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その1
新章突入
二年後。
「約束を果たしにきたぞ!」
数々の冒険を経験し、早二年がたった。
そして俺は二年前の約束を果たしにチッカークの村に帰ってきたのだ。
「おっさん!?生きていたのね!?」
先に待っていたぼっちゃん?……だったかが喜びをあらわにする。
「ああ、ぼっちゃん!」
「私はびっちゃんよ!」
「ごめん!ぼっちゃんは?」
「死んだわ!」
「そんな悲しすぎる惜しい人を亡くしカタルシス……」
「カタルシス……」
なんとぼっちゃんはすでに死んでしまったようだ。
何という悲劇。
「これからどうする!」
心の中で涙をながしつつ、やることが無い不安が押し寄せる。
「敵はいないわ!」
「じゃあスローライフか!」
「それはもういいです」
二番煎じを却下され、あーだこーだびっちゃんと
これからのことを話し合うのだった。
だがそんな些事をよそに、再び世界に激震が
走ろうとしていた……。




