第1章 11話 スタートライン
残酷な描写が含まれます。苦手な方はご遠慮下さい。
この物語はフィクションです。実在の人物、法人等は一切関係はございません。
レジェンド Online
ほのぼのと
第1章 11話 スタートライン
賢治の暴走により長引いた3人の対レジェンド作戦会議は、仁が明日までにポーリングの街にこれるようになる事を前提に進められ、最優先事項としては美和と賢治に闇属性の魔法を習得させるため闇山に向かうことだけが決められた。
どこに存在するかわからない音の精霊探しは、ポーリングと種族ごとの初期町周辺の地図を出来るだけ完全な物としてから行動に移ると言う結論に達したのだ。
仁は帰り際、相変わらずのコンビニ弁当に今日はサラダを買って自宅へと戻って来ていた。
サラダに入ったレタスの食感を久しぶりと感じるほど野菜と縁の無い食生活・・・(患者さんより自分が倒れるぞ・・・・)と自己嫌悪する仁。
早々に食事を済ませPC を起動させ、携帯端末でメールのチェック・・・
「くさい物には蓋を・・・して・・・・と一括消去・・・」しようとする仁の手が止まる。
フェニックスゲームズ運営事務局からのメールと仁の母からのメールが送られてきていた。
To:高山仁様 From:フェニックスゲームズ運営事務局
平素はフェニックスゲームズ「レジェンド」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このお知らせは、フェニックスゲームズに登録されているIDに紐付くメールアドレス宛てに送付を行なっております。とここまではテンプレだ~~。
「は~~~~? 」ここまで読んだ仁が声をあげる。「なんだこりゃ? 」
道上です。いい斬り合い見せてもらってありがとよ~!それと闇の精霊との契約おめでとう!
闇の精霊との契約の件で少し話を聞きたくてな~、少しゲーム内で会う時間とって
欲しいんだが・・・
ゲーム内メールだとINしないと見れないので、こちらにもメールしました。
30分も時間とらせないと思うから、よろしくな~~!
フェニックスゲームズ VR・技術開発部 部長 道上秀樹
「客に出すメールか~~~~? って、部長・・・ま~~~ミチさんらしいが・・・」仁にとって道上は気のいいオジサンなのだ。
「明日INした時に連絡しま~~す。・・・・返信と」メールの返事を返す。
仁は攻略スレの確認をしていく。やはりと言うか予想どおり闇の精霊がらみのスレが多く、他の精霊たちの手がかりを何とか見つけようというものが多いのだが、手がかりになるような書き込みは一つとしてなかった。
「ふ~~」とため息をつく仁、母からのメールを開けようとしてやめる。
パイプのきしむ音がするベットへ寝転がりレジェンドへ潜っていくのだった。
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目の前に整然と並ぶログハウス、仁は牙として狼族の町にログインした。町は山の斜面に作られているのか全体的に緩やかな坂が多く、直径50センチはある柱がログハウスの床下に見えていた。21時を過ぎているので辺りは外灯に照らされ外灯のオレンジ色がログハウスの木材の色を際立たせて見せている。
普通の人なら20分程度で着く道のりを5日掛かってたどり着き今日は6日目なのだ。
「ふ~う」とため息がこぼれ落ちた。
「牙さんこんばんわ。何かあったんですか?」と雅が心配そうに牙に声を掛ける。
足元には小さな黒いライオンの子供が牙の足に擦り寄って来ていた。
「あ・・・こんばんわ。え~、いや、やっと着いたんだと思って・・・少し・・・」
「そうですか・・・」
ゲーム内メールの着信を知らせる”ポーン”という音がする。牙は確認の表示を何も無い空間で押し、メールリストを表示させた。プレイヤー名ミチと鍛冶からのメール着信がある。牙はミチからのメールを見るが先ほど受け取ったメールの内容と変わらない内容だったためそのまま消去し、鍛冶のメールを開く。
To:牙・・・でいいのかな? From:鍛冶
こちらのアドレス帳に載ってる名前が 月夜闇の雅乃守牙になっているようですが・・牙君でよかったのでしょうか?
