二人を結ぶ呪い3
「なに目ぇ閉じてんだよ」
その言葉にパッと目を開ける。
「そんなんだと、お前、俺に何されても文句言えねぇぞ」
からかうような言葉に、カーッと顔が熱くなる。
「か、からかわないでよ……!」
一気に熱くなった自分の頬を隠すように手を当てると、ふいにその手をディオンが掴んできた。
真っ赤な顔の私を、じっと見つめてくるディオン。
「……まるでリンゴだな」
心臓が爆発しそう。
「う、うるさい……離して」
困ったように目を逸らすと――
「嫌なら抵抗しろ」
という言葉が落ちてきた。
再びディオンの顔が近付いてくる。
また冗談なのかもしれない。
そう思いながらも、心臓は勝手に爆発寸前になる。
「嫌」だなんて思うはずがない。
だから、私は、ディオンを受け入れるようにそっと目を閉じた。
「馬鹿っ……」
囁くような甘い声が甘い声が耳元に落ちて来る。
そして――唇が重なった。
その瞬間、胸の奥がギューっと締めつけられるような感覚に襲われた。
どうしてキスをされているのかは分からない。
でも、ディオンにキスをされていること、求めてくれることが嬉しくて、頭の中が桜色に染まっていく。
背中に手が回され、私はそっと押し倒され、レジャーシートに背を預ける形になった。
驚いて目を開けると、目と鼻の先に、ディオンの美しい瞳が映り込んだ。
その綺麗な瞳に、惚けた自分が映り込んでいる。
もっと、して欲しい……




