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カナメ -君はどう考える?-  作者: 旭月
第三章 任せた先にあるもの
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教えない先輩

 2031年7月。


 株式会社カナメに、二人の新卒社員が入社してから三か月が経っていた。


 営業部の大本恭平。


 開発部の柴崎真帆。


 同じ日に入社した二人は、それぞれの部署で少しずつ仕事を覚え始めていた。


 もっとも、三か月で何でもできるようになるわけではない。


 知らないことは、まだいくらでもある。


 ただ、入社したばかりの頃と比べれば、何を知らないのかが少しずつわかるようになっていた。


     *


「松井さん、少しよろしいでしょうか?」


 大本が、オンライン会議で声をかけた。


「はい。どうしました?」


「先ほど、お客様から追加機能についてご相談をいただいたんですが……」


 大本は、画面を共有した。


 既存の業務システムに、集計結果を確認できる機能を追加したいという相談だった。


 現在は、必要な数字を担当者が手作業でまとめているらしい。


「この場合、どうお返事したらいいんでしょうか?」


 松井は、共有された内容を確認した。


「なるほど」


 少し考えてから、大本へ尋ねた。


「大本さんは、どう考えますか?」


「……え?」


「まず、ご自身の考えを聞かせてもらえますか?」


 大本は、少し戸惑った。


 どのような機能が作れるのか。


 どのくらいの費用がかかるのか。


 いつまでに対応できるのか。


 まだ、自分では判断できないことばかりだった。


「……すみません。そこまでは、まだわからなくて」


「そうですよね」


 松井は、うなずいた。


「では、今わかっていることから整理しましょうか」


「はい」


「お客様は、何をしたいとおっしゃっていましたか?」


「集計結果を、画面で確認できるようにしたいそうです」


「なるほど。では、どうしてその機能が必要なんでしょう?」


 大本は、資料を見直した。


「……そこは、まだ聞けていません」


「そうですか」


 松井は、少し考えた。


「では、まずそこを確認した方がよさそうですね」


「……理由を、ですか?」


「はい。例えば、集計作業に時間がかかって困っているのか、それとも集計結果をすぐ確認できないことが問題なのか」


 大本は、少し考えた。


「……確かに、違いますね」


「そうですね。必要な対応も変わってくるかもしれません」


 松井は、少し笑った。


「もちろん、技術的にできるかどうかは、開発部に確認しないとわかりません」


「はい」


「ただ、その前に、お客様が何に困っているのかは、営業として確認できると思います」


 大本は、うなずいた。


「なるほど」


「では、今の段階で、お客様へ何を確認したらよいと思いますか?」


 大本は、少し考えた。


「……今、どうやって集計しているのか、でしょうか?」


「いいですね」


 松井がうなずいた。


「ほかには?」


「どのくらい時間がかかっているのか、とか……」


「そうですね」


「あと、集計した結果を、誰が何に使っているのかも聞いた方がいいでしょうか?」


「それも大切ですね」


 大本は、メモを取った。


 最初に相談したときは、どう返事をすればよいのか、まったくわからなかった。


 しかし、今は少しだけ、次に何を確認すればよいのかが見えてきていた。


「ありがとうございます。もう一度、お客様に確認してみます」


「はい。回答内容は、送る前に一度見せてくださいね」


「わかりました」


 松井は、少し笑った。


「最初から全部できる必要はありませんから」


「ありがとうございます」


 会議を終えた大本は、手元のメモを見直した。


 質問したら、質問で返された。


 それでも、最初よりは少しだけ、何をすればよいのかわかるようになっていた。


     *


 一方、開発部では、柴崎が既存システムの小さな改善に取り組んでいた。


 担当しているのは、ある画面の入力項目を変更する作業だった。


