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カナメ -君はどう考える?-  作者: 旭月
第五章 守りたいもの
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返事を待つ人

 十一月二十二日、水曜日。


 共有の問い合わせ窓口に、小川宛ての連絡が届いていた。


『昨日の処理結果が、画面に出てきません。完了しているか、ご確認いただけますでしょうか』


 小川は、添付された画面を開いた。

 一覧には、何も表示されていない。


 この顧客の処理は、日中に受け付けたデータをまとめてから実行していた。確認する時間によっては、前日分の結果が翌朝に並ぶ。

 画面に見えないことと、処理が終わっていないことは、同じではなかった。


「藤井さん、こちらの件、来ています」


 隣へ声をかけると、藤井が自分の画面を切り替えた。


「はい。今、見ています」


 今週から、この件の窓口は藤井が引き取ることになっていた。

 小川は、これまでの対応記録を一緒に見ながら入る。顧客へも、担当を引き継ぐことは伝え始めていた。


「結果の記録は、こちらですね」


「はい。処理した日ごとに置いてあります」


 小川は、同じ記録を開いた。

 前夜に始まった処理には、完了した時刻が残っていた。


「実行自体は、終わっているようです」


「先方で、どの日付を選んだかはわかりますか」


「添付だと、上の欄が切れていますね」


 藤井が画面を拡大した。

 結果の部分だけを送ってくれたらしく、検索に使った条件は見えていなかった。


 小川は、前に届いた問い合わせを探した。

 この顧客には、同じ月の中でも、処理が日をまたぐものと、当日中に終わるものがある。


「以前、日付の選び方を確認したことがあります。そのときの記録も出します」


「お願いします。こちらからは、今回どこを選んだか伺います」


 藤井が返信を作った。

 今日からこの件を一緒に担当すること。確認したい画面の範囲。処理の記録について、こちらで確かめていること。


 小川は、過去の連絡を隣へ並べた。

 自分が書いた説明には、顧客からの短い返事が付いている。


『確認できました。小川さん、ありがとうございます』


 そのあとも、何度か同じ担当者とやり取りしていた。

 最初の頃は、返事を書く前に藤井へ見てもらっていたことを思い出した。


「この記録で、よさそうですか」


「ええ。今回の条件がわかったら、照らしてみます」


 藤井が送信した。

 小川は、開いていた自分の返信欄を閉じた。


     *


 午前のうちに、顧客の窓口から返事が届いた。


『実際に確認した者が本日不在のため、社内で確認してからご連絡します』


 小川は、その一文を読んだ。

 画面を見ていたのは、いつも連絡してくる人ではなかったらしい。


「先方の回答待ちですね」


 藤井が、対応記録を更新した。


「はい」


 小川は、翌週の予定を開いた。

 既に入っている確認と、引継ぎの時間が並んでいる。


 今日返ってくれば、今日見られる。

 金曜日なら、藤井と一緒に確認できるかもしれない。

 来週になれば、ほかに渡す仕事も重なってくる。


 問い合わせは、自分が終えたい日に終わるものではなかった。


 これまでも、返事を待ったまま休みを挟むことはあった。

 戻ってから続きを開けばよかった。

 今回は、その先にも自分がいるつもりで、予定を置くことができない。


「お急ぎかどうかも、確認しておきますね」


 藤井は、相手が結果を必要とする時期を尋ねた。


 小川は、対応記録の担当欄を見た。

 藤井の名前が入っている。

 自分の名前は、その横の引継ぎの欄にあった。


 先週までは、自分が返事を待っていた。

 今は藤井が待っている。


 何か言おうとして、やめた。

 藤井はもう、別の問い合わせへ画面を移していた。


     *


 午後、追加の連絡があった。


『前に教えていただいた方法でも、見られないでしょうか。結果の数字を、週内に確認したいと考えています』


 小川は、その文面に見覚えがあった。

 前に伝えたのは、一覧で処理の結果を絞り込む方法だった。


「このときは、月の初めから範囲を広げて見てもらったんです」


 藤井へ説明しながら、小川は返信欄を開いていた。


 日付の欄を変えて、もう一度検索してもらう。

 その操作なら、すぐに書けた。


「今回も、同じ操作をされたんでしょうか」


 藤井に聞かれ、小川の手が止まった。


「……そこは、まだ返ってきていません」


「では、その方にも一緒に画面を見ていただいた方が早いかもしれませんね」


「はい」


 小川は、途中まで書いた文を見た。

 前に自分が送った説明と、ほとんど同じだった。


「すみません。先に、やり方を書きそうになりました」


「以前どうされたかは、あると助かります。今回もそれで見つかるかは、画面を見てからですね」


 藤井は、過去の記録を閉じなかった。

