ロボットを作る会社
東雲精機へ届いた小型サービスロボット向け駆動ユニットの問い合わせについて、玲奈が最初に確認したのは、依頼されたモーターの仕様ではなかった。
「この会社、設立されてからまだ三年ですのね」
学校から帰宅した玲奈は、自室の机に広げた資料へ目を通していた。問い合わせを送ってきたのは《ネクサリンク・ロボティクス株式会社》。東京都内に開発拠点を置く、従業員二十人にも満たない若い会社だった。
主な開発対象は、工場や倉庫、商業施設などで使用する小型の自律移動ロボットである。
人間と同じ姿をした万能ロボットを作ろうとしているわけではない。荷物を運ぶ、決められた場所を巡回する、施設内で簡単な案内をするといった限定的な用途へ絞り、小型で扱いやすい機体を開発していた。
公開されている情報だけを見れば、技術志向の強い会社だった。
その一方で、経営面には不安もある。
売上は伸び始めているものの、研究開発費が重く、まだ安定した利益を出せる段階ではない。資金調達も行っており、会社そのものの価値を判断するには、公開情報だけでは足りなかった。
「面白そうではありますけれど、今の段階で買収候補として見る必要はございませんわね」
玲奈は資料の端へそう書き込んだ。
北辰電池を調べていた頃なら、東雲精機との相性を見つけた瞬間に、会社全体の取得可能性まで考えていたかもしれない。
しかし今は違う。
まず仕事をする。
その中で相手を知る。
会社を所有するかどうかは、そのあと考えればいい。
翌日の夕方、玲奈は直人へ資料を送った。
しばらくして返ってきた評価は、玲奈が予想していたものより慎重だった。
「ロボット本体の設計は、ちゃんとしてそうだな」
「その言い方ですと、何か問題がございます?」
「問題っていうより、まだ若い会社だ。公開されてる動画を見る限り、試作機は動いてる。でも試作機が動くのと、何百台も安定して動く製品を作れるのは別の話だぞ」
「量産ですわね」
「それもある。故障率とか保守とか、現場で雑に扱われたときにどうなるかとか。研究室で十回動いたから商品になります、とはならない」
玲奈は頷いた。
技術について詳しくないからこそ、直人の言葉を軽く扱わない。
「でしたら、東雲精機が仕事を受けること自体に問題はございます?」
「それは別。向こうが何を求めてるか次第だな。モーター単体の試作なら普通の仕事だろ」
「分かりました。買う話ではなく、まずお客様として見ますわ」
「まだ買う気あったのかよ」
「ございませんわよ。今は」
「最後の一言が怖いんだよ」
玲奈は笑って通話を終えた。
最初の打ち合わせは、その週の金曜日にオンラインで行われた。
東雲精機側からは隆一、営業担当者、若手技術者が参加し、玲奈も学校から帰宅したあと自宅から接続した。
ネクサリンク側から参加したのは三人だった。
代表取締役の《瀬川拓海》、三十四歳。
ロボット制御を担当する技術者と、機械設計を担当する技術者。
瀬川自身も元々は技術者で、大手メーカーのロボット開発部門を経て独立した人物だった。
「本日はありがとうございます。ネクサリンクの瀬川です」
画面越しの瀬川は、玲奈を見ても大きな反応を示さなかった。
事前に東雲精機側から説明を受けていたらしい。
「天城玲奈です。本日はよろしくお願いいたしますわ」
「こちらこそお願いします。東雲さんの新しいオーナーが十四歳だと聞いたときは、さすがに聞き間違いかと思いました」
「よく言われますので、もう慣れましたわ」
「でも、今日はこちらがモーターをお願いする側です。年齢より、仕事の話をさせてください」
玲奈は少しだけ目を細めた。
悪くない。
玲奈を子供扱いして話を進められなくなる人間もいれば、逆に必要以上に持ち上げる人間もいる。
