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第21話 それぞれの旅路

ヴォルグが警備隊の訓練に参加してから一週間が経った。


地下訓練場。


「前衛!」


「はい!」


「右から来るぞ!」


「了解!」


ガキンッ!


ガキンッ!


広い訓練場に武器のぶつかる音が響く。


盾を持った警備隊員たちが前へ。


その後ろ。


槍。


さらに後方。


弓。


「前衛、交代!」


「はい!」


前列が下がる。


同時に後ろにいた隊員が前へ出る。


「左!」


「三名!」


「対応します!」


「後衛はそのまま!」


「了解!」


「…………」


俺は訓練場の端からその様子を見ていた。


隣にはたると。


ハヤテ。


リンファ。


「…………」


なんかすごい。


一週間、訓練していた警備隊。


だけど。


今は……。


「第二班!」


「サー!」


「前へ!」


「イエッサー!」


「…………」


俺はたるとを見る。


「たると」


「なんですか?」


「軍隊になってない?」


「…………」


たるとも警備隊を見る。


「なってますね」


「一週間だよ?」


「一週間ですね」


「…………」


「…………」


二人で見る。


訓練場の中央。


腕を組んで立つヴォルグ。


その近くに警備隊長アレン。


副隊長ダリオ。


「隊長の指示だけを待つな!」


ヴォルグの低い声が響く。


「周囲を見ろ!」


「仲間を見ろ!」


「自分で判断しろ!」


「「「サー!イエッサー!」」」


「…………」


「やっぱり軍隊だよ」


「軍隊ですね」


「ヴォルグさん!」


たるとが思わず声を上げた。


「ん?」


ヴォルグが振り返る。


「うちの警備隊に何したんですか!?」


「訓練だ」


「それだけ!?」


「ああ」


即答。


「…………」


たるとがアレンを見る。


「アレンさん!」


「はい!」


びしっ!


姿勢がいい。


「…………」


たるとの虎耳が動く。


「アレンさん?」


「はい!」


「そんなに姿勢よかったですっけ?」


「訓練の成果です!」


「…………」


「…………」


「ガウ」


「なに?」


「アレンさんまで軍隊になりました」


「隊長だからね」


「そういう問題ですか!?」


たぶん違う。


「全員、整列!」


アレンの声。


「「「サー!」」」


ざっ!


早い。


「…………」


ハヤテが俺の隣で呟く。


「すげえな」


「うん」


「俺も混ざってみるかな」


「やめときなさい」


リンファが止める。


「なんでだよ」


「あなた絶対途中から勝手なことするでしょう?」


「しねえよ!」


「本当に?」


「…………」


「ほら」


「まだ何もしてないだろ!」


そんなことを話している間に警備隊員たちが一列に並ぶ。


ヴォルグが全員を見る。


一人ずつ。


ゆっくりと。


「…………」


そして。


「以上で訓練を終了する!」


「「「サー!イエッサー!!」」」


響いた。


「…………」


俺たちは黙る。


ヴォルグが頷く。


「解散!」


「「「サー!」」」


ざっ!


