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カナメ -君はどう考える?-  作者: 旭月
第五章 守りたいもの
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122/173

任せるということ

 2034年8月7日、月曜日。


 大阪・本町。


 株式会社カナメの業務部では、週明けの入出金確認が行われていた。


 七月二十七日に承認された、五百万円の融資。


 その実行予定日が、今日だった。


 午前九時半。


 三宅彩は、銀行の入出金明細を更新した。


 新しい入金が、一件表示された。


 金額、五百万円。


 振込元は、融資を承認した金融機関だった。


「……高瀬さん」


 三宅が声をかけた。


「はい」


「五百万円、入りました」


 高瀬は、画面を確認した。


「ありがとうございます」


 融資契約の内容と照合する。


 金額。


 実行日。


 そして、入金先。


 いずれも予定どおりだった。


     *


 高瀬は、八月の資金繰り表を更新した。


 七月二十五日の給与支払いは完了している。


 その後、売掛金の入金が四百五十万円。


 そして、今日の融資五百万円。


 会社の現預金は、七月末より増えていた。


 ただし、融資は返済義務のある資金だった。


 高瀬は、返済予定も別の資料へ反映した。


「……三宅さん」


「はい」


「これで、八月の支払いには少し余裕ができます」


「……よかったですね」


「ただし、今後の入金予定と支払いは、引き続き確認していきましょう」


「承知しました」


     *


 午前十時。


 金目が業務部へやってきた。


「……高瀬さん、どうですか?」


「五百万円の着金を確認しました」


「……ほんまですか」


 金目は、少し笑った。


「ありがたいですね」


「はい」


「これで、少しは息ができるようになったな」


 高瀬は、うなずいた。


「ただし、返済も始まります」


「……せやな」


 金目は、資金繰り表を確認した。


 八月。


 九月。


 確定している入金と、条件付きの入金予定。


 以前より、見通しは具体的になっている。


「……ほな、次は借りんでも回る会社にせなあかんな」


「そうですね」


 金目は、うなずいた。


「引き続きお願いします」


     *


 午後一時。


 開発部では、西田が尾崎達也と向き合っていた。


 机の上には、開発二課の引き継ぎ一覧が置かれている。


 尾崎が、週末までに整理した資料だった。


 現在進行中の案件。


 顧客との連絡窓口。


 開発メンバーの担当。


 人事評価や育成に関する情報。


 そして、日常的に課長が判断している事項。


「……結構あるな」


 西田が言った。


「せやな」


 尾崎は、少し笑った。


「書き出してみたら、思ったより多かったわ」


     *


「……案件の方は、どうや?」


 西田が尋ねた。


「今のところ、予定どおり進んどる」


「うん」


「ただ、顧客との調整が必要なところは、まだ俺が見とるな」


「……せやな」


「それと、人事評価の方も、引き継ぎ先は決めとかなあかん」


 西田は、うなずいた。


「そこは、当面俺が持つことになるかもしれんな」


「……了解」


     *


 西田は、資料を見直した。


 開発二課の課長。


 その仕事は、案件の進捗を見るだけではない。


 技術的な判断。


 顧客との調整。


 部下の育成。


 そして、人事評価や配置。


 尾崎が一人で担ってきた仕事を、そのまま誰か一人へ渡せば済むわけではなかった。


「……尾崎」


「何や?」


「今の二課で、技術面をよう見てくれとるんは誰や?」


 尾崎は、少し考えた。


「……上田やな」


     *


「……上田か」


「うん」


「最近、どうや?」


「自分の担当だけやなくて、ほかのメンバーの相談にも乗っとる」


「ほう」


「岡元も中野も、設計や実装で迷ったら上田に聞いとることが多いな」


 西田は、うなずいた。


「……なるほど」


