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巫女×狐  作者: モコリア
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出会い、全ての始まり。

雨って、いいよね。はい。

「…ん~。朝かぁ…ふわぁぁぁ…」


いつもと変わらない朝。

カーテンを開け、凜は大きく伸びをする。


「うぅ〜ん!あぁ〜…」


そして毎朝この言葉から始まる。


「…変わらないなぁ。」


そう、あの夢はまだ、現実になっていなかった。

他人から見たら、そりゃそうだと言われるはずだ。

だが、時代は、大きく進歩していたのだ。


「…まわりはもういるのになぁ…動カノ。」


動カノとは、動物彼女の略称である。


凜が住むこの町は何故か人間の女の子がいない。

観光にすら来ない。

田舎だがそこそこ漁業が盛んだったりするし、農作や稲作だってやったりしている。

それなのに、家庭を養うための人生のパートナーの女性がいない。

そのせいか、この町は独身の男性しかいなかったり、男子校しかなかったりする。いや、していた。

政府が少子化対策として(止むを得ずだが)、この町のメスの動物を使い、人獣化させた。

それを、この町に返した、という事が、つい最近行われた。

そのお陰か、この町には活気が溢れ始めた。

そして、つい昨日、高校を入学式をしたばかりの凜の学校では、動物の彼女である、動カノが流行り始めた。この町では、人間の女性と付き合いたいと言って、町を出て行く人がいたが、今はごく少数になった。

そんな感じで、今に至る。


「この町なら、僕の夢は叶うはずなのに…」


そう、その動カノが、凜にはまだいなかった。


「…はぁ〜、動物大好き過ぎたのかなぁ〜…」


凜は、他人から、動物愛し過ぎと言われるほど、動物が大好きなのである。ちなみに、凛の家には猫が4匹いる。

ハク、コク、ミー、ニーである。

ミー以外は捨て猫で、ミーは自分で買った猫である。

ハクは真っ白で、コクは真っ黒、ニーは茶トラでミーはロシアンブルーである。


そんな猫に今日もエサをあげる。


「みんな、おはよう。」


『ミャーミャー』とか『ニャーニャー』と鳴いている。

ちなみに、お皿にはみんなの名前がしっかり書いてある。

しかも、この猫たちは自分の皿を間違えないのだ。


「ほーれ、ご飯だぞー。」


カラカラ。

一斉に食べ始める。


「俺もそろそろ食べないと・・・」

今日の朝ごはんは、昨日のカレーの残りだ。


「いただきまーす。」


カレーは常に辛口。

辛いものは大好きなのだ。

まあ、1日おくとコクがあり、辛さは減るが旨くはなる。

彼曰く、レトルトは邪道らしい。

「・・・ご馳走様。」


1人虚しく食事を済ませる。

そして、テレビの天気予報を見る。


「・・・げ。雨かよ・・・洗濯物干せないじゃん!あー、マジ最悪・・・」


と言って、玄関へと向かい、靴を履き・・・


「行ってきまーす」


そして、家を出た。



学校に行く途中、神社がある。

凛は毎朝、この神社でお参りを済ませてから学校へと向かうのが日課となっている。


「・・・今日こそは良い事ありますように・・・」


そう言ってお参りを済ませ、学校へ向かった。





学校に着き、教室に向かうと、昔からの親友である蓮がいた。


「凛、おはようさん!」


「おう、おはよう。やけに元気だな」


「当たり前だ!朝からミケさんとちょっとイチャイチャしてたんだぜ〜」


「・・・確か昨日もだよな?」


「正確には毎日な。早くお前も動カノ作れよ?でないと、ここにいたら逆にストレス溜まるぜ?」


「だなー・・・ま、近いうちになー」


なんて会話は日常生活の中ではごく普通になってきた。

ちなみに蓮が言うミケさんとは、元三毛猫の現動カノだ。

絶賛同居中だ。


「・・・はぁ。」


溜め息をもらした。



下校時間になる。

蓮とは家が逆方向だから、学校でお別れ。

昔は一緒のアパートに住んでいたが、俺と同じ時期に引っ越しをした。

俺もアパートだったんだが、猫がばれてね~・・・


「・・・家賃は安かったんだよな~・・・」


そんな事を口にした、次の瞬間・・・


ゴロゴロ・・・


「うわぁ・・・雷なってるし・・・」


急いで帰ろうとするが・・・


ザァァァァ!


「うわっ!ヤバイ!大雨じゃないか!」


雨がおさまるまで神社で雨宿りをする事に・・・


「うわぁぁぁ・・・マジ最悪だよ・・・」


なんて言っていると、


「へくちっ!」


突然くしゃみ。凛のものではない。


「ん?誰かいるのか?」


などと言ってみると・・・


ヒョコッ!


「・・・」


突然、物影から女の子が顔を覗かせる。

そして、ガン見してくる。


「・・・だ、誰だ?」


影でよく見えない。

が、どこかで見たことのある姿。

すると、警戒しなくなったのか、次第にこちらに寄ってくる。


「・・・あなたは、確か、毎朝お参りしてる子?」


「え、あ、はい。・・・って、なんで知ってるんですか?」


「・・・毎朝、影で見てたもん。君のこと。」


「・・・!?」


姿が確認できた。

見覚えのある姿。そりゃそうだろう。

何故なら、その姿は・・・


「き、狐、さん・・・あの、夢の、狐さん・・・」


「夢?なんのこと?」


「・・・って、ずぶ濡れしゃないですか!」


「・・・へくちっ!ぅぅ・・・」


(とりあえず、このままだと狐さんが風邪を引いてしまう!)

「あ、あの!家近いから、うちにこない?」


「え?いいの?」


「全然オッケーだよ!」


「・・・じゃあ、お言葉に甘えて」


「じゃあ、家まで走るよ!!」



凛は笑顔のまま家に案内した。



謝罪しかないですね。

投稿遅くなりました。

そして、遅いわりにはあまりしっかりとした内容になっていません。

次はなるべく早めに、そしてしっかりとした内容になるように努力します。

申し訳ありませんでした。

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