 利用者が入力した内容を保存する際、特定の条件で表示を切り替える必要がある。


 柴崎は、二つの実装方法を考えていた。


 一つは、画面側で条件を判定する方法。


 もう一つは、サーバー側で判定した結果を画面へ返す方法。


 どちらでも、見た目の動作は実現できそうだった。


 ただ、どちらを選ぶべきなのかは、まだ判断できなかった。


「上條さん、少しよろしいでしょうか?」


 柴崎が、オンライン会議で声をかけた。


「はい。どうしました?」


「今の入力画面の修正についてなんですが、二つ方法を考えていて……」


 柴崎は、画面を共有した。


 上條は、説明を聞きながら構成図を確認した。


「なるほど」


「どちらの方法がいいでしょうか?」


 上條は、少し考えた。


「柴崎さんは、どちらがよいと思いますか?」


「……私ですか?」


「はい。理由も聞かせてもらえますか?」


 柴崎は、少し戸惑った。


 どちらが正しいかわからないから、相談したつもりだった。


 しかし、上條はすぐには答えを教えてくれない。


「……画面側で判定する方が、実装は簡単だと思います」


「なるほど」


「変更するファイルも少なくて済みますし」


「そうですね」


 上條は、少し考えた。


「では、その条件は、画面以外でも使われることがありますか?」


 柴崎は、構成図を見直した。


「……今のところは、画面だけだと思います」


「そうですか」


「ただ、ほかの処理でも同じ条件を使うようになったら、別々に実装することになりますね」


「そうですね」


 柴崎は、少し考えた。


「……それなら、サーバー側にまとめた方がいいんでしょうか?」


「必ずしも、そうとは限りません」


 上條は、少し笑った。


「今必要なものと、将来必要になるかもしれないものは、分けて考えた方がいいですね」


「なるほど」


「ただし、画面側だけで判定してよい条件なのかは、確認する必要があります」


「……どういうことでしょう?」


「例えば、保存してよいかどうかを決める条件なら、画面側だけでは不十分なことがあります」


 柴崎は、少し考えた。


「……画面側の処理を通さずに、直接リクエストされた場合ですか?」


「そうですね」


 上條がうなずいた。


「画面の表示を切り替えるだけなら、画面側で十分な場合もあります。でも、データの整合性に関わるなら、サーバー側でも確認が必要になります」


「なるほど……」


 柴崎は、メモを取った。


 大学では、自分で作ったものを自分で使うことが多かった。


 しかし、仕事では、ほかの人が使う。


 そして、自分が想定していない使い方をされることもある。


「……今回は、保存する内容にも関係します」


「そうですね」


「それなら、サーバー側でも条件を確認した方がよさそうです」


 上條は、うなずいた。


「私も、そう思います」


 柴崎は、少し安心したように笑った。


「ありがとうございます」


「では、実装方針を簡単にまとめてもらえますか?」


「はい」


「確認してから、作業を進めましょう」


「わかりました」


 会議を終えた柴崎は、構成図を見直した。


 最初は、どちらの方法が正しいのかを知りたかった。


 しかし、今は、どういう条件で判断すればよいのかを少し理解できた気がした。


     *


 数日後。


 大本と柴崎は、昼休みにオンラインで話していた。


 入社以来、二人は時々こうして雑談するようになっていた。


 普段は違う部署で働いているため、仕事の内容を詳しく知っているわけではない。


 それでも、同じ時期に入社した相手だからこそ、話しやすいこともあった。


「……最近な」


 大本が口を開いた。


「質問したら、質問で返されるねん」


 柴崎が、思わず笑った。


「……こっちも(笑)」


「ほんま?」


「うん。上條さんに、どっちがいいですかって聞いたら、柴崎さんはどう思いますかって」


「……一緒やん(笑)」


 二人は笑った。


「いや、わからんから聞いとるんやけどな」


 大本が言った。


「そうなんだよね」


 柴崎も、少し笑った。


「でも、考えてから聞くと、説明してもらったことがわかりやすい気もする」


「……確かに、それはあるな」


 大本は、少し考えた。