 その横へ、今回届いた画面を並べる。


「このときは、何日分を探していたんですか」


「月曜から水曜までの分でした。窓口の方がまとめて確認されていたので」


「今回は、昨日の一日分なんですね」


「そうです」


 二つを並べると、尋ねられていることが違って見えた。


 小川は、書きかけの返信を保存せず閉じた。

 藤井が、顧客へ日程を尋ねる。


 自分なら、先に操作を送っていたと思う。

 うまくいけば、そのまま終わったかもしれない。

 うまくいかなければ、もう一度返事を待つことになった。


 藤井の進め方を見ているうちに、別件の確認時刻になった。

 小川は、自分が引き続き受け持っている画面を開いた。


 結果を確かめ、必要な記録を残す。

 いつもどおりの作業だった。


 終えてから窓口を見に戻ると、藤井はまだ別の顧客と話していた。

 小川は、問い合わせの画面を開いたまま、隣の会話が終わるのを待った。


     *


 顧客から、金曜日の午後なら、実際に操作した担当者も参加できると返事があった。


「その時間、別の確認がありますね」


 藤井が予定を見た。

 毎月行っている、別件の定例確認だった。


「僕は空いています」


 小川は、すぐに答えた。


「先に入って、内容を残しましょうか」


 藤井は、二つの予定を見比べた。


「今回は、一緒に入れるようにしたいですね」


 少しして、井上が席へ来た。

 藤井から事情を聞くと、自分の予定を開く。


「定例の方は、俺が見るわ。確認する項目は、変わってへんな」


「はい。先月からの変更点は、こちらにまとめています」


「見とく。先方とは、藤井が話してもらえるか」


「お願いします」


 井上が、予定を移した。

 元の枠には、運用改善案の確認と書かれていた。


「こちら、来月に回すんですか」


 小川が尋ねると、井上はうなずいた。


「今週は、こっちを先にする」


 その改善案は、小川も見ていた。

 何件かの定期確認で、同じ結果を別々の表へ写している。そこをまとめられないか、試しているところだった。

 使える形になれば、毎回の転記は減るはずだった。


「まだ試したいところ、残ってますもんね」


「せやな。次に見るまで、今のやり方で頼むことになる」


 井上は、来月の候補へ予定を置いた。

 藤井も、顧客へ金曜日の時刻を返した。


 小川は、その横で自分の予定を書き換えた。

 顧客との確認に同席する。

 空いたままだった枠に、その一行が入った。


 井上が移した仕事まで、なくなったわけではなかった。


     *


 十一月二十四日、金曜日。


 小川は、打ち合わせの前に過去の対応記録を開いていた。

 藤井は、今回尋ねることを画面の端へ並べている。


「先に、探している日付から聞きますね」


「はい」


「処理の方は、二十二日の零時過ぎに完了しています」


「一覧に出るのも、その日の分です」


「その辺りを、実際の画面で確かめましょう」


 接続すると、窓口の担当者と、もう一人が映った。


「普段、結果を確認している者にも入ってもらいました」


「ありがとうございます。藤井です。本日は、小川と一緒に確認させていただきます」


 藤井が挨拶した。

 小川も頭を下げる。


 顧客の担当者は、手元の資料を見ていた。


「今日中に数字をまとめたいので、確認できると助かります」


「どちらの日の分をお探しでしょうか」


「二十一日分です。こちらで受け付けたものが、全部処理されているかを見たいんです」


「ありがとうございます。実際に検索されたところを、見せていただけますか」


 画面が共有された。

 日付の欄は、二十一日から二十一日までになっていた。

 その下には、該当する結果がないと表示されている。


 小川には、見覚えのある画面だった。

 どの欄を変えればよいかも、わかっていた。


「小川さん、前は日付を広げて見たと思うんですが」


 窓口の担当者が言った。


「はい、前回は――」


 小川が話し始めたところで、藤井が尋ねた。


「その前に一つ、今回の範囲を確かめてもよろしいですか」


「はい」


「探しているのは、二十一日にそちらで受け付けた分で、間違いないでしょうか」


「そうです。翌日の受付分を混ぜずに確認したいんです」


「承知しました。この画面の日付は、処理が完了した日を選ぶ形になっています」


 藤井が、日付欄の表示を示した。


「二十一日に受け付けた分は、日が変わってから処理を終えていますので、二十二日の結果に含まれます」


 顧客の担当者が、欄の名前を読み直した。


「ああ。受け付けた日を入れるのかと思っていました」


「普段は、その日のうちに結果が出るものもありますので、同じ日付になることが多いと思います」


「そうなんです。いつもは、それで見られていたので」


 藤井はうなずいた。


「では、二十二日を選んで、今回の結果を確かめてもよろしいでしょうか」


 担当者が日付を変えた。

 検索すると、一覧に一件の処理結果が出た。


 小川は、手元の記録と見比べた。

