちか?」
「行きすぎじゃ!」
「細けぇな!」
「家を建てとるんじゃぞ!」
「分かった分かった!」
ゆっくり。
少しずつ。
巨大な梁が最後の住宅へ収まっていく。
「そこじゃ!」
ドランが金槌を振るう。
カンッ!
カンッ!
乾いた音が響く。
最後に。
カンッ!
「……よし」
ドランが梁を確認する。
少し押す。
叩く。
そして。
満足そうに髭を撫でた。
「これで完了じゃ!」
一瞬。
静かになる。
そして。
「終わったぁぁぁ!」
「やったー!」
「住宅区完成だ!」
「長かったー!」
あちこちから歓声が上がった。
「おおおおおっ!」
俺も思わず笑いながら完成した住宅街を見渡す。
広い道路。
その左右に並ぶ家々。
右側には主にプレイヤーたちが暮らす居住区。
左側にはNPC住民たちが暮らす居住区。
完全に分断されているわけではない。
互いに行き来できる道があり。
生活に必要な水場もある。
小さな広場もある。
まだ空いている区画も残されていた。
これから人が増えた時。
新しい家を建てられるようにするためだ。
「……」
少し前までここには何もなかった。
土。
草。
石。
それだけだった。
今は家がある。
道がある。
人がいる。
NPCの子供たちが嬉しそうに新しい家の周囲を走り回っている。
「あっ!」
「ここ!」
「私の家!」
「待ってー!」
「こっち広いよ!」
大人たちは家具や荷物を運び込んでいる。
「机はこちらへ」
「ベッドは奥でいいか?」
「はい!」
「気を付けてください!」
あちこちから声が聞こえる。
その一つ一つがここで新しい生活が始まることを教えてくれていた。
「皆さーん!」
たるとの声。
街の中央。
虎耳をぴんと立てながら大きく手を振っている。
「お疲れ様でしたー!」
その言葉に盛大な拍手が沸き起こった。
パチパチパチパチ――。
「皆さんのおかげで!」
たるとは住宅街を見渡す。
「住宅区!」
大きく息を吸って。
「完成です!」
「おおーーっ!」
再び歓声。
「はっはっは!」
ガンテツが豪快に笑う。
「こうして見ると壮観だな!」
「本当ね」
リンファも穏やかに微笑む。
「最初の集落とは比べものにならないわ」
「皆さん、本当によく頑張りましたね」
ノエルも嬉しそうだ。
その少し後ろ。
アレンとダリオ。
そして元《深淵の剣》だった仲間たちも住宅街を眺めている。
「……すごいな」
アレンが小さく呟く。
「まさか」
周囲を見る。
「ここまで立派な街になるとは思わなかった」
「ですね」
ダリオも頷いた。
「しかも」
少し笑う。
「自分たちがその建設に参加することになるとも思いませんでした」
「……ああ」
アレンも僅かに笑った。
「俺もだ」
その表情は以前よりずっと柔らかくなっていた。
「……」
俺はそんな皆を見ながら。
小さく息を吐く。
これで少なくともここで暮らす人たちが安心して眠れる場所はできた。
もちろん。
これから人が増えればまた家を建てる必要があるだろう。
でも。
ひとまず一つの大きな目標を達成した。
「ふふっ」
たるとも嬉しそうに住宅街を眺めている。
すると。
「……あれ?」
何かに気付いた。
「アイスさん」
「どうした?」
たるとが街の中央を指差す。
そこには。
住宅が並ぶ中。
不自然なほど大きな空き地が残されていた。
綺麗に整地され。
建物を建てる準備までされている。
でも何も建っていない。
「こちらだけ空いていますが」
たるとが首を傾げる。
「何を建てる予定なのですか?」
「ああ」
アイスは静かにその場所を見る。
「ここは最初から空けてある」
「最初から?」
「ああ」
そして。
一拍。
「ここには――」
全員を見る。
「《王虎の牙》のギルド本部を建設する予定だ」
「……」
たるとの虎耳がぴくりと動く。
「ギルド本部?」
もう一度。
「ギルド本部ですか!?」
「そうだ」
「おお……!」
ハヤテも空き地を見る。
「ついに俺たちにもそんなものができるのか」
「今も集会場はあるだろ?」
バレットが言う。
「あるけど」
ハヤテが振り返る。
「ギルド本部って響きが格好いいだろ!」
「そこかよ」
「大事だぞ!」
「そうなの?」
俺が聞く。
「大事だ!」
よく分からない。
「設計図はこちらだ」