瀬川は驚いたことを隠さなかったが、それ以上引きずらなかった。
打ち合わせが始まると、話の中心はすぐに技術へ移った。
ネクサリンクが開発しているのは、工場や倉庫内で小型荷物を運ぶ自律移動ロボットだった。現在使用している既製モーターでも試作機は動いているものの、次期モデルでは機体全体を小型化したいという。
問題は、単純にモーターを小さくすれば解決するわけではないことだった。
「必要なトルクを維持したまま、現在より駆動部分を小さくしたいんです。重量も落としたい。ただ、連続稼働時間は短くしたくありません」
瀬川の説明に、東雲精機の若手技術者が質問を重ねる。
想定積載重量、最高速度、床面の状態、連続稼働時間、坂道への対応、車輪径、使用温度、要求寿命など、確認事項は次々に増えていった。
玲奈は口を挟まなかった。
分からないものを、分かったふりをして邪魔する必要はない。
ただし、一つだけ気になる部分があった。
「瀬川様、一つよろしいです?」
「はい」
「このロボットは、すでに販売されているのですか?」
「現行モデルは実証導入の段階です。物流倉庫二か所と工場一か所で使ってもらっています」
「お客様からお金はいただいております?」
「はい。完全な無償実証ではありません。保守込みの月額契約です」
玲奈はそこで少し安心した。
技術を作っているだけではない。
少なくとも、実際に金を払う顧客が存在している。
「今回の次期モデルも、その三か所へ導入される予定です?」
「まず一か所で試します。ただ、今の機体より小さくできれば、別の倉庫会社からも検討したいと言われています」
「なるほど」
玲奈は手元へ簡単に記録した。
会社を買うつもりはない。
それでも、仕事を依頼してくる相手が代金を払えるのか、製品の先に本当の顧客がいるのかは重要だった。
打ち合わせは一時間ほど続いた。
最終的に東雲精機側で要求仕様を整理し、試作可能か検討したうえで見積もりを出すことになった。
終了間際、瀬川が少し迷ってから玲奈へ声をかけた。
「天城さん、一つ聞いてもいいですか?」
「何でしょう?」
「東雲精機って、前からこういう会社でした?」
隆一が苦笑した。
玲奈は質問の意味を確認する。
「こういう、とは?」
「問い合わせしたら、最初に営業から『何個必要ですか』と聞かれると思ってたんです。でも実際には、何に使うのか、どこが困っているのかをかなり細かく聞かれたので」
玲奈は隆一を見た。
隆一は肩を竦める。
「昔から技術側は聞いてましたよ。ただ、営業段階では今ほどじゃなかったですね」
「最近少し変えましたの」
玲奈が答える。
「東雲精機が何を作れるかだけではなく、お客様が何に困っているのかを知るようにしております。作れるものを売るより、必要とされるものを作った方がよろしいでしょう?」
瀬川は少し笑った。
「それ、うちも耳が痛いですね」
「ロボットを作ることが先になっております?」
「最初の一年は、かなり」
瀬川は素直に認めた。
「作りたいものを作って、それから使ってくれる場所を探してました。でも全然売れなかった。今は先に現場へ行って、何を運ぶのが大変なのか聞いてから機体を変えるようにしています」
玲奈は、その答えを覚えておいた。
失敗したことより、失敗したあと何を変えたか。
御堂と話して以降、玲奈は以前よりそこを見るようになっていた。
数日後、東雲精機から試作可能という結論が出た。
ただし要求を全て満たすには、既存製品を少し変更するだけでは難しい。新しい巻線仕様や放熱方法まで検討する必要があり、試作費も安くはならなかった。
営業担当者が作成した見積書を見て、玲奈は確認する。
「試作が増えた場合の費用は?」
「二回目まではこの範囲です。それ以降は追加になります」
「設計変更を先方から求められた場合は?」
