第壱話 ゴブリンでした
前回のあらすじ
2人の親子を庇って転生したら目の前には女神(自称)がいた。そいつによると俺がプレイしていたゲーム”Tooウィーク”に転生してくれるらしい。そこで目にしたものとは・・・
ゴブリンでした。
いやーまさか転生したらゴブリンだったなんて誰が予想できるんだよ。
普通こういうのって主人公とかに転生するんじゃないの?
愚痴は置いといて、おそらく仲間であろうゴブリンたちが周りにいる。
「こんなところに仲間なんていたかね」
「いや、あそこの家の子じゃない?」
状況を理解できなかったので、そのゴブリンたちに話を聞いてみるとどうやら俺は捨てられたらしいゴブリン特有の子供の多さにより食い扶持が足りなくなって捨てられたようだ。
親切にそのゴブリンたちは村に案内してくれるようだ。
村に向かう道中、ゴブリンたちと話していると名前を教えてくれた。
それぞれリー、ヴァン、テリーというらしい
俺がよく世情を知らないことを察してくれていろいろなことを教えてくれた。
殆どは俺がゲーム内情報で知っていた内容だった1つ目はこの世界は1つの大きな大陸とその周りに沢山諸島があるということだ。
2つ目は時代区分としてはヨーロッパの中世ぐらいだということだ。
文明があまり発展していない一方、この世界特有の魔法という力によって現代のように長い距離を短時間で移動できる方法もある。
全体的に見れば殆ど現代と変わらないぐらい便利だ。
一部現代よりも優れているところもあるが…
そして最後に、これは俺も知らなかった情報だが
最近通称帝国と呼ばれる新しい国が生まれたそうだ。
まあだいたいこの世界はこんな感じだ。
そんなこんな話しているとゴブリンの村についた。
流石に壁や城門はないが、簡易なさくなどは建てられておりそれなりに発展しているようだ。
村長と話したところ一旦はその村に住まわせてくれることになり、空いている家を貸してくれるようだ。村長に感謝だ。
夜になり寝ようとしたところ、突然一つのことを思い出した。それは俺が”Too ウィーク”を初めてクリアしたときのこと魔王を倒すとこんなメッセージが出てきた「おめでとうございます! 魔王を倒したことでその配下である全ての魔物が消滅しました!」
プレイヤーとして遊んでたときはあまり気に留めもしなかったが、一つ恐ろしいことを思ってしまったもしかして魔王倒されたら俺、消滅するんじゃね。
しかも、魔王が倒されると消滅してしまうのはまだいいが(いやよくないけど)、問題はその倒されちゃいけない魔王が弱すぎることだ。
当初プレイヤーたちが”Too ウィーク”の名前の理由として考えていたのがプレイヤーが弱すぎるのではないかという考察だった。
しかし実際蓋を開けてみると、弱すぎるのはプレイヤーじゃなくて最初の魔王のことだったという一種のネタだったのだが…
つまりこのまま行くと俺は間違いなく消滅してしまう。
どうしようかなと思いながら、明日の僕に任せて眠りについたのであった…
こんにちは~ヴァイスです。
第壱話を読んでくれてありがとうございます。
全話からついに始まったこの物語ですが、僕が飽きない限り続けていくつもりです。
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では、また次回。