アイスが一枚の大きな紙を取り出す。
「わぁ!」
たるとが真っ先に近づく。
俺たちもその周囲へ集まった。
設計図を広げる。
「……大きいね」
思わず声が出る。
そこに描かれていたのは。
三階建ての大きな建物だった。
今まで使っていた集会場より遥かに大きい。
街の中心に建てられる建物として。
十分な存在感がある。
「これが」
アイスが設計図を指す。
「《王虎の牙》のギルド本部だ」
「おぉ……!」
たるとの目が輝く。
「立派です!」
「まず一階だ」
ゴウマが説明を引き継ぐ。
「ここは大規模な集会場になる」
設計図の中央。
かなり広い空間。
「現在の集会場では」
「今後さらに人数が増えた場合」
「全員を収容するのが難しくなる」
「確かに」
ノエルが頷く。
「すでにかなり手狭になっていますからね」
「それだけではない」
アイスが入口付近を指す。
「ここには受付を設置する」
「受付?」
たるとが首を傾げる。
「ああ」
「この街が発展すれば」
「今後は様々な人間が訪れるようになる」
指を動かす。
「商人」
「冒険者」
「他ギルドの使者」
「旅人」
「新たにこの街へ住みたいと考える者も現れるかもしれない」
「……」
たるとが目を丸くする。
「そうした者たちへの対応をすべて僕たちだけで行うわけにはいかない」
「なるほど……」
「そのための受付だ」
さらに。
その横には大きな掲示板。
「ここは?」
「依頼掲示板だ」
「依頼?」
「住民からの依頼」
「警備隊からの要請」
「資材収集」
「魔物討伐」
「護衛」
「その他」
アイスは説明する。
「街の中で発生した仕事をここへ集める」
「それを受けたい者が自由に確認できるようにする予定だ」
「おお!」
ハヤテが目を輝かせた。
「本当に冒険者ギルドみたいだな!」
「そうですね!」
たるとも嬉しそうだ。
「なんだか街の中心って感じがします!」
「実際」
アイスが頷く。
「その役割を担うことになるだろう」
次。
ゴウマが二階を指差す。
「二階は会議室だ」
「今後」
「街の運営」
「建設計画」
「警備」
「外交」
「様々な話し合いが必要になる」
「それを行うための場所だ」
「今までみたいに」
俺が言う。
「皆で適当に集まって話すだけじゃ駄目になるんだね」
「適当にやっていたつもりはないぞ」
ゴウマが俺を見る。
「……ごめん」
ちょっと怒られた。
「そして三階」
アイスが指す。
「ここは客室だ」
「客室?」
「他ギルドの代表」
「商人」
「遠方から来た重要な客」
「そうした者たちが滞在できる部屋を用意する」
「泊まれるんですか!」
「ああ」
「今後」
アイスは街を見る。
「交流が増えれば必要になる」
「……」
俺も設計図を見る。
受付。
依頼掲示板。
集会場。
会議室。
客室。
「本当に」
小さく笑う。
「国みたいになってきたね」
「まだ国ではない」
ゴウマが言う。
「分かってるよ」
「でも」
もう一度、周囲を見る。
「前とは全然違う」
たるとも嬉しそうに頷いた。
「はい!」
そして勢いよく手を上げる。
「それでは!」
「次はギルド本部の建設ですね!」
「皆さん!」
「頑張りましょう!」
「おおーーっ!」
大きな声。
また新しい建設が始まる。
そう思った時だった。
「待て」
ゴウマが言う。
「?」
たるとが振り返る。
ゴウマは街のさらに奥。
NPCたちが暮らす居住区の向こうを指差した。
「まだある」
「……まだ?」
「そうだ」
ゴウマが歩き出す。
「ついてこい」
◇
俺たちはゴウマについて街の奥へ向かった。
住宅街を抜け。
NPCたちの居住区を通る。
新しい家。
畑へ向かう人。
道端で遊ぶ子供たち。
「こんにちは!」
たるとが笑顔で手を振る。
そして。
さらに奥へ。
やがて。
家が途切れた。
「……」
目の前。
広大な土地。
綺麗に整地されている。
だが何もない。
「わぁ……」
たるとが足を止めた。
「広いですね……」
住宅街の空き地とは比べものにならない。
かなりの広さだ。
「このような場所まで確保していたのですね」
「ああ」
ゴウマが前へ出る。
「ここは」
一度。
土地全体を見る。
そして。
「城の建設予定地だ」
「……」
「お城ですか!?」