「変更内容によって再見積もりです」
「結構です。それで出してくださいませ」
以前の東雲精機なら、将来の量産受注を期待して試作費を安くする可能性があった。
だが、まだ存在しない未来の注文を理由に、現在の技術者の時間を無料にするつもりはない。
ネクサリンクからの返事は翌日に届いた。
見積もりを受け入れる。
値下げ交渉はなかった。
そのことを聞いた玲奈は、金額そのものより瀬川の反応を評価した。
「何も言わず受け入れたんですか?」
「一つだけ質問はありました。試作二回分に何が含まれているか確認されましたが、説明したらそのまま承認です」
「理由は?」
「安くして失敗するより、必要な試作費を払って早く形にしたいそうです」
玲奈は小さく頷いた。
技術へ金を払う。
当たり前のようで、それができない会社もある。
玲奈が直人へ初めて仕事を依頼した頃から、大切にしてきた考えだった。
「少なくとも、悪いお客様ではなさそうですわね」
試作は翌週から始まった。
東雲精機の若手技術者が主担当となり、隆一は必要な部分だけ確認する。買収直後なら、重要な新規案件を若手へ任せることに社内から不安が出ていただろう。
今は違う。
若手技術者自身が仕様を整理し、必要な材料と工数を計算し、問題が起きれば理由を説明する。
一度目の試作では、要求されたサイズへ収まったものの、連続稼働時の温度上昇が想定を超えた。
ネクサリンクへ結果を伝えると、瀬川から返ってきた言葉は単純だった。
「分かりました。原因を一緒に見たいです」
責任を押し付ける言葉はなかった。
翌日にはネクサリンクの技術者二人が東雲精機を訪れ、双方の測定結果を並べた。
そこで分かったのは、モーターだけの問題ではなかった。
ネクサリンク側が設計した筐体では、以前の機体より内部の空気が流れにくくなっていた。小型化のために部品同士を近づけた結果、熱が逃げにくくなっている。
「こちらの設計にも原因があります」
瀬川はそう認めた。
「モーター側だけ直しても、別の部品で問題が出るかもしれません。筐体側も変更します」
東雲精機へ全てを直させようとはしなかった。
玲奈は会議室の端で、そのやり取りを静かに聞いていた。
約束したことをやる。
無理なことは無理と言う。
問題が起きたときに逃げない。
御堂から聞いた言葉が、頭の中へ浮かぶ。
一度だけなら、誰にでもできる。
それを繰り返した先に信用ができる。
だから玲奈は、まだ瀬川を信用したとは考えなかった。
ただ、最初の一回としては悪くない。
二度目の試作では筐体側の変更も入り、温度は許容範囲へ収まった。しかし今度は実機走行で、急停止を繰り返した際の挙動に問題が出た。
東雲精機だけでは原因を切り分けられない。
そこで相馬電子技研にも協力を依頼することになった。
東雲精機のモーター。
相馬電子技研の制御技術。
ネクサリンクのロボット設計。
三社が一つの試作機を囲むことになった。
「会社が増えましたわね」
玲奈がぽつりと言うと、隣にいた隆一が笑った。
「買わなくても、増えるもんですね」
「わたくしも驚いております」
「いや、そこは天城さんが言い出したんでしょう」
「理屈で理解することと、実際に見ることは違いますもの」
三社で原因を調べた結果、モーターの問題ではなく、制御側の設定と機体重量の変化が組み合わさって起きていることが分かった。
相馬電子技研が制御を修正し、ネクサリンクが走行条件を見直す。
三度目の実機試験では、要求された動作を安定して行えるようになった。
試験終了後、瀬川は工場の片隅で動く小型ロボットを見ながら、大きく息を吐いた。
「やっと動いた……」
玲奈は少し離れた場所から、その様子を見ていた。
ロボットは派手なものではない。