 処理を終えた時刻も、結果の番号も一致している。


「これですね。件数も出てきました」


 窓口の担当者が言った。


「小川さん、こちらを使えばいいということですか」


 小川は、画面の数字へ目を向けた。

 同じだと答える前に、顧客の担当者が手元の資料を持ち上げた。


「二十一日分が、これに全部入っていると考えていいんでしょうか」


「確認しましょう」


 藤井が答えた。


「結果を開いていただくと、どの受付分を処理したかが表示されます」


 担当者が一件を開いた。

 表示された対象日を読み、手元の受付件数と照らす。


「こちらは二十一日ですね。数も合っています」


「こちらの記録でも、同じ分が処理されています」


 藤井は、確認できた箇所を伝えた。

 小川は、画面を動かさずに聞いていた。


 日付を変えれば出る。

 自分が書きかけた返事は、そこまでだった。


 顧客が欲しかったのは、何かが表示されることだけではなかった。

 今日まとめる数字に、どの結果を使えばよいのか。

 その返事を待っていた。


「では、この数字で進めます」


 顧客の担当者が、資料へ書き込んだ。


「ただ、日によって選ぶ日付が変わるんですね」


「はい。受付日と処理の完了日が違う場合がありますので、開いた結果の対象日も確かめていただく形になります」


「月末は何日分かまとめて見るので、そこも確認したいです」


 小川は、前回送った説明を開いた。

 月初から範囲を広げたあと、結果ごとの対象日を確かめてもらった記録がある。


 藤井も、同じ箇所を見ていた。


「月末に確認される範囲は、今回と同じ処理でしょうか」


「はい。受付分がいくつかの日に分かれています」


「では、次に確認する日と、対象にする範囲を伺ってもよろしいですか」


 窓口の担当者が、予定を確かめた。

 月末の集計に使うため、前もって確認しておきたいという。


 小川は、次の週の予定を思い浮かべた。

 自分の枠を探しかけてから、藤井の画面へ目を戻す。


「今後、この件は私が引き継いで対応します。今日の確認結果と合わせて、次に見る範囲もお送りします」


 藤井が言った。


「連絡は、今までと同じ窓口で大丈夫ですか」


 顧客の担当者が尋ねた。


「はい。同じ窓口へお願いします」


 小川も、顔を上げた。


「こちらで共有して確認していますので、藤井さん宛てにお送りいただければ大丈夫です」


「わかりました」


 窓口の担当者がうなずいた。


「藤井さん、次に見るときも、今日の結果のように対象日を確かめればいいんですね」


「はい。ただ、複数日をまとめるときは、同じ対象分を重ねて数えないように、結果の番号も一緒に見ていただければと思います。確認する範囲が届いたら、こちらでも見ます」


「では、予定と合わせて送ります」


「お願いします」


 小川は、一度だけ藤井を見た。

 藤井は、顧客の返事を記録していた。


 自分へ尋ねられたことが、藤井との次の約束になっている。

 補足しようと思っていた言葉は、もう必要なかった。


 小川は、開いていた過去の説明を、そのままにした。

 今の返事に付け足すためではなく、確認結果へ添えるために。


     *


 接続を終えると、藤井は確認内容をまとめた。

 今日探していた受付分。

 実際に開いた結果と、照合した番号。

 次に顧客から送ってもらうもの。


「この書き方で、今までの呼び方と合っていますか」


 小川は、文面を読んだ。


「はい。先方でも、この呼び方でやり取りしています」


「ありがとうございます。過去の説明も、こちらへ付けておきますね」


 藤井が、送信前の文を開いた。

 小川は、自分の手元にも同じ資料を出したまま、先方の資料名をもう一度確かめた。


「月末に使われる表は、こちらです。前回は、この欄へ結果をまとめられていました」


「今回も、その表を使うか伺っておきます」


「お願いします」


 藤井が送った連絡には、次の担当として藤井の名前が書かれていた。

 小川はその下に、何も書き足さなかった。


 井上が、別件の定例確認を終えて戻ってきた。


「どうやった?」


「今回の結果は、先方で確認できました。月末の範囲を、改めて送っていただきます」


 藤井が答えた。


「そっちは、藤井が見る形でええな」


「はい。届いたら確認します」


 井上がうなずく。

 小川は、二人の間に開かれた記録を見ていた。


「僕の方でも、前に使った資料は残しておきます」


「お願いします」


「それで、もし、あとでわからないことがあれば……」


 小川は、そこで口を止めた。


 藤井が、過去の連絡を開いた。


「このとき、先方の確認する方が変わっていますね。普段は、どちらへお返事していましたか」


「窓口はこちらの方です。実際に操作する方が別でも、日程は窓口の方に合わせていただいていました」


「では、次もまずそちらへ聞きます」


「はい」


 井上も、記録へ目を落とした。


「ほかに、今聞いといた方がええことはあるか」


 小川は、少し考えた。