たるとの声が響いた。
「城!?」
ハヤテも目を丸くする。
「ギルド本部の次は城かよ!」
「一気に規模が大きくなったな……」
バレットも少し驚いている。
ガンテツは逆に楽しそうだ。
「はっはっは!」
「城か!」
「そいつは作り甲斐がありそうだ!」
「ガンテツさん」
たるとが恐る恐る見る。
「楽しそうですね……」
「当たり前だ!」
胸を張る。
「人生で城を建てる機会なんてそうそうないだろ!」
「それはそうですけど……」
たるとは改めて広大な土地を見る。
「でも」
首を傾げる。
「本当に必要なのでしょうか?」
その疑問は俺も少し思っていた。
住宅はある。
これからギルド本部も建つ。
集会も。
会議も。
来客への対応もできる。
ならわざわざ城まで建てる必要があるのか。
「必要だ」
アイスが答えた。
「ギルド本部と城では」
「役割が違う」
「役割……ですか?」
「ああ」
アイスは更地へ歩み出る。
「ギルド本部は」
「言ってしまえば街の表側だ」
「人を迎える」
「依頼を受ける」
「情報を集める」
「他のギルドと交流する」
「多くの者が出入りする場所になる」
「一方」
城の予定地を見る。
「こちらは逆だ」
「街の中枢になる」
空気が少し変わった。
「この城には」
「《王虎の牙》の主力メンバー」
「そして警備隊の一部が居住する予定だ」
「俺たちも?」
ハヤテが聞く。
「ああ」
「もちろん」
アイスが続ける。
「全員に強制するつもりはない」
「希望者は今まで通り住宅区で暮らしても構わない」
「ただ」
「緊急時にすぐ動ける戦力を一定数集めておく必要がある」
アレンが頷く。
「確かに」
「防衛を考えるのであれば有効です」
ダリオも続ける。
「城門が突破された場合」
「街の中に最後の防衛拠点があるだけでも大きく違います」
「そういうことだ」
アイスが頷いた。
そして。
さらに奥を指す。
「また」
「城を含むこの一帯は」
「中枢区として整備する」
「中枢区?」
たるとが聞く。
「ああ」
「一般の住民や旅人が自由に出入りする場所ではない」
「許可のない者の立ち入りは制限する」
「警備隊にも常時警備を担当してもらう予定だ」
アレンの表情が引き締まる。
「承知しました」
「警備計画はこちらで考案します」
「俺も手伝います」
ダリオも頷いた。
「出入口」
「巡回経路」
「交代要員」
「緊急時の封鎖方法」
「必要なものをまとめておきます」
「頼む」
「はい!」
たるとは少し驚いたように周囲を見る。
「そこまで厳重にするのですね……」
「必要になる」
アイスは静かに答えた。
「今後」
「この街がさらに発展すれば」
「扱う情報も増える」
「防衛計画」
「街の運営方針」
「警備隊の配置」
「他ギルドとの交渉」
「他国との外交」
「そうした情報を誰でも見られる場所へ置くわけにはいかない」
「……」
確かに。
今までは俺たちだけで話していればよかった。
でも人が増えた。
組織が増えた。
外から来る人も。
これから増えていく。
昔と同じやり方では。
いつか限界が来る。
「それから」
アイスが言った。
「もう一つ」
「?」
たるとが首を傾げる。
アイスはたるとを見る。
「君だ」
「……私?」
虎耳がぴくり。
「はい」
自分を指差す。
「私ですか?」
「ああ」
「たると」
アイスの声は真剣だった。
「君は《王虎の牙》のギルドマスターだ」
「それはそうですが……」
「そして」
一度。
街を見る。
「今やこの街を代表する人間でもある」
「……」
たるとの表情が止まった。
「私が……?」
「ああ」
「今はまだ」
アイスは続ける。
「僕たちの中では」
「たるとはたるとだ」
「一緒に飯を食べ」
「一緒に働き」
「時には遊ぶ」
「それでいい」
「ですが」
ノエルが静かに続けた。
「外から見れば違います」
「《王虎の牙》のギルドマスター」
「二百人を超えるプレイヤーが所属し、NPC住民も暮らす街の代表」
「今後」
「その立場はさらに大きくなっていくでしょう」
「……」
たるとの虎耳が少しずつ下がっていく。
「そんな大層なものではないのですが……」
「そう思っているのは本人だけだろ」
ハヤテが笑う。
「ですね」
シズクも小さく頷く。
「えぇ……」