人間の腰より低い箱型の機体が、床に引かれた試験用の経路を走っているだけだった。
それでも一定の位置まで進み、荷物を載せる想定の場所で止まり、方向を変えて戻ってくる。
瀬川にとっては、それが重要なのだろう。
「嬉しそうですわね」
「そりゃ嬉しいですよ」
瀬川は玲奈を振り返った。
「最初に会社を作ったとき、こういうのが日本中の倉庫や工場で動けばいいと思ってたんです」
「ずいぶん大きな目標ですこと」
「大きすぎますか?」
「いいえ」
玲奈は動いている機体を見る。
「大きな目標を持つことと、現実を見ないことは別ですもの。そこまで行くための方法を考えていらっしゃるのでしたら、好きになさればよろしいと思いますわ」
瀬川は一瞬きょとんとしてから笑った。
「十四歳に人生相談されてる気分ですね」
「相談料をいただきましょうか?」
「勘弁してください。試作費で結構払いましたから」
「それは東雲精機への正当な代金ですわ。わたくしへの相談料とは別です」
「本当に取る気ですか?」
「冗談ですわよ」
そんな会話をしながらも、玲奈は瀬川という人間を観察していた。
技術が好きなのは間違いない。
自分で会社を作った理由も、金だけではなさそうだった。
しかし、技術が好きな経営者が会社経営まで上手いとは限らない。
東雲精機を買う前に、それは十分学んでいる。
「瀬川様」
「はい?」
「会社を大きくしたいのです?」
突然の質問に、瀬川は少し考えた。
「売上は増やしたいです。導入台数も増やしたい。でも、社員百人とか千人の会社を作ること自体が目標ではないですね」
「では、何が欲しいのです?」
「ロボットを普通の道具にしたいんです」
玲奈は黙って続きを待った。
「今はまだ、ロボットを導入するっていうと大きな投資なんですよ。専門業者を呼んで、現場を変えて、設定して、社員へ使い方を教えて。それだと大企業しか使えない」
瀬川は試作機を指した。
「もっと小さい工場や倉庫でも、必要なときに一台入れられるくらいにしたい。フォークリフトや台車みたいに、ロボットを使うこと自体が珍しくなくなればいいと思ってます」
玲奈は少しだけ興味を強めた。
大企業向けに高価な機械を一台売るのではなく、小さな会社でも導入できる製品へする。
実現できるかは別として、方向性は理解できる。
「そのためには、今より安くする必要がございますわね」
「はい。ただ、部品会社に値下げさせて作るつもりはないです」
玲奈の視線が瀬川へ戻った。
「理由を伺っても?」
「それやると、どこかで無理が出るからです。東雲さんに半額で作ってくれって言えば、一回はできるかもしれない。でも次も、その次も続けられるとは思わない」
瀬川は少し恥ずかしそうに笑った。
「昔、それで失敗したんですよ。創業したばかりの頃、外注先へ無理な値段をお願いして、途中で断られました。こっちは資金がないから仕方ないと思ってたんですけど、向こうにも社員がいるんですよね」
玲奈はその言葉を聞いて、すぐには返事をしなかった。
失敗している。
しかし失敗したままではない。
自分が間違っていたと理解して、今は方法を変えている。
「では、安くする方法は?」
「設計を変えます。部品点数を減らしたり、共通部品を増やしたり、量が増えたときに製造しやすい構造にしたり。もちろん東雲さんにも相談しますけど、単価を下げろだけでは終わらせたくないです」
「なるほど」
玲奈はそこで初めて、ネクサリンクそのものへ少し興味を持った。
買収したいわけではない。
少なくとも、まだ。
だが、もう少し知りたいと思った。
その日の夕方、試作機を積んだネクサリンクの車を見送ったあと、玲奈は隆一と会議室へ戻った。
「どうでした?」
玲奈が尋ねると、隆一は資料を片付けながら答えた。
「仕事相手としてですか?」
「まずは」