隊員たちが一斉に動き出す。


「…………」


たるとの虎耳がぺたんと伏せた。


「一週間前まで普通の警備隊だったのに……」


「強くなったならいいんじゃない?」


「それは嬉しいですけど!」


「動きもかなり良くなったな」


ゴウマがこっちへ歩いてくる。


その隣にはアイス。


「最初にヴォルグが言っていた部分はかなり改善されてる」


「そうだね」


アイスも頷く。


「隊長の指示を待つだけじゃなくなった」


「小隊ごとに判断して動けるようにもなってる」


「一週間で?」


たるとが聞く。


「基礎はできてたからな」


ゴウマが答える。


「ヴォルグが足りない部分を徹底的に叩き込んだ」


「叩き込んだ……」


たるとがヴォルグを見る。


「何か問題があるか?」


「い、いえ!」


ヴォルグはいつも通り。


「だが」


警備隊を見る。


「まだ完成には遠い」


「まだ!?」


たるとの虎耳が立った。


「当然だ」


「一週間で軍隊みたいになってるんですよ!?」


「軍隊ではない」


「サーイエッサーって言ってましたよ!?」


「返事だ」


「返事!?」


ヴォルグは気にしてない。


「…………」


俺はアレンを見る。


アレン。


姿勢がいい。


ダリオ。


姿勢がいい。


他の警備隊員。


みんな姿勢がいい。


「まあ」


俺は頷く。


「強そうだからいいんじゃない?」


「ガウまで!?」


その時。


「みんな~」


声。


「ん?」


訓練場の入口。


セリア。


その隣にはシズクとモルフォ。


三人が立っていた。


「調査終わったよ~」


「!」


たるとの表情が変わった。


「宝玉ですか!?」


「うん~」


セリアが頷く。


「分かりました!?」


「それなんだけどね~」


「はい!」


「…………」


セリア。


シズク。


モルフォ。


三人が顔を見合わせる。


そして。


「結論から言うね~」


「はい!」


たるとの虎耳が立つ。


俺たちも見る。


セリアが笑った。


「詳しいことは分からない~」


「…………」


「…………」


「…………」


「分からなかったんですか!?」


たるとの声が地下訓練場に響いた。



研究所。


机。


その上。


割れた宝玉が置かれている。


「色々試したんだけどね~」


セリアが椅子に座る。


「壊れ方がひどいんだよ~」


「通信に使われた宝玉だったことは確認できました」


シズクが続ける。


「ですが」


破片を見る。


「肝心の接続先に関する情報がほとんど残っていません」


「誰と話してたかは?」


俺が聞く。


「分かりません」


「どこから通信してたかも?」


「それも難しいです」


「…………」


そっか。


「申し訳ありません」


モルフォが少し肩を落とす。


「私も可能な限り調べてみたのですが……」


「モルフォが謝ることじゃないよ」


俺が言う。


「撃たれて壊された物なんだし」


「そうですよ!」


たるとも頷く。


「三人とも一週間ずっと調べてくれたんですから!」


モルフォが少し笑う。


「ただね~」


セリアが宝玉の破片を一つ持ち上げる。


「このまま終わりにするのはちょっともったいないかな~」


「?」


たるとの虎耳が動く。


「どういうことですか?」


「私たちじゃ分からなかったけど~」


セリアが言う。


「もっと詳しい人なら分かるかもしれないよ~」


「もっと詳しい人?」


「うん~」


そして。


少し嬉しそうに。


「ミスティアに持っていってみたいな~」


「…………」


魔導国家。


《ミスティア》。


第七階層にある国。


以前。


アルカディアで開かれた国家代表者会議。


そこで出会ったリュミエール。


魔法の研究についてセリアと話していた。


そして。


いつかミスティアへ。


そう誘われていた。


「ミスティア……」


たるとが呟く。


「向こうには魔法や術式を専門に研究してる人がたくさんいるみたいだから~」


セリアが宝玉を見る。


「通信術式に詳しい人もいると思うんだ~」


「私も賛成です」


シズクが言う。


「私たちだけで調べ続けるより、専門的な知識を持つ方々に見てもらった方がいいでしょう」


「私も同意見です」


モルフォも頷く。


「残存している術式の解析方法についても、学べることがあるかもしれません」


「…………」


たるとが少し考える。


そして。


「行きましょう!」


早い。


「いいの?」


俺が聞く。


「はい!」


たるとの虎耳が立つ。


「せっかく残った証拠です!」


「ここで諦めるのはもったいないです!」


「それに」


笑う。


「リュミエールさんはいつでも来てくださいって言ってもらいましたから!」


「決まりだね~」


セリアちょっと嬉しそう。


たぶん。


宝玉がなくても行きたかったんじゃないかな。


「セリア」


「なに~?」


「楽しみ?」


「楽しみだよ~」


即答。



カンッ!


カンッ!


カンッ!


鍛冶工房。


「バレット!」


「ん?」


ドランの声。


工房へ入ってきたバレットが顔を上げる。


「できたぞ!」


「本当か?」


「おう!」


作業台に一本の矢を置いた。


以前より少し大きな矢じり。


だけど。


形はかなり変わっている。


「ほれ」


「…………」


バレットが手に取る。


重さ。


形。


矢じり。


細かく確認する。


「試作品二十一号じゃ」


「二十一!?」


入口にいたたるとの虎耳が立った。


「この前、三号じゃありませんでした!?」


「そうじゃ」


「一週間ですよ!?」


「そうじゃ」


「十八本失敗したんですか!?」


「正確には十七本じゃ」


「え?」


「一つは失敗する前にバルカンが壊した」


「何してるんですか!?」


バルカン。


もう帰ったけど、最後まで何してたんだろう。


「まあ、そのバルカンの助言も役には立ったぞ」


ドランが言う。


「素材の配合」


「矢じりの形状」


「付与した時の力の逃がし方」


「色々試した」


「それで」


バレットが聞く。


「これは?」


「今までで一番安定しとる」


「…………」


バレットが頷く。


弓《流星》を構える。


矢を番える。


「ここで撃つなよ!」


「分かってる」


「前に撃とうとしたじゃろ!」


「試したかった」


「工房で試すな!」


場所を移す。


工房の裏にある簡単な試射場。


バレットが矢を番える。


「…………」


集中。


矢じり。


淡い光。


一つ。


二つ。


そして。


三つ。


異なる魔法効果が矢じりへ重なる。


「…………!」


たるとの目が輝く。


「三つ!」


「まだだ」


バレットが言う。


弦を引く。


ぎりっ。


そして。


放つ。


ヒュンッ!