「ただ、管理職としての経験はないで」


「……せやな」


「顧客との難しい調整とか、人事評価とかは、まだ任せたことないからな」


 西田は、資料へ目を戻した。


「……そこは、考えなあかんな」


     *


「……でもな、西田さん」


 尾崎が続けた。


「何や?」


「上田は、二課の仕事をよう知っとるで」


「……うん」


「今の案件も、メンバーのことも」


「……せやな」


「もし次の課長を考えるんやったら、候補にはなると思う」


 西田は、うなずいた。


「……ありがとう」


 尾崎は、資料を閉じた。


「ただ、本人がやりたいかどうかは、聞いてみなわからんけどな」


「……そらそうや」


     *


 2034年8月8日、火曜日。


 午前十時。


 開発二課では、上田拓海が担当案件の設計資料を確認していた。


 そこへ、岡元遥が声をかけた。


「……上田さん、ちょっと相談してもいいですか?」


「ええよ。どうしたん?」


「ここの処理なんですけど、仕様の解釈が二通りできそうで」


 上田は、資料を確認した。


「……なるほど」


 岡元が、画面を示した。


「こっちの実装でも動くと思うんですけど、後から変更が入ったときに影響が大きそうなんです」


「……せやな」


 上田は、少し考えた。


「まず、お客様が何をしたいのか、もう一回整理してみようか」


     *


「……何をしたいのか、ですか?」


 岡元が尋ねた。


「うん。今の仕様書やと、処理の方法は書いてあるけど、何のために必要なんかが少し曖昧やねん」


「……確かに」


「ほな、そこを確認してから設計を決めた方がええと思う」


 岡元は、うなずいた。


「わかりました」


「必要なら、俺も打ち合わせ入るで」


「ありがとうございます!」


 岡元は、資料を持って自席へ戻った。


     *


 しばらくして。


 今度は中野航平が、上田の席へやってきた。


「……上田さん、ちょっといいですか?」


「おお。何や?」


「昨日の実装なんですけど、テストで一件だけ想定外の結果が出てまして」


「……ほう」


 上田は、画面を確認した。


「どんな条件で起きるん?」


「この入力のときだけです」


「……なるほど」


 上田は、少し考えた。


「ほな、まず再現条件を整理しようか」


     *


「……ここ、例外処理を追加したら直りそうなんですけど」


 中野が言った。


「……直るかもしれんな」


「はい」


「でも、それで本当にええかは、もうちょっと確認したいな」


「……そうですね」


「何でその入力だけ結果が変わるんか、先に調べよう」


 中野は、うなずいた。


「わかりました」


 上田は、少し笑った。


「原因わからんまま直したら、別のところでまた出るかもしれんからな」


「……はい!」


     *


 少し離れた席で、尾崎がその様子を見ていた。


 岡元が相談に来る。


 中野が質問する。


 上田は、それぞれの話を聞き、必要な確認を整理している。


 すべての答えを、その場で出しているわけではない。


 しかし、何を確認すれば判断できるかを考えている。


 尾崎は、少しだけ笑った。


 上田は、もう自分の担当だけを見ている社員ではなかった。


     *


 午後二時。


 西田は、田村洋介と尾崎を会議室へ呼んでいた。


「……ちょっと、上田のことで相談したいんや」


 西田が言った。


「上田?」


 田村が尋ねた。


「うん。尾崎の後任として、二課の課長を任せられへんかと思っとる」


 田村は、少し考えた。


「……技術面では、十分やれると思うで」


「……せやな」


「ただ、管理職の仕事は別やからな」


 西田は、うなずいた。


     *


「……尾崎は、どう思う?」


 西田が尋ねた。


「候補としては、ええと思う」


 尾崎が答えた。


「今の二課の仕事も、メンバーのこともわかっとるしな」


「……うん」


「ただ、顧客との難しい交渉や、人事評価は経験が浅い」


「せやな」


 西田は、資料を確認した。


「……そこは、俺が支えるつもりや」


 田村も、うなずいた。


「技術面やったら、俺も見られるで」