「悪くないと思います。仕様変更は多かったですけど、向こうの変更分はちゃんと認めますし、追加費用でも揉めなかった。技術者同士も話しやすそうでした」
「技術的には?」
「面白いですよ。ただ、あの会社が今後伸びるかは俺には分かりません」
「わたくしにも分かりませんわ」
玲奈は素直に答えた。
将来有望そうだから、成功する。
優秀な技術者がいるから、会社が大きくなる。
そんな単純な話ではない。
「ですから、もう少し一緒に仕事をしてみましょう」
「次の案件ですか?」
「ええ。それから、もし瀬川様が構わないのでしたら、今度はわたくしがネクサリンクを見に行きたいです」
隆一が一瞬だけ黙った。
「……買収じゃないですよね?」
「見学ですわ」
「その間が怖いんですよ」
「失礼ですこと」
玲奈は笑った。
ただし、完全に否定することもしなかった。
東雲精機のときは、会社を買うために工場へ行った。
北辰電池のときも、買収候補として会社を見た。
今度は違う。
まず仕事をした。
問題も起きた。
そのとき相手がどう動くかも見た。
そのうえで会社を訪ねる。
玲奈は御堂から聞いた言葉を、自分なりの方法で試し始めていた。
数字だけではなく、人を見る。
そして人を見るなら、会議室で質問するだけでは足りない。
普段どのように働いているのか、誰が誰へ相談するのか、問題が起きたとき誰が動くのか、社長がいなくても仕事が進むのか。
東雲精機を買ったときには、そこまで深く考えられていなかった。
だから次は見る。
ただし、会社を買うためではない。
玲奈はそう自分へ言い聞かせながら、ネクサリンクの資料を鞄へ入れた。
翌週。
玲奈は美咲とともに、ネクサリンク・ロボティクスの開発拠点を訪れた。
案内された先にあったのは、大企業の研究所とは比べものにならない小さなフロアだった。
組み立て途中のロボット。
机の上に並ぶ基板。
壁一面に貼られた設計変更の記録。
床には試験用の荷物や障害物が置かれ、奥では一台のロボットが何度も同じ経路を走っている。
そして二十人にも満たない社員たちは、玲奈が想像していた以上に忙しそうだった。
「……なるほど」
玲奈は入口で立ち止まった。
面白い技術がある。
面白い経営者もいる。
だが同時に、一目見ただけでも分かる問題もあった。
瀬川拓海は、社長であるにもかかわらず、三方向から同時に名前を呼ばれていた。
「瀬川さん、次の実証先から電話です!」
「社長、資金調達の資料って今日までですよね?」
「瀬川さん、制御の件ちょっと見てもらえます?」
「……全部、瀬川様ですのね」
玲奈が呟くと、隣にいた美咲も苦笑した。
東雲精機を買った直後、御堂に指摘されたものとよく似ている。
会社の中心に、一人の人間がいる。
違うのは、その人間がまだ三十四歳で、会社そのものも設立から三年しか経っていないことだった。
瀬川は三人へ順番に指示を出したあと、ようやく玲奈たちのところへ戻ってきた。
「すみません、お待たせしました」
「いいえ。むしろ、到着してすぐ一つ分かりましたわ」
「何がです?」
玲奈は瀬川を見上げた。
「瀬川様が倒れましたら、この会社は大変ですわね」
瀬川の笑顔が、そのまま固まった。
玲奈は冗談で言ったつもりはなかった。
ネクサリンク・ロボティクス。
技術は面白い。
目指しているものにも興味がある。
東雲精機との相性も悪くない。
そして会社としては、まだ明らかに未完成だった。
玲奈は買収候補の資料を見るときとは違う感覚で、目の前の小さな会社を見回した。
会社を買うつもりで来たわけではない。
そのはずだった。
それでも玲奈の頭の中では、すでに別の問いが生まれ始めていた。
――この会社は、どうすればもっと強くなるのか。
東雲精機を見たときにも抱いた問いだった。




