10 金鉱山
宿泊施設と製錬所は形だけの物だ。実際にはマリエールが複製して売るだけだ。ところが実際に行くと宝の山だった。
10 金鉱山
製錬所と宿泊施設は形だけのものだ。別に採掘など必要ない。鉱山があろうがなかろうが問題はない。複製した金をただ渡すだけだ。形だけ採掘して製錬して金を得たことにして国に提出すればいい。一度に大量に提出してはいけない。細く長くライフワークとしてやっいくことだ。クラーケンもそうだ。別に砂漠の海岸に漁業施設を作れと言われているわけではない。ただクラーケンの巣を放置するのは不味いから対応が求められるだけだ。何も急ぐ事はない。対応していることさえ示せばいい事だ。クラーケンもクラーケンの魔石も幾らでもある。魔石を討伐証明にするのかフライのできる者に討伐しているところを見るのかは知らないが、これも急ぐ事はない。
国王に言上して出発したのは一週間後の事だった。前もって宿泊施設と製錬所は作った。行ってみると金塊がごろごろしていて、少し掘れば金がざくざく出てくる。予定外だ。クラーケンもざっと見て数百匹はいる千匹いるかも知れない。厄介な事になった物だ。取り敢えず、金と金塊とクラーケンとクラーケンの魔石を持って担当者のところへ行った。マリエールは、
「金塊は島にごろごろしています。少し採掘したら地下にも沢山金があります。クラーケンは一見して数百匹、千匹いるようです。今日は金塊と製錬した金の一部と討伐したクラーケンとクラーケンの魔石を持って来ました。お見せしますかそれとも提出先を指定して頂きそこに提出しますか。どうすればいいですか。」
担当者は一度見せて欲しいと言うので、砂金と金塊とクラーケンの魔石とクラーケンの脚の先を出した。担当者は袋の中の砂金を確かめ金塊を確かめクラーケンの魔石を確かめクラーケンの脚先を確かめた。
「確かに見事な金だわ。クラーケンの魔石も見事だわ。財務の金庫番のところへ案内するわよ。話しは通してあるわ。約束通りにの金額は支払われるわよ。魔石以外のクラーケンは不要よ。マリエール商会の大事な売り物でしょう。」
金庫番のところへやって来た。金庫番に砂金と金塊と魔石を見せた。金庫番は、
「素晴らしい金塊だ。王宮魔術師が持ち帰った金塊も素晴らしかったけどこれも劣らない芸術品だ。金や魔石は契約通りだけど金塊は高値で買おう。これは芸術品だ。」
2週間の同じ時間を指定して、その時今回の支払いと金や金塊や魔石の受け付けをする事になった。
「金塊は多目に欲しい。金は砂金でなくとも延べ棒でも塊でも構わないよ。」
それから金と金塊と魔石の取り引きが始まった。初回は初期費用が含まれたが。ニ回以降は量も増え金額も増えた。金は言われた通り砂金と塊と延べ棒を持ってきた。中々嬉しい取り引きだった。
金と取り引きが始まった頃、国王に呼び出された。国王は、
「金の取り引きは順調なようだな。他の金鉱山が生産量が減っている中。新しい金鉱山が見付かって大変嬉しい。感謝している。他にも到達不可能な島が幾つある。マリエールに調査して貰って価値ある物が見付かったら採掘して欲しい。」
マリエールは心の中でニンマリ笑った。
国王に呼び出された。国には未開の島が幾つもありマリエールに調査して貰って、価値ある物があれば採掘して欲しいという依頼だった。