牙君でよければ返信お願いします。
「は~~ぁ? ・・・・・・・・何の事・・・・・・・・?????」牙の頭の中にはてなマークが飛んでいく・・・・・
「どうかなさいましたか? 」と雅
「いや・・・・・僕のキャラクター名が、変わったらしいんですが・・・・」
「あっ・・・えっと、契約していただいた証しとして名前に記させて頂きました。・・・・・・いけなかったでしょうか? 」
「い、いえ俺は大丈夫です・・・」と言いながら頭を掻く牙。
(ミチさんの話ってこれか? ・・・・)と想像するのであった。
「キャラクター名が変わったのに気づいてませんでした。これからはこの名前にメール下さい。 旧キャラクター名牙より」とメールを返して作業を終了させた。
「あ、NPCを探さないと・・・最初のクエスト完了にならないですよね」
牙は足元の黒嶺を両手で抱え上げ、自分の顔の位置まで持ち上げ「黒嶺さんもこんばんわ」と挨拶する。
クリッとした目が牙を見つめて小さな舌が牙の鼻の頭を舐めるのだった。
(か・・・・可愛い・・・かわゆす・・・かわゆすぎる・・・)ほのぼの~とする牙なのだ。
「さて・・・NPCは? 」見渡す限りそれらしき人影は見えない。
「村の入り口に居るのかもしれませんね・・・」
「行ってみます」牙は黒嶺を右肩に乗せると、今いる通りを下に向かって歩き出した。
(あてずっぽうに歩き出したのだ・・・仁君の特殊スキル発動??・・・)
「小さな木のお家がいっぱい!」と、なにやら驚きの声を上げる雅。
「北海道でもこんなに多くのログハウスが建ってるところは無いですね・・・」
「あのお家はログハウスと言うんですね・・・北海道は? 何処かの地名ですか? 」
「あ・・・俺の出身地です・・・リアルの」牙は仮想現実の住人にリアルの話をしてしまっている自分に違和感を感じ(何言ってるんだ・・・俺は・・・)と思うのだ。
「大丈夫です。そうなんですね、行った事はありませんが・・・行けるといいな~」
雅の思いもよらぬ反応に「ええええええ、ええ・・・いけるといいでふね・・・」牙は口どもってしまっう。
頭の中のどこかで微笑んでいる雅のイメージが牙に伝わってくるのだ。
比較的大き目の石を敷いてその表面を削り均したような石畳は、牙の足に冷たさを伝えてくる。2~3分歩いて村の入り口らしいログハウスの切れ目となった。精霊族の町のように石垣で作られた町を取り囲む石壁は存在しなかった。少し離れたところに比較的細めの木材で作られた一坪にも満たない小屋があるだけだった。
「あれかな? 」
通りに面して作られた扉も何も無い入り口から光が漏れている。そこから中を見ると退屈そうにしている狼族の中年男がログハウスの柱のように太い丸太に腰掛け、その男の頭上に赤い文字で「F」の字が何も無い空間に浮かんでいるのだった。
(Fってフィニッシュの略だよな・・・これが完了NPC?? だよな・・・かんどう~~~~~)
「こんばんわ」と普通に挨拶する牙。(う・・・NPCに挨拶せんでも・・・)と思ってしまうのだった。
「ようこそレジェンドへ!牙あなたはレジェンドに於ける最初のクエストを達成しました。それではレジェンドに於ける生活の基本を説明していきます」NPCの言葉の後にYES or NOの表示がが牙の見ている景色の中に現れる。
牙はYESを押そうとするがその手がとまる。
「う~ん・・・どおしよう・・・Lv23になってチャートリアルもないか・・・」
「基本的なチャートリアル等でしたら、わたくしでもご案内出来ますが? 」
「じゃあ、わからないことが出てきたら雅さんに聞きますね」と、NOを選択する。
「これから冒険者として旅をされるプレイヤーの皆さんに冒険者セットが送られます。
メール画面を選択しその中のプレゼントリストを開けると受け取ることが出来ます」