「……ありがとう」


     *


「……ほな」


 西田が言った。


「何や?」


「本人に、一回聞いてみようか」


 田村は、うなずいた。


「ええと思うで」


 尾崎も、少し笑った。


「……本人がやってみたい言うなら、俺も引き継ぎはちゃんとするわ」


 西田は、うなずいた。


「……ありがとう」


 会議室を出たあと、西田は、上田の予定表を確認した。


 翌日の午前中。


 短い空き時間があった。


 西田は、面談の予定を入れた。


 ――今後の開発二課の体制について。


 まだ、上田には何も伝えていなかった。


 2034年8月9日、水曜日。


 午前十時。


 株式会社カナメの会議室では、西田が上田拓海を待っていた。


 机の上には、開発二課の引き継ぎ資料が置かれている。


 九月末で退職する予定の尾崎達也。


 その後任を、誰に任せるのか。


 西田は、田村と尾崎の意見を聞いたうえで、一つの候補を考えていた。


 ほどなく、会議室の扉が開いた。


「……お疲れさまです」


 上田だった。


「おお、上田。座ってや」


「はい」


     *


「……上田、ちょっと相談があるんや」


 西田が言った。


「はい。何でしょうか」


「尾崎が九月末で辞めるやろ」


「……はい」


「そのあと、二課の課長をやってみる気ないか?」


 上田は、一瞬、言葉を止めた。


「……僕が、ですか?」


「うん」


「……課長、ですか」


 上田は、少し考えた。


「正直、人事評価とか、管理職の仕事はまだ経験がありません」


「せやな」


「案件の管理も、自分の担当範囲しか見てきてませんし」


「うん」


「……それでも、僕でええんですか?」


     *


 西田は、うなずいた。


「最初から全部できるとは思っとらんで」


「……はい」


「尾崎もおるし、田村もおる。俺も支える」


 上田は、少し黙った。


 開発二課の課長。


 これまで自分が相談してきた尾崎の仕事を、今度は自分が引き受けることになる。


 上田は、もう一度西田を見た。


「……わかりました。やらせてください」


     *


 西田は、少し驚いた顔をした。


「……ええんか? もうちょっと考えてもええんやで」


「はい」


 上田は、うなずいた。


「でも、いつかはそういう仕事も経験してみたいと思ってました」


「……そうか」


「開発の仕事は、これからも続けたいです」


「もちろんや」


「ただ、自分が開発するだけじゃなくて、ほかの人が仕事しやすいようにすることにも興味があります」


 西田は、少し笑った。


「……ええやん」


「……わからないことは、たくさんあると思いますけど」


 上田が続けた。


「そらあるやろ(笑)」


「……そのときは、相談させてください」


「当たり前や」


 西田は、うなずいた。


「相談せん課長の方が困るからな」


 上田は、少し笑った。


「……ありがとうございます」


「ほな、十月から頼むで」


「はい。よろしくお願いします」


「……ただしな、上田」


 西田が続けた。


「はい」


「十月になってから仕事を覚え始めるんは、遅いと思っとる」


「……はい」


「九月中旬には、二課の日常業務を一人で回せるようにしたい」


 上田は、少し考えた。


「……九月中旬、ですか」


「うん。残りの二週間は、尾崎に確認できる期間にする」


「なるほど」


「十月一日は、組織表の名前が変わるだけ。それくらいにしときたいんよ」


 上田は、うなずいた。


「……わかりました」


「……もちろん、人事評価とか正式な決裁は、権限が移るまで俺らが持つ」


 西田が言った。


「はい」


「でも、日常の案件判断は、できるだけ早く経験してほしい」


「……承知しました」


「尾崎にも、引き継ぎの時間を取ってもらう」


「ありがとうございます」


 西田は、資料を閉じた。


「……ほな、一緒にやっていこうか」


「はい!」


     *


 午後二時。


 基盤運用課では、小川悠斗が前日の障害調査結果を整理していた。


 監視システムで検知された、一部処理の応答時間の増加。


 大きな障害には至っていないが、原因を確認する必要があった。


