表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
40/49

第四十話「指し違い」

「お嬢様、お口が汚れております」

「血嬢様のお手を煩わせるわけには…」

「大丈夫ですよ」

3分前から、メイドを介抱する主をずっと見せつけられている

我とひとみは言葉にならぬ気持ちのまま