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         11  諸島

 断崖絶壁の崖に囲まれた島には銀があった。複製して銀鉱山がある事にした。金鉱山の担当者と同じなので同じ日に銀を持って行く。

            11  諸島


 マリエールは26の諸島の管理を任された。国から遠い故、断崖絶壁の島故、人が住めない島故--------------。色々な理由から無人島になっているが共通しているのが辺鄙な孤島だと言うことだ。小さな島と言う共通点もある。飲み水がないのも共通している。かえりみられた事のない島だ。今度は価値のある物がある証拠もない。マリエールはどの島に何をあてがうか思案した。先ず調査だ。先ず断崖絶壁の孤島から銀が発見された。大した量ではないが複製すれば大した量になる。銀の結晶、銀塊が発見された。担当者は同じなので同じように提出すればよい。銀の発見は喜ばれた。金庫番は、

「我が国は、金はまだあったが銀は産出が少なくて銀製品はほとんど輸入に頼っていたから銀が産出されるのは嬉しいよ。」

26の島々はそれぞれ、辰砂(硫化水銀)、プラチナ、銅、鉛、すず、ミスリル銀、アダマンタイト、オリハルコン、ダイアモンド、ルビー、エメラルド、サファイア、オパール----------------。に海賊のお宝まである。海賊は本当にいたので殲滅した。提出したのは勿論複製したものだ。担当者は、

「マリエールちゃんに会って海賊も災難だったわね。」

と言われてしまった。海賊達がいたのは、例の断崖絶壁の島である。そこに洞穴があり丁度いい海賊達の棲家になっていた。海賊達の遺体を調べて貰ったらキャプテンドールと言う名の残虐無比の荒くれ海賊団だそうで懸賞金だけでも結構いいお金になった。

 事の始めは断崖絶壁の島で調査をしていたアンドロイドが船が島にやって来たと報告があった事からだ。アンドロイド部隊を率いて島に転移した。海賊団の棲家が見付かったのはその直ぐ後だ。海賊団のところへ乗り込んだ。海賊が、

「てめいら、何者だ。」

名乗る必要もないと思ったがこの国の王女だと名乗っておいた。

「いい身代金が取れそうだぜ。」

と悪党丸出しのセリフ、

「あなた達海賊だと思うけど、素直に捕まるならば命は奪わないであげるわ。」

と降伏勧告しておいた。誰も降伏する気はない。テレパスで残虐非道な行ないをして来た海賊だと判った。

「そちらこそ大人しく捕まるなら手荒な真似はしないでおいてやる。」

戦いに入った。一人残らずお陀仏だ。お宝を回収して遺体を収納した。お宝は複製して捕らえられていた女達を亜空間に入れた。王都に戻って担当者に説明した。保安部に海賊達の遺体と女達を引き渡した。以上が経緯だ。私を問いただそうとした保安官が私が王女だと知って黙り込んだ。

 後日談だがお宝を金庫番に渡した時捕らえられていた女性の一人はさる国の王女様で国に返したところ膨大な謝礼が出て海賊達の懸賞金に合わせ上乗せして謝礼の一部が加わっているそうだ。あの女性達の誰が王女様か知らないがいずれも美人揃いだったので王女様は美人なものなのだろう。マリエールのような偽物の王女は除いてだが、こんなちんちくりんな王女じゃ世界の王女ファンががっかりするよ。

 断崖絶壁の島には海賊がいた。キャプテンドールと言う残虐非道な海賊で女性達を捕らえていた。さる国の王女様だったらしい。

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