牙は言われるままにメール画面、プレゼントリスト受け取りを選択していく。HPとMPの回復丸薬が10個入り5個づつと初心者のナイフ、拡張用バック(イベントリー×10)と方位磁針が牙の冒険者のバックに支給される。牙は拡張用バックと方位磁針をそれぞれ使用する。バックのイベントリーが10拡大され方位磁針は消え牙の見ている表示画面上のアイコンに方位磁針が追加された。牙は追加されたそのアイコンを考え深げに見つめるのだった。
牙はそのNPCの頭の上に「Q」の字が表示されたことに気がついた。
「雅さんクエストの略かな?」
「ですね」
「すいません」とNPCに話しかける。
「おお牙君、君はもう一人前の狼族の戦士となった! 」
昔のアメリカ映画に出てくる俳優のオーバーアクションな演技の物まねなのか身振手振を使って話すNPCが面白く牙の目に映る。
「さっき来たばかりなのに・・・もうですか?」
「長老から牙君を呼んで来る様にと仰せつかっている」
「長老さんと会ったこともありませんが・・・俺のこと知ってるんですね?」
「長老の家は、この通りをまっすぐ上に行った突き当たりに在るから必ず行くんだよ」
言い終えるとNPCの頭の上の「Q」の字が消えていた。
「雅さん、という事で、長老のところに向かいます・・・」
牙とNPCのやり取りに雅は笑っているのだった。
「え・・・面白かったです? 」
「はい・・とても」
「レジェンドのNPCは、NPCらしくないというか・・・たまに中身入りのNPCまがいがいたり・・・確認してただけなんですが・・・」
「牙さんの周りだけかも」
雅の笑いは止らないのだった。
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牙は長老と呼ばれる者の屋敷に着き、30メートル四方はあろうかという式典会場を思わせるような部屋に案内されていた。まだ新しいのか松の木の香りが充満している。その部屋は壁際に普通に柱があるだけで補強用の柱が部屋の中に一本も立っていない不思議さに牙は違和感を感じていた。天井は何本もの丸太がピラミッドを思わせるような正三角形に組まれ、蜂の巣を想像させる梁が幾重にも折り重なって高い天井を支えているのだ。その構造はちょっとした芸術作品を思わせる構造美となっている。
牙はその美しさに天井を見上げその頂点と思われる場所に天窓を見つける。
(すごいな・・・これは・・・)と感心していまうのだった。
いつの間に現れたのか牙の前に、この村の入り口で会ったNPCと同じように頭の上に長老と記された男が現れていた。長老と聞かされ腰の曲がった爺さんを想像していた牙にとって、その男はずいぶんかけ離れた者に見えていた。180センチ程の身長にまだまだ現役といった風貌でガッシリとした体系を維持しているのだ。背筋もピンと伸ばされ顔こそ60代後半と思えるしわを刻んで居るが、眼光は鋭く何か達観した者が見せる威厳までも感じさせていた。
「爺さん、いつ湧いたんだ? 」(どこかでも言った気がするな・・・)と思いながらも突然現れた長老の目をじっと見つめるのだった。牙は「ふっふ」と雅が笑った気がするのだが、その爺さんから目はそらさない。
「牙ここでの修行ご苦労であった! これまでの修行の成果が認められ、おぬしは今日この時をもって狼族の戦士となった」
「は~~~、はい・・・町に来て20分と経ってませんが・・・いいんでしょうか?」
「その証としてこの腕輪と記念品を授ける」
「は~あ、どうも」牙はそれらを受けとると一つも確認しないでバックにしまいこむ。
「ここでの修行を忘れず、ポーリングの街に行っても精進を怠るでないぞ! 」
「テンプレ乙で~~っす」牙の何ともふざけた答えに雅が我慢できずにわらいはじめる。
「今回だけは、わしの力でポーリングまで送り届けるとしよう。準備が出来たらまた声をかけるがよい」
(何もないですよね?)と牙は心の中で雅に問いかける。