「だから」
ゴウマが腕を組む。
「お前の安全を確保することも重要になる」
「私なら皆さんと同じ住宅で大丈夫ですよ?」
「駄目だ」
即答。
「えぇ!?」
たるとの耳が跳ねる。
「な、なんでですか!」
「ギルドマスターだからだ」
「でも!」
「駄目だ」
「ゴウマさん!」
「駄目だ」
「まだ何も言ってません!」
「どうせ同じことを言うだろう」
「うぅ……!」
頬を膨らませる。
その様子に思わず笑ってしまった。
「たると」
「ガウ!」
助けを求めるように俺を見る。
「私だけ特別扱いなんておかしいですよね!」
「うーん」
少し考える。
そして。
「たるとがお姫様になる日も近いね」
「なりません!」
即答だった。
「じゃあ女王様?」
「もっとなりません!」
「王虎の牙の女王たると」
「やめてください!」
顔を真っ赤にしている。
「はっはっはっ!」
ガンテツが大笑いする。
「似合ってるじゃねぇか!」
「ガンテツさんまで!」
「王冠も作るか?」
ドランが髭を撫でる。
「いりません!」
「玉座は?」
ハヤテが聞く。
「いりません!」
「マント」
「いりません!」
「虎柄の――」
「絶対いりません!!」
大きな声。
笑いが広がった。
「もう!」
たるとは頬を膨らませている。
「皆さん遊んでますよね!?」
「ごめんごめん」
俺は笑う。
でもたるとを見る。
本人は何も変わっていない。
最初に出会った時からたるとはたるとだ。
小さな虎獣人。
よく笑って。
よく食べて。
皆のことを考えて。
困っている人がいれば助ける。
それだけ。
だけど。
その周囲に少しずつ人が集まった。
俺が来た。
仲間が来た。
NPCたちがいた。
救われた人たちが来た。
そして今。
二百人を超える人間が《王虎の牙》という名前の下に集まっている。
たると自身はきっと何も変わったつもりはない。
でも周囲から見える姿は少しずつ変わっているのかもしれない。
「……」
俺は広大な土地を見る。
ここにいつか城が建つ。
今は何もない。
土しかない。
でも。
いつか大きな城が建って。
その周囲には。
もっと家が増える。
店が増える。
道が増える。
人が増える。
ここを自分の故郷と呼ぶ人だって増えていくのかもしれない。
「本当に……」
たるとが小さく呟く。
「国を築いているみたいですね」
「……そうだな」
ゴウマが頷く。
アイスも。
ノエルも。
アレンも。
皆が何もない更地を見る。
きっと見ているものは同じだ。
今ここにある景色ではない。
これからここにできるもの。
「……すごいことになったね」
俺は思わず呟いた。
「ガウ?」
たるとがこちらを見る。
「なんでもないよ」
「?」
首を傾げる。
俺は小さく笑った。
最初は。
ただ。
皆で楽しく過ごせればそれでよかった。
一緒に飯を食べて。
馬鹿なことをして。
笑って。
帰ってきたら。
誰かがいる。
そんな場所があれば。
それでよかった。
それがいつの間にか。
集落になって。
街になって。
そして今。
国になろうとしている。
未来がどうなるかなんて。
俺には分からない。
だけど一つだけ分かることがある。
どれだけ大きくなっても。
どれだけ人が増えても。
ここが俺たちの帰る場所であることは変わらない。
「よーし!」
たるとの声が響く。
「皆さん!」
さっきまで頬を膨らませていたのが嘘のように。
いつもの笑顔。
「次はギルド本部です!」
拳を上げる。
「そして!」
広大な土地を見る。
「いつか!」
少しだけ照れくさそうに。
「ここに立派なお城を建てましょう!」
「おおーーっ!」
皆の声が響いた。
俺もその声に混ざる。
何もない土地。
だけどここにはきっと俺たちの未来がある。
《王虎の牙》の未来は。
今。
この何もない土地からまた新しく始まろうとしていた。
第34話を読んでいただきありがとうございます!
ついに住宅区が完成しました!
そして次に待っているのは、《王虎の牙》のギルド本部と、そのさらに先にある大きな城。
小さな集落から始まった場所が、少しずつ街へ、そして国へと近づいています。
たるともいつか本当に女王様に……なるのでしょうか?
これから形になっていく《王虎の牙》の未来。
次回もお楽しみに!




