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竜と巫女しりーず(仮)

彼女は不憫な竜の花嫁

作者:若桜モドキ
マーヤは第一王女に仕える騎士。
いい加減にいい年なので、そろそろ結婚したいお年頃。 
しかしそれを阻むのは、戯れに自分に粉を振り掛ける敬愛する国王夫妻の次男。すっかり王子の女とみなされたマーヤは、まったく異性と縁遠い生活に追いやられた。

度重なる王子の戯れをきっかけに、彼女はついに仕事を辞めて国を出ることを決意する。
しかしその準備を整えつつあったある日、目が覚めたら首輪がつけられていて、そこに繋がる鎖の先には、彼女が仕事も家族も国も捨てなければならない状況を作った張本人がいて。

「……大丈夫、優しくするよ」
「来るな触るな近寄るな! 兄さん! シルス! リシェ! 助けてえええっ!」

ハイスペック兄弟に恵まれたやや不憫な竜と、彼女がかわいくて仕方が無い王子様のお話。
0 はつこい
2012/11/01 06:00
2 訪れない春
2012/11/02 06:00
3 彼の告白
2012/11/03 06:00
6 虜囚の竜
2012/11/06 06:00
7 一時の美酒
2012/11/07 06:00
9 私の想い
2012/11/09 06:00
10 求婚
2012/11/10 06:00
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