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おっさんが異世界でチートする話だったのに  作者: 陰キャきっず
真説 第二章 トゥルームーン ハーベストストーリーズ
23/122

その1

新・真章突入……!!

「ここは……異世界!」


 目が覚めるとそこは異世界だった。


 すぐに人のいる場所を探そうとする。

けれど、何故か背筋にうすら寒いものを感じて

しり込みしてしまう。


「なんだか怖いからしばらくここで待ってようかな」


 言いようのない不安が高まってきた俺は

その場でしばらく休むことにした。






「よう、そこのおっさん」


 馬車を引く同年代くらいの男が

俺に声をかけてきた。


「あなたは見たところ行商人」


 多分そうだろう。


「おう。乗ってくかい?」


 そうだったようだ。


「はい!」


 俺は元気よく返事をして、ご厚意に甘えることにした。





「私は商人見習いのおっさんと申します!」


「はっ?」


「チート!」


「すげえええええ!!!」


 とりあえずの自己紹介を済ませた俺と商人さんは

自然な流れで世間話に移行する。


「スローライフがしたくて金が欲しいんです」


「なるほど。王都へ行って店を開け!」


 心の内を明かすと、アドバイスをもらったので

王都まで送ってもらうことになった。


 これから俺の輝かしいスローライフが

幕を開けるのだ。



「ここが王都かーほのぼのしてるなー」


 商人さんと別れ、一人になった俺は

王都の中をうろついていた。


 都会だけあって人の多さもそれなりだった。


「きゃー!泥棒!」


「治安悪いな」


 いきなりスリの現場を目撃してしまった。


 どうやらロリ少女がスリにあった様子だ。


 やれやれやれ仕方ない。


 めんどくさいと思わないこともなかったが

助けてやることにする。


「やれやれ目立つのは好きなんだ」


 俺はチートを使いスリから盗まれたものを取り返した。


「あ、ありがとうございます!」


 頭を深く下げ、心の底から感謝してくるロリ少女。

もっと感謝して。


「どうかあなたのハーレムにしてください!」


「別に年齢差がどうのこうのはないからいいよ」


「ありがつ!」


「キモ」


 自然な流れで同行することになった俺たちは

落ち着ける場所で自己紹介することにした。


「私はオーエス・ウィンドゥ・ニセンといいます」


「旅の行商人おっさんです」


「なんも持ってねえじゃねえか」


「チートボックス!」


「!!!???何かがきっとすごい!!!???」


 なんやかんやあって、ロリ少女の俺に対する評価が

○レスオブザワイルドのごとく上がっていく。


 そして周囲もその様子を見ていたのか

思いのほか目立ってしまったようだ。


「やれやれ、目立つのは嫌いじゃないわ」


 ひとしきりいい気分になった俺は

ロリ少女に連れられて商人ギルドへと向かうのであった。



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