「月末に結果をまとめるとき、先方の帳票と、こちらの表示で項目の呼び方が違うところがあります。前に対応を確認したものがあるので、それも出します」


「うん。見せてもらおう」


 小川は、共有している資料を開いた。

 自分で名前を付けたファイルが、いくつか並ぶ。


 藤井が、必要なものを開いて確かめる。

 井上は、顧客から返事が来たときに参照する箇所を見た。


「来月は、向こうで覚えることもあるやろ」


 井上が言った。


「今、聞けることは聞いとくわ」


「……はい」


 小川は、さっき止めた言葉の続きを、言わなかった。


 連絡をもらえれば、答えられると思っていた。

 自分も知らない仕事を覚えることになる時間を、まだ、ここの予定へ置こうとしていた。


 井上は、次の資料を指した。


「これは、月の途中でも使うんか」


「先方の締め方で、使うことがあります。前回はこちらでした」


 小川は、記録の該当箇所を開いた。


 聞かれれば、思い出せることがある。

 今ここで、答えられる。


 藤井は説明を聞き、先方へ尋ねる項目を一つ加えた。


     *


 夕方、顧客から返信が届いた。


『藤井様

 本日はありがとうございました。二十一日受付分の結果を確認できました。月末に確認する範囲は、社内でまとめてお送りします』


 小川も、共有窓口でその連絡を読んだ。


 宛名を見てから、もう一度本文へ目を移した。

 自分が待っていた返事だった。

 今は、藤井へ届いている。


 隣では、藤井が受領の返事を作っていた。


「こちら、確認できたと返ってきました」


「はい。見ました」


 小川が答えると、藤井はうなずき、送信した。

 そのまま、別の案件の記録を開く。


 小川は、同じ返信欄を開かなかった。


 自分へ礼を言ってもらう必要はない。

 そう思っても、宛名の一行へ、少し目が戻った。


 最初にこの窓口を任されたときには、返事を間違えないことばかり考えていた。

 相手が何を待っているのか、うまく聞けなかった。

 藤井に文面を見てもらい、顧客から返事が来るたびに、続きを相談した。


 いつからか、小川さん、と呼ばれるようになっていた。


 小川は、画面を閉じた。

 次に確認する範囲は、まだ届いていない。

 届いたときに、自分が最初に開かなくてもよくなった。


 井上の席から、紙をめくる音がした。

 定例確認の結果を見終え、延期した改善案の予定を確かめている。


 小川も、今日の定期確認で使った表を開いた。

 同じ値を別の欄へ写し、転記した箇所に印を付ける。

 今月中に変えられるかもしれないと思っていた作業は、そのまま残っている。


 確認を終え、もう一つの引継ぎ資料へ移った。

 来週、一緒に見てもらう仕事だった。

 藤井以外の担当者と確認する時刻が、予定に入っている。


 今日使った資料の場所を確かめ、次に開くものをそろえた。

     *


 帰り支度をしながら、小川は鞄から自分のノートを取り出した。

 次の職場へ確認したことと、これから自分で用意するものが書いてある。


 面談の日には、仕事内容の欄を何度も読み返した。

 自分が作ったものを、誰かに見てもらう。

 直して、もう一度出す。


 そこへ進みたいと思った気持ちは、今も変わっていない。

 けれど、今日の問い合わせが終わるところも、自分は最後まで見ていたかった。


「小川さん、月曜日の確認、予定どおりで大丈夫ですか」


 藤井に尋ねられ、小川は会社の予定を開いた。


「はい。お願いします」


「こちらで先に読んでおくので、わからないところを聞かせてください」


「わかりました」


 小川は、ノートを閉じた。

 会社の資料は共有した場所にある。月曜日に二人で開くものも、そこへ置いた。


 自分のノートを鞄へ戻す。


「お先に失礼します」


「お疲れさまです」


 藤井が顔を上げた。

 井上も、予定表から目を離して手を上げる。


 席を離れる前に、小川は机の上を見た。

 月曜日に確認するためのメモが、一枚残っている。


 まだ、聞いてもらうことがあった。

 小川は椅子を戻し、鞄を持った。

お読みいただきありがとうございます。旭月です。


今回は、小川が顧客とのやり取りを藤井へ引き継ぐお話でした。


次の場所で働きたいと思っていても、今の仕事への愛着がなくなるわけではありません。自分を頼ってくれた相手が、別の人へ尋ね、その返事で先へ進んでいく。小川には、安心する気持ちと、少し寂しい気持ちがあったのだと思います。


藤井が引き受けるためには、井上も自分の予定を動かす必要がありました。一件を渡せた手応えの隣に、後ろへ動かした仕事も残っています。


小川が次の仕事へ進むことと、カナメの仕事が続くこと。その両方のために、まだ一緒に確かめられる時間を描きました。


引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

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