「松井さんも、知らんことはちゃんと教えてくれるんよ」


「うん」


「ただ、どうしたらええと思うかは、こっちに聞いてくるねん」


「上條さんも、そんな感じかな」


 柴崎は、少し笑った。


「正解を教えてくれないっていうより、考え方を教えてくれてるのかも」


「……なるほどな」


 大本は、少し考えた。


「でも、たまには答えだけ教えてほしいわ(笑)」


「それはわかる(笑)」


 二人は、また笑った。


 午後からは、それぞれの仕事が待っている。


 大本は、顧客へ確認する内容を整理しなければならない。


 柴崎は、実装方針をまとめて、上條へレビューを依頼する予定だった。


「ほな、そろそろ戻ろうか」


 大本が言った。


「そうだね」


「午後も頑張ろうな」


「うん。頑張ろう」


 オンライン会議が終了した。


 二人は、それぞれの仕事へ戻っていった。


     *


 七月中旬。


 松井慎吾は、営業部の案件管理表を確認していた。


 既存顧客への対応。


 新規商談の進捗。


 見積もりの提出予定。


 そして、大本恭平が担当している確認事項。


 入社して三か月。


 大本は、まだ一人で商談を進められるわけではなかった。


 それでも、顧客とのやり取りを記録し、必要な情報を整理する仕事は、少しずつ任せられるようになっていた。


 ただ、松井には一つ、気になっていることがあった。


 大本は、わからないことがあると、すぐに相談してくれる。


 それ自体は、悪いことではない。


 むしろ、わからないまま進められる方が困る。


 しかし、最近は少しずつ、自分で考えられることまで答えを求めるようになっていた。


 どこまで教え、どこから考えてもらうべきなのか。


 松井自身も、まだ手探りだった。


     *


 その日の午後。


 松井は、開発部の上條亮介とオンラインで打ち合わせをしていた。


 顧客から相談されている追加開発について、対応範囲を確認するためだった。


 必要な確認を終えたところで、松井が少し笑った。


「そういえば、上條さん」


「はい?」


「柴崎さんの様子はいかがですか?」


「順調ですよ。少しずつ実装もお願いしています」


「そうですか」


 松井はうなずいた。


「うちの大本さんも、少しずつ仕事を覚えてくれています」


「それはよかったですね」


「ただ、教え方が難しいですね」


 上條が、少し笑った。


「……わかります」


「わからないことは聞いてほしいんですが、何でもこちらで答えてしまうのも違う気がして」


「そうですね」


 上條は、少し考えた。


「ただ、毎回、本人の考えを聞くところから始めるわけにもいかないんですよね」


「そうなんです」


 松井がうなずいた。


「お客様への回答期限もありますし、急いで判断しなければならないこともありますから」


「開発も同じです。影響が大きい変更は、こちらで判断する必要があります」


「そうですよね」


 二人は、少し考えた。


     *


 そこへ、西田がオンライン会議に加わった。


「お疲れさん」


「お疲れさまです」


「お疲れさまです」


 西田は、二人の様子を見て少し笑った。


「なんや、難しい顔しとるな」


 松井が答えた。


「新人の育成について、少し話していました」


「なるほどな」


 西田がうなずいた。


「どう考えさせるか、という話です」


 上條が補足した。


「柴崎さんにも、少しずつ判断してもらいたいと思っているんですが」


「せやな」


 西田は、少し考えた。


「でも、全部考えさせたらええわけちゃうで」


 二人がうなずいた。


「知らんことは教えなあかんし、経験せなわからんこともある」


「そうですね」


 松井が答えた。


「ほんで、間違えたら困るところは、こっちで確認せなあかん」


「はい」


「ただ、考えられるところまで全部こっちで決めてしもたら、いつまで経っても判断できるようにならへんやろ?」


 上條がうなずいた。


「そうですね」


 西田は、少し笑った。


「まあ、教える側も慣れやな」


「……そうですね」


 松井も笑った。


「僕らも、まだ勉強中です」


「そらそうやろ」


 西田はうなずいた。