矢が飛ぶ。


的へ。


突き刺さる。


直後。


三つの効果が連続して発動。


「…………」


誰もすぐには話さない。


バレットが弓を下ろす。


「…………」


ドランを見る。


「どうじゃ?」


「…………」


少しだけバレットが笑った。


「いける」


「おお!」


たるとの虎耳が立つ。


「成功ですか!?」


「ああ」


バレットが頷く。


「三重付与」


的を見る。


「まだ弱くしか付与してないが、安定して発動した」


「やったー!」


なぜかたるとが一番喜んでる。


「やっとじゃ!」


ドランも笑う。


「二十一号!」


胸を張る。


「完成じゃ!」


「長かったな」


「一週間じゃ!」


「短くない?」


俺が言う。


「わしには長かった!」


そうなんだ。


「バルカンさんにも教えないとですね!」


たるとが言う。


「当然じゃ!」


ドランが笑う。


「次に会った時、見せつけてやる!」


「協力してくれたんじゃないの?」


「それとこれとは別じゃ!」


職人って難しい。



昼。


《王虎の牙》。


ギルド本部。


会議室。


「では」


ゴウマが腕を組む。


「ミスティアへ行くのは」


たると。


俺。


シズク。


セリア。


モルフォ。


そして。


「ノアも行くよ~」


「はい!」


セリアの助手。


ノア。


「私もリオを連れていこうと思います」


シズクが言う。


その隣。


「よろしくお願いします」


リオが頭を下げる。


シズクの助手。


結界術や術式について学んでいる。


「私もミナを」


モルフォ。


「監視します」


ミナも頷く。


ん?なんか一人だけ違うような……。


気にしないでおこう。


「研究組全員だね」


俺が言う。


「せっかくだからね~」


セリアが答える。


「ミスティアで色々見せてもらいたいし~」


やっぱり宝玉以外も楽しみにしてる。


「問題ない」


ゴウマが頷く。


「その間のフェリシアは俺たちが――」


言いかけ。


止まった。


「?」


たるとが首を傾げる。


「ゴウマ?」


「……いや」


ゴウマが少し考える。


そして。


ヴォルグを見る。


「ヴォルグ」


「なんだ」


「今日、グランヴァルへ戻るんだったな」


「ああ」


「なら」


ゴウマが言う。


「俺も同行していいか?」


「え?」


たるとの虎耳が動く。


「ゴウマも?」


「ああ」


ゴウマが頷く。


「この一週間」


「ヴォルグから色々教わった」


「だが」


「実際の軍事国家がどういう防衛体制を敷いているのか」


「どうやって部隊を運用しているのか」


「一度、自分の目で見ておきたい」


「…………」


「フェリシアの防衛にも役立つはずだ」


「なるほど……」


たるとが頷く。


「僕も行っていいかな」


「アイス?」


今度はアイス。


「僕もグランヴァルを見てみたい」


「防衛設備」


「兵の配置」


「有事の際の動き」


「フェリシアにも応用できる部分があるかもしれない」


「…………」


たるとが二人を見る。


そして。


「分かりました!」


「行ってきてください!」


「いいのか?」


ゴウマが聞く。


「はい!」


「その代わり」


たるとの虎耳が立つ。


「いっぱい勉強してきてくださいね!」


「ああ」


「任せて」


アイスも笑う。


「ヴォルグさん」


たるとが聞く。


「二人も一緒で大丈夫ですか?」


「構わん」


ヴォルグが即答する。


「むしろ」


ゴウマとアイスを見る。


「フェリシアの防衛を考えるなら、一度見ておいた方がいい」


「ありがとうございます!」


「礼はいらん」


ヴォルグが答える。


「…………」


こうして決まった。


ミスティア。


そして。


グランヴァル。


二つの国へ。


俺たちは向かうことになった。


「それで」


ハヤテが手を上げる。


「俺は?」


「留守番」


リンファ。


「即答!?」


「たるともいないのよ?」


「だから俺も――」


「誰がフェリシアを守るの?」


「…………」


ハヤテが止まった。


「私」


「バレット」


「ガンテツ」


「ノエル」


「ヨミ」


「ハヤテ」


リンファが指を折る。


「ちゃんと戦える人を残さないとダメでしょう?」


「分かってるけどよ……」


「ハヤテ」


たるとが見る。


「お願いします!」


「…………」


「お願いします!」


「分かったよ!」


押し切られた。


「絶対土産買ってこいよ!」


「そこ?」


俺が聞く。


「大事だろ!」



その日の午後。


正門。


「それじゃあ!」


たるとが振り返る。


見送りに来た仲間たち。


ハヤテ。


リンファ。


バレット。


ガンテツ。


ノエル。


ヨミ。


アレン。


他にも何人か。


「行ってきます!」