「大丈夫です」
「わかりました」牙は雅の言葉に答えた。
「準備がととのったようじゃな! では行くとするか! 転移魔法起動! 」と長老が反応する。
「は~~~? 」と牙が驚きの声を上げた瞬間牙と牙の肩に乗った小さなライオンの 赤ちゃんは光に包まれその場からきえていくのだった。
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「ポーリング」レジェンドの冒険者達の拠点となる街である。全貌は明らかになってないが、東西南北を端から端まで歩いた者によると、それぞれ一時間ほど掛かることから、周囲4キロメートルほどの街であると言われている。街の中心にはレジェンドの歴史を刻む畳一枚よりは少し小さめな石版が直径20メートル程の円形に配置されその周りはちょっとした公園となっており、石版の中央には噴水が吹き上がるという嗜好がこらされている。噴水は、約5分おきに様々な形で2分ほど噴射され、夜はライトアップされるため冒険者の間で名物となっていた。
石版の配置された公園を囲む様に街の中心はロータリーとなっていて、そこから東西南北に幅50メートルはあろうかという大通りと、その中間に幅20メートル程の道が放射条に伸びていた。どちらの道から入ってきたとしても石版のある中央広場に突き当たる構造になっている。
ロータリーに面した北東と南西に転送陣が置かれ、他のブロックにはオレンジ色の瓦屋根に白い壁の東南アジアを思わせる建物にNPCの武器防具店、回復薬を扱う薬屋、文具雑貨店、食料品店、騎乗ペット店等が、軒を連ねている。北東ブロックと東北東のブロックは露天広場として開放され、露天がひしめき合っている。北西には旅団や旅団の前身となる隊の申請施設とプレイヤーがクエストという名の仕事を請け負うことが出来る商会と呼ばれ仕事斡旋所があり、西北西のブロックには図書館及び様々な物の生産方法を教える訓練所と魔法と戦闘の基本訓練が出来る施設が立ち並んでいる。
南側はロータリー付近に北側と同じような施設があるだけで更地になっているのだった。後々大きくなった旅団や露天商たちが専有スペースとして建物を建てる土地だというのが、大方の見方となっていた。北に比べて寂れた感はあるが、Lv20のプレイヤー3人から最大20人で結成することの出来る隊が乱立し、100人規模の旅団もちらほら出来ていると言う話を聞くと、いずれこちら側がメインの街になる事は、ほとんどのプレイヤーが予想出来る事なのであった。
南西の転送施設は直径50メートルはあろうかという円形一枚岩の表面を削って平らにし魔法陣を施した物のようだった。そこに8本の丸い石柱が空に向かって立てられ遠めに見ると2本の塔がならんで立っている様に見えるのだ。
北に比べると薄暗く歩く人影もないその転送陣に黄色い光と共に一人の狼族の男が現れる。170センチ程のそれほど高くない身長に背中まで伸ばされた白い髪、狼族の特徴であるピンと伸びた三角の耳が頭の上に、白いモフモフのシッポがゆらゆらと風に揺れるていた。その男の肩には白い髪とは対照的な黒いライオンの赤ん坊がチョコンと行儀よく座っている。南に向いて立って居るためその男の目に映る景色は大きな通りがあるだけの更地であった。
「あれ? 」と思わず声を上げる男牙である。
ポーン”といういつもの音が何度か牙の頭の中に響く。(なんの経験値でLvが上がったんだろう? )
「大丈夫です牙さん。ここはポーリングのはずです! 街わ~反対側みたいです」
「え! 」牙は雅の言葉に反応するように反対に向き直りそこにいきなり現れたライトアップされた噴水を見上げるのだった。
「すっご! 」ポカーンと開けられた牙の口。
「うわ~~ぁ、きれい! 」と雅の声が牙に届く。