「人を育てるんも仕事やからな」


     *


 七月下旬。


 大本は、顧客から届いた相談内容を確認していた。


 既存システムの入力画面について、少し使いにくいところがあるという。


 顧客は、入力項目を追加できないかと考えていた。


 大本は、最初に相談内容を読んだとき、松井へそのまま転送しようとした。


 しかし、途中で手を止めた。


 前回、松井から聞かれたことを思い出したのである。


 何をしたいのか。


 どうして必要なのか。


 今は、どのように仕事をしているのか。


 大本は、もう一度相談内容を読み直した。


 そして、顧客へ確認するための質問をいくつか書き出した。


 そのうえで、松井へ連絡した。


「松井さん、少しよろしいでしょうか?」


「はい。どうしました?」


「お客様から入力項目の追加について相談があったんですが、まず今の業務を確認した方がええと思っています」


 松井が、少し笑った。


「そうですね。どうしてそう考えましたか?」


「項目を追加したいということは聞いているんですが、何に困っているのかは、まだわからないので」


「なるほど」


「今は別のところに記録しているのか、それとも入力する項目自体が足りないのかで、対応も変わると思うんです」


 松井はうなずいた。


「いいと思います」


「ありがとうございます」


「では、確認する内容を一度見せてもらえますか?」


「はい」


 大本は、準備していた質問を共有した。


 松井は、一つずつ確認した。


「ここは、少し聞き方を変えた方がよさそうですね」


「そうですか?」


「はい。最初から項目を追加する前提で聞くより、今の作業の流れを教えていただいた方がいいと思います」


「なるほど」


 大本は、メモを取った。


「では、こちらを修正して、もう一度確認していただきます」


「お願いします」


 松井は、少し笑った。


「前より、考えてから相談してくれるようになりましたね」


 大本は、少し照れたように笑った。


「……まだ、わからないことばかりですけど」


「それでいいんですよ」


 松井が答えた。


「最初から全部わかる人なんて、いませんから」


「ありがとうございます」


 会議を終えた大本は、質問内容を修正し始めた。


 まだ、自分一人で顧客への回答を決められるわけではない。


 それでも、以前よりは少しだけ、相談する前に考えられるようになっていた。


     *


 同じ頃。


 柴崎は、担当している画面修正の実装方針をまとめていた。


 前回、上條から指摘された内容を踏まえ、画面側とサーバー側の役割を整理している。


 画面では、利用者にわかりやすい表示を行う。


 一方、保存するデータの整合性に関わる条件は、サーバー側でも確認する。


 柴崎は、変更する箇所と影響範囲を書き出した。


 そして、上條へレビューを依頼した。


「上條さん、実装方針をまとめました」


「ありがとうございます。確認しますね」


 上條は、共有された資料を読み始めた。


「……なるほど」


 しばらくして、口を開いた。


「今回は、この方法がよいと考えたんですね」


「はい」


「理由を聞いてもいいですか?」


 柴崎は、うなずいた。


「画面側だけで判定すると、直接リクエストされた場合に、想定していないデータが保存される可能性があります」


「そうですね」


「なので、保存時の確認はサーバー側で行い、画面側では利用者にわかりやすく表示するようにしました」


「なるほど」


 上條は、少し考えた。


「既存機能への影響は確認しましたか?」


「はい。関連する処理を調べて、変更が必要な箇所をまとめています」


「ありがとうございます」


 上條は、資料を見直した。


「いいと思います。では、この方針で進めましょう」


「はい!」


 柴崎は、少しうれしそうに答えた。


「ただ、実装が終わったら、テストも一緒に確認しましょう」


「わかりました」


 上條は、少し笑った。


「前より、判断の理由を整理できるようになりましたね」


「ありがとうございます」


 柴崎も笑った。


「まだ、考えるのに時間がかかりますけど」


「それでいいと思いますよ」


 上條が答えた。


「最初は、時間をかけて考えることも大切ですから」