「気を付けろよ!」


ハヤテが手を上げる。


「ガウ!」


「なに?」


「変なの見つけても一人で追うなよ!」


「分かってるよ」


「本当か?」


「本当」


「怪しい」


たるとと同じこと言う。


「たると」


バレットが言う。


「何かあったらすぐ戻れ」


「はい!」


「シズク」


「はい」


「セリア」


「なに~?」


「研究に夢中になりすぎるな」


「善処するよ~」


「絶対やるな」


「善処するよ~」


「…………」


バレットが諦めた。


「モルフォ」


「はい?」


俺が見る。


「虫は?」


「連れていきませんよ!?」


安心した。


「では」


ヴォルグが街道を見る。


「行くぞ」


「はい!」


たるとが答える。


俺たちはフェリシアを出発した。


目的地は違う。


だけど。


途中までは同じ道。


全員で街道を進んでいく。



その日は日が暮れるまで歩いた。


街道を進み。


森を抜け。


途中で何度か魔物とも遭遇したが、大きな問題にはならなかった。


夜。


安全を確認できる場所で野営。


簡単な食事を済ませ。


交代で見張りをしながら一晩を過ごした。


そして。


翌朝。


野営地を片付け。


再び全員で街道を進んだ。


出発から二日目。


昼を少し過ぎた頃。


「見えてきました!」


シズクが言った。


顔を上げる。


街道の先。


開けた場所にある大きな祠。


階層と階層を繋ぐ。


《階層転送陣》。


「やっと着いた~」


セリアが少し嬉しそう。


「ここからですね!」


たるとの虎耳も立つ。


「ああ」


ゴウマが答える。


俺たちは転送陣の前まで進む。


ここまで。


全員同じ道だった。


だけど。


ここからは違う。


ヴォルグ。


ゴウマ。


アイス。


三人は第六階層。


軍事国家グランヴァルへ。


俺たちは第七階層。


魔導国家ミスティアへ。


「じゃあ」


たるとがゴウマを見る。


「ここで一旦お別れですね」


「ああ」


ゴウマが頷く。


「ゴウマ」


「なんだ?」


「気を付けてくださいね」


「そっちもな」


そして。


俺を見る。


「特にガウ」


「なんで私だけ?」


「分かってるだろ」


「分かんない」


「絶対分かってるだろ」


失礼な。


「アイスさんも!」


たるとが見る。


「はい」


「気を付けてください!」


「たるともね」


アイスが笑う。


そして俺を見る。


「ガウ」


「なに?」


「一人で行動しないように」


「アイスまで?」


「大事だからね」


「…………」


信用がない。


「大丈夫です!」


たるとが胸を張った。


「私がガウを見張ります!」


「なんで?」


「ガウだからです!」


「理由になってないよ」


「なってます!」


「なってない」


「なってます!」


「…………」


ヴォルグが俺たちを見る。


「いつもこうなのか?」


「ああ」


ゴウマ。


「だいたいね」


アイス。


「…………」


ヴォルグが少しだけ笑った。


「そうか」


そして転送陣へ。


「行くぞ」


「ああ」


「うん」


ヴォルグ。


ゴウマ。


アイス。


三人が魔法陣の上へ進む。


光が強くなる。


「またフェリシアで会いましょう!」


たるとが手を振る。


ゴウマが片手を上げる。


アイスも笑いながら手を振る。


そして。


三人の姿が光に包まれる。


次の瞬間。


消えた。


「…………」


「行きましたね」


シズクが言う。


「うん」


俺は転送陣を見る。


今度は俺たちの番。


「よし!」


たるとが振り返り、全員を見る。


「私たちも行きましょう!」


「うん」


「分かりました」


「行こう~」


それぞれが答える。


「ミスティアか~」


セリアが楽しそうに転送陣へ向かう。


「セリア」


「なに~?」


「宝玉の調査が目的だからね?」


「分かってるよ~」


「本当に?」


「もちろん~」


「目が楽しそうなんだけど」


「魔導国家だよ~?」


認めた。


「色々見たいな~」


「やっぱり」


モルフォが俺を見る。


「人のこと言えますか?」


「なんで?」


「ガウも少し楽しそうですよ」


「…………」


そうかな。


でも。


魔導国家。


どんな場所なのか。


ちょっと気になる。


「ガウ!」


先に転送陣へ入ったたるとが手を振る。


「置いていきますよ!」


「待って!」


俺も慌てて転送陣へ。


全員が魔法陣の上に乗る。


足元。


淡い光。


徐々に強くなる。


「…………」


割れた宝玉。


その手掛かりを求めて俺たちは。


第七階層。


魔導国家ミスティアへ向かう。


光が視界を覆った。

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