 小川は、ログを比較し、発生時間帯と処理内容を整理していた。


 井上修一が、声をかけた。


「……小川、昨日の件どうや?」


「原因の候補は、三つまで絞りました」


「ほう」


「一番可能性が高いのは、二番目です」


 小川は、資料を示した。


     *


「……ただ、まだ断定はできません」


 小川が続けた。


「何が足らん?」


 井上が尋ねた。


「追加のログです。今の記録だけだと、処理が遅くなった理由までは特定できません」


「……なるほど」


「なので、次に発生したときに確認できるよう、記録する項目を追加したいと思っています」


 井上は、うなずいた。


「……ええやん」


「ありがとうございます」


「ほな、藤井にも確認して進めてくれ」


「はい」


     *


 小川は、藤井の席へ向かった。


「……藤井さん、ちょっと相談してもいいですか?」


「はい。どうしました?」


 小川は、調査資料を開いた。


「昨日の応答時間の件なんですけど、追加ログを取りたいと思っています」


 藤井は、資料を確認した。


「……なるほど。ここを記録するんですね」


「はい」


「ただ、ログを増やしすぎると、今度は処理への影響が出るかもしれません」


「……そうですね」


「必要な項目だけに絞りましょう」


 小川は、うなずいた。


「わかりました」


     *


「……小川君」


 藤井が言った。


「はい」


「最近、調査の進め方がずいぶん変わりましたね」


 小川は、少し驚いた顔をした。


「……そうですか?」


「はい。以前は、わからないことを一つずつ聞いていましたけど」


「……はい」


「今は、何を確認すれば判断できるか、自分で整理しています」


 小川は、少し照れたように笑った。


「……まだ、わからないことも多いですけど」


「それでいいと思いますよ」


 藤井は、うなずいた。


「わからないことを、ちゃんとわかるようにするのが仕事ですから」


     *


 夕方。


 小川は、調査資料を更新していた。


 追加するログ項目。


 確認する条件。


 そして、原因を特定できた場合の対応方針。


 以前なら、井上や藤井に判断を任せていた部分もある。


 しかし、今は自分で考え、必要な確認を提案できるようになっていた。


 小川は、資料を保存した。


 明日も、確認することがある。


     *


 2034年8月10日、木曜日。


 午前十時。


 開発部では、西田、尾崎、田村、上田の四人が会議室に集まっていた。


 議題は、開発二課の課長交代に向けた引き継ぎ計画だった。


「……ほな、始めようか」


 西田が言った。


 尾崎が、引き継ぎ一覧を開いた。


「まず、二課の案件から整理するで」


「お願いします」


 上田が答えた。


     *


 尾崎は、案件ごとの状況を説明した。


 進行中の開発案件。


 顧客との調整事項。


 今後の見積もり予定。


 そして、メンバーごとの担当業務。


 上田は、一つずつ確認した。


「……この案件の顧客窓口は、今は尾崎さんですよね」


「せや」


「九月から、僕が入る形にしますか?」


「うん。八月中は一緒に対応して、九月から主担当を渡そうと思っとる」


「わかりました」


     *


「……次に、人事評価の方やな」


 西田が言った。


「はい」


 上田は、資料へ目を向けた。


「……正直、そこはまだ自信がありません」


「せやろな」


「何を見て、どう評価するべきかも、まだ整理できていなくて」


 西田は、うなずいた。


「ほな、まず尾崎が今どういう観点で見とるか、一緒に確認しよう」


「……はい」


「ただし、評価をそのまま引き継ぐんやなくて、自分でも考えてほしい」


「……わかりました」


     *


「……上田」


 田村が声をかけた。


「はい」


「課長になったら、全部自分で判断せなあかんと思わんでええからな」


「……はい」


「技術的なことでも、迷ったら相談してくれたらええ」


「ありがとうございます」


「俺も、まだおるしな(笑)」


 上田は、少し笑った。


「……頼りにしてます」


