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 迷宮都市アヴァロン第二十五階層。そこは、塔の内部とは思えないほど広大な、青く澄んだ水面が広がる『静寂の水上庭園』。

 四聖ギルドの一角、水精ギルド『アステリアの涙』の管轄区域である。


「……久しぶりね、リナ。まさか、汚れきった『無色』の男を連れて、この聖域を汚しに来るとは」


 庭園の中央。水面に浮かぶ巨大な睡蓮の葉の上に、一人の女性が立っていた。

 水の聖女、セレナ。

 リナがかつて仕えていた主であり、リナの生家である侯爵家を「信仰が足りない」という理由で取り潰しに追い込んだ張本人だ。


「……セレナ様。私はもう、あなたの言いなりにはなりません。この『色』は、誰かを虐げるためのものではなく、仲間を守るためのものだと知ったから!」


 リナが杖を構える。その横にはカイ、フェリス、そしてノアが静かに控えている。


「ふふ、滑稽ね。……水よ、不浄を洗い流せ。『蒼天の裁き(ジャッジメント・アクア)』」


 セレナが指を弾くと、庭園の全方位から高さ十メートルを超える水の刃が、カイたちを包囲するように迫った。

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