第9話 管理人
村正「一応言っておくが、ここは災離の知ってる世界じゃない。
破人や破×が住んでる裏世界だ。」
災離「そうなのか。知らなかったし助かるよ。」
村正「とりあえずまぁ窓口行くか。
ちなみに受付係は破×の一種と言われてるが、
感情を持たない人間みたいな感じなんだぜ。
しかもその破×は破人センター以外で確認されてねぇんだ。
どう考えてもおかしいよな。まぁ世間話は一旦ここまでにして、
そろそろ行くか。」
受付係「こんばんは。本日はなんのようでしょうか?」
村正「記憶喪失の破人をたまたま見つけた。
俺が教えるのも大変だから手続き含めて頼んでもいいか?」
受付係「承知しました。お任せください。」
村正「それじゃ災離俺は近くのマーケットに
お前に必要な物とか買いに行ってくるから。
それじゃ災離また後でな。」
災離「分かった。色々とありがとう。助かったよ。」
受付係「お名前は何にしますでしょうか。」
災離「災離でいい。」
受付係「サイリ様はパスワードは覚えていますでしょうか。」
そうか俺は記憶喪失の設定なのか。
災離「あぁ覚えてない」
受付係「承知しました。でしたら新しい破人として登録致します。
次に顔認証システムと指紋を登録させていただきます。
少しお待ちください」
俺は諸々の手続きを終えて説明を聞き終えた後、受付ロビーで村正を待っていた。
そういえば村正の言っていた事が事実なら、
さっき俺と話していた受付係は再起変化した破×という事になる。
言動に関してはなんとも言えなかったが、表情はずっと無表情だった。
この破人センターにはとんでもない闇がありそうだな。
村正「お疲れ様~。少し長くなった。」
災離「大丈夫だ。そんなに待ってない。」
村正「それじゃ買ってきた仮面を見せてやる。
中々かっこいいぞ。どうだこれ。」
災離「かっこいい...ありがとう村正!!
俺黒色好きだし、嬉しいよ。
村正は良いやつだね。」
村正「今は協力関係なだけだ。気にするな。
とりあえず俺の協力してほしい事と、
そこに至った経緯を教える。」
第9話 完 次回「好奇心」