 西田も、うなずいた。


「……せやな。今の体制なら、十分支えられると思う」


     *


 西田は、引き継ぎ計画を画面に表示した。


 八月中旬。


 案件と顧客情報の整理。


 八月下旬。


 日常の案件判断を上田が担当し、尾崎が確認する。


 九月上旬。


 顧客窓口とメンバーの相談対応を、上田へ移す。


 九月中旬。


 開発二課の日常運営を、上田が実質的に担当する。


 そして、九月下旬。


 尾崎による最終確認。


     *


「……この進め方で、どうや?」


 西田が尋ねた。


「ええと思う」


 尾崎が答えた。


「上田は?」


「はい。やってみます」


「田村は?」


「技術面の支援は任せといてくれ」


「ありがとう」


 西田は、うなずいた。


「ほな、これで進めよう」


     *


「……ただし」


 西田が続けた。


「はい」


「十月一日に全部できるようになっとけ、いう話ではないからな」


 上田は、顔を上げた。


「……はい」


「日常業務は回せるようにする。でも、難しい判断は引き続き相談してええ」


「……わかりました」


「課長になったからいうて、一人で抱え込まんようにな」


 上田は、うなずいた。


「……はい」


     *


 会議を終えたあと。


 尾崎は、上田へ声をかけた。


「……上田」


「はい」


「わからんことは、今のうちに全部聞いとけよ」


 上田は、少し笑った。


「……全部は無理ですよ(笑)」


 尾崎も、笑った。


「……そらそうやな」


 田村が、横から口を挟んだ。


「ほな、俺らがおる間に、できるだけやな」


 西田も、少し笑った。


「……せやな」


     *


 午後五時。


 上田は、自席で引き継ぎ計画を確認していた。


 八月。


 九月。


 そして、十月。


 予定表には、これまで自分が担当していなかった仕事が少しずつ増えている。


 顧客との打ち合わせ。


 案件の進捗確認。


 メンバーとの面談。


 そして、人事評価に向けた準備。


 上田は、資料を見直した。


 課長になる。


 そのことを、まだ実感できているわけではなかった。


 しかし、少しずつ仕事は変わり始めていた。


     *


 隣の席から、声がした。


「……上田さん」


 岡元遥だった。


「何や?」


「来週の設計レビュー、お願いしてもいいですか?」


「ええよ」


 上田は、予定表を確認した。


「……月曜日は休み取る人も多いから、火曜日にしようか」


「わかりました」


「ほな、資料だけ先に送っといて」


「はい!」


 岡元は、自席へ戻っていった。


 上田は、予定表にレビューの時間を追加した。


 来週も、いつもどおりの仕事が続く。


 ただ、その仕事の意味は、少しずつ変わり始めていた。


 十月一日。


 組織表の名前が変わるだけ。


 西田は、そう言っていた。


 上田は、その言葉を思い出した。


 その日までに、どこまでできるようになるだろうか。


 まだ、わからない。


 それでも、やってみようと思っていた。

お読みいただきありがとうございます。旭月です。


今回は、開発二課の課長交代に向けた動きをお届けしました。


尾崎の退職を受け、後任として名前が挙がったのは上田でした。


カナメ初の新卒社員として入社した上田も、今では周囲から相談される立場になっています。


管理職の経験はありませんが、本人はその場で挑戦することを決めました。


ただし、役職が変わったからといって、すぐに何でもできるようになるわけではありません。


尾崎から仕事を引き継ぎ、田村や西田の支援を受けながら、少しずつ新しい役割を覚えていきます。


十月一日は、組織表の名前が変わるだけ。


そのために、今から準備を進めることになりました。


一方、基盤運用課では、小川も着実に経験を積んでいます。


会社を支える人たちは、少しずつ成長しています。


引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

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