表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/72

11

「……行きましょう、カイさん。ノア、もうここは私たちの場所じゃないわ」

 フェリスが優しくノアの肩を抱く。


 ノアは最後に一度だけ、かつて見上げていた「聖座」を振り返った。そこにはもはや、恐怖も羨望もなかった。ただ、古びた時代の残骸が転がっているだけに見えた。


「……はい! 私は、カイさんの盾として、もっと上に行きます!」


 一行は、呆然とする土精ギルドの残党を尻目に、二十一階層への階段を登り始めた。

 その後ろ姿は、アヴァロンという閉ざされた階級社会に、取り返しのつかない「風穴」を空けていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