何本もの噴水が一気に噴出したり太い真ん中の一本だけが夜空に高く噴出したりと水が生きて踊っているかのように様々な表情を見せる。それを三原色のライトが合わさることで様々な色をつけていくのだ。2分間ある噴水の演舞は二人の時間を止めてしまっていた。
「もう終わってしまいましたね・・・」寂しさの残るような雅の声に(これからは、ちょくちょく見れますから・・・)と牙は心の中で諭すように言うのだった。
(さっきの経験値って、なんだったんだろう? )思い出したように牙が雅に話しかけるのだ。
「ちょうどLv1~Lv20になる分の経験値でしたから、牙さんのようにチャートリアルを受けないでLv20を超えた人たちに対しても、その分が支給されるのでわ?・・・あくまでも憶測ですが・・・」
「なんか・・・雅さんってすごい! 」
「いえ・・・そんな・・・」と言いながら牙に照れくさそうに笑っている雅のイメージが伝わるのだった。
牙は噴水の噴出した公園に向かって足を進める、噴水の周りには白い大理石で出来たレジェンドの歴史を刻む石版があり、そこに新しい情報を得ようとしてなのか何人もの人々が石版を取り囲むように群がっているのだ。人が多すぎる感じがして近寄りがたいと牙は思ったため、そのまま中央を素通りし北側の街へとロータリーとなった広い道を横断するのだった。
始めて見るその街を感じながら牙はやっと皆と同じスタートラインに立てた事に喜びを感じるのだった。
「大きな街ですね! 」と雅が驚きの声をあげる。
「ですね・・・」と牙が同意の言葉を返す。
どちらを向いても人、人、人、の山で人ごみの得意ではない牙はあたふたしているのだ。
(・・・どこに何があるのか人だらけでわからないんですが~~~・・・どうしてこんなに人が居るんだ)と牙は不思議に思うのだった。
「牙さんのように暗視Lvが高くて夜目が利く人はあまり居ないと思うのですが・・・たぶんですけど」すかさず雅が答える。
「あ~~ぁ・・・なるほど・・・」
「昼間狩りに出て、夜は情報集めや露天めぐりをされる方が多いのでしょうね・・・」
(言われてみるとその通り・・・)と牙は思うのだった。
(露天とかにも行ってみたいのですが・・・明日の午前中にします・・・)
「その方がゆっくりとお買い物出来そうですね・・・楽しみに待ってます・・・」
「雅さん、それじゃあまた明日よろしくお願いします」
「おやすみなさい・・・牙さん」
北東の転送陣前でログアウトするのだった。
ヘッドセットをはずしLFD電球が点けっぱなしの仁の部屋に戻る。
携帯端末を取り、母(沙耶)からのメールを開くのだった。
To:仁 From:高山沙耶
五稜郭の桜がきれいだったので、写真を送ります。
たまに連絡ください。
添付ファイルを開くと空一面に満開の桜が写った写真と、桜の木をバックにした仁の母の写真が表示された。
「元気そうでよかった。正月には帰れると思います」とメールを打ち、送信しようとするが、その手をとめる。
(明日・・・電話してみよう・・・)そう思って仁は返信のメールを消去するのだった。
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キャラクター名: 月夜闇の雅乃守牙
狼族: Lv 28
パッシブスキル:走るLv22 ジャンプLv20 ステップLv20 暗視Lv21
嗅覚Lv18 聴覚Lv22 スタミナLv32 泳ぎLv 2
交渉術Lv 1
アクティブスキル:噛み付きLv13 キックLv15 爪Lv16 投げLv 1
両手剣Lv2 二段突きLv 1 闇属性魔法Lv 1
装備:マリーお手製の首輪=全ステータス10%UP
日本刀改式 「月闇」 打ち手=鍛冶
特殊スキル:「マリーの祈り」 「マリーの父、感謝の思い」
契約精霊:牙乃守月夜闇の雅
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