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「熱い……。体の中が、焼けるみたい……!」

 フェリスが胸を押さえて喘ぐ。

 それは魔力ではない。彼女たちが生まれて初めて触れる、自分自身の「生命いのち」そのものの輝き。


「……それがお前たちの本当の力だ。神に名付けられた『火』や『水』じゃない。お前自身の名前を、その拳に乗せろ!」


 神罰の執行者が、巨大な光の槍を振り下ろす。

「消え失せよ、不純物共!」


「——させるかぁぁぁ!!」


 最初に動いたのは、ノアだった。

 彼女は盾を捨てた。

 否、盾を構成していた「土の属性」を捨て、ただの鉄の塊として握り締めた。

 属性による硬質化ではない。自身の筋肉と骨、そして魂の全質量を一箇所に集約させた**『全霊投擲』**。


 ——ドォォォォン!!


 神の槍と、ノアの鉄塊が衝突する。

 本来なら霧散するはずの物理攻撃が、神の光を真っ向から押し返した。

「な……属性の加護なしに、我が光を止めたというのか!?」

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