 柴崎は、うなずいた。


「はい」


     *


 七月末。


 業務を終えた大本と柴崎は、久しぶりにオンラインで話していた。


「お疲れさま」


 大本が声をかけた。


「お疲れさま」


 柴崎が答えた。


「最近、どう?」


「まあ、ぼちぼちかな」


 柴崎は、少し笑った。


「そっちは?」


「今日な、松井さんに、前より考えて相談できるようになったって言われてん」


「よかったね」


「まあ、まだ一人では決められへんけどな」


「私もだよ」


 柴崎はうなずいた。


「でも、前より何を聞けばいいかわかるようになった気がする」


「……それはあるな」


 大本は、少し考えた。


「そういえば、最近、質問で返されること減った気がするわ」


「……ああ、確かに」


 柴崎も笑った。


「先に自分の考えを言うようになったからかな」


「……なるほどな(笑)」


 二人は笑った。


「でも、たまには答えだけ教えてほしいけどな」


 大本が言った。


「それは今でも思う(笑)」


 柴崎も笑った。


 入社してから、四か月が経とうとしていた。


 まだ、できないことは多い。


 知らないことも、いくらでもある。


 それでも、二人は少しずつ、自分の考えを持って仕事に向き合うようになっていた。


 営業と開発。


 違う部署で、違う仕事を覚えている二人。


 けれど、同じように悩み、同じように少しずつ成長している。


 カナメの夏は、そんな日々の積み重ねとともに過ぎていった。

お読みいただきありがとうございます。旭月です。


今回は、入社して三か月が経った大本と柴崎のお話でした。


営業と開発。


担当する仕事は違いますが、二人とも先輩から「どう考える?」と質問を返されていました。


わからないから聞いているのに、質問で返される。


……教わる側からすると、なかなか困る話ですよね(笑)。


もっとも、松井や上條も、意地悪で答えを教えないわけではありません。


知らない知識は教える。


経験が必要なところは、一緒に確認する。


そのうえで、自分で考えられる部分については、できるだけ本人に考えてもらう。


今回描きたかったのは、そんな教え方でした。


さて、人を育てるというのは、なかなか難しいものです。


答えを教えてしまえば、その場の仕事は早く進みます。


しかし、毎回答えを教えていると、いつまで経っても教える側が判断し続けることになります。


かといって、何も教えずに考えさせるだけでは、単なる放任になってしまいます。


どこまで教えて、どこから任せるのか。


その線引きは、相手の経験や仕事の内容によっても変わってくるのでしょう。


筆者自身も、人に仕事を教えるときは、なるべく最初から答えを渡さないようにしています。


まず、本人がどう考えているのかを聞く。


その考えに至った理由を確認する。


必要な知識や判断材料が足りなければ補う。


そして、もう一度考えてもらう。


……もっとも、急いでいるときは普通に答えを教えますけどね(笑)。


育成のために仕事が止まってしまっては、本末転倒ですから。


大切なのは、質問で返すことそのものではなく、少しずつ自分で判断できるようになってもらうことなのだと思います。


さて、今回の大本と柴崎は、まだ一人で仕事を完結できるわけではありません。


それでも、以前より自分の考えを整理してから相談できるようになりました。


小さな変化ですが、こうした積み重ねが、やがて大きな成長につながっていくのでしょう。


そして、もう一つ。


今回、金目は一度も登場していません。


それでも、金目が大切にしてきた「どう考える?」という問いは、社員たちの間で自然に使われています。


社長が直接教えなくても、先輩が後輩を育てている。


そんなところにも、カナメという会社の変化が表れているのかもしれません。


さて、次回は少し視点を変えて、営業部のお話です。


仕事を取ってくることが営業の役割ですが、すべての仕事を受ければよいというわけでもありません。


時には、受注しないという判断も必要になります。


それでは、次回もお付き合いいただければ幸いです。

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