表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっさんが異世界でチートする話だったのに  作者: 陰キャきっず
第三章 転移者サバイバー2 アカシックレコード
14/122

その2

「こ、ここはどこだ!」


 異世界の原っぱに学生服の少年三人、少女一人がいた。


 なにやら、なぜそこにいるのか混乱している様子だった。 


「私たち学校にいたはずなのに!」


「みんな落ち着け!」


 なんか叫んでる少女とまとめようとするイケメン。


「とりあえずお前気に入らないから置いてく!」


 いきなりいらない宣言をされる普通の少年。


「そんな!復習します!」


「字が違うよ!」


「アベンジ!」


 結局意味を間違えている少年をよそに

今ここに復讐の物語の幕が上がった―――。






 などと、壮大な物語が始まりそうな回想をしながら、

そんな風に小一時間前に追い出された僕は

失意の中、あてもなくさまよっていた。


「置いてかれた……。ん?あそこに村があるぞ」


 気が付けば相当歩いていたようで、周りの風景も

結構変わっていた。

ここからちょっとしたところに村が見える。


「ようこそここはチッカークの村です」


 村に近づくと、なぜか入口で中年男性が出迎えてくれた。


「あ、どうもこんにちは。いい天気ですね」


 不審者かな?と思いつつ、それをおくびにも出さず

適当にあいさつする。


「そうですね。学生みたいですけど今日は学校は休みなんですか?」


 クソブサおっさんのくせに痛いところを突いてくる。


「あ、いえ。そういうわけではないんですけど。まいったな」


 どう答えようか迷っていると……。


「ああ、サボタージュですか。わかります」


 色々と察してくれたようだった。


「えへ、実はそうなんです」


 照れ隠しに、首を横に倒し、軽く拳を回して頭にコツンする。


 キモ……というつぶやきが聞こえたような気がした。

気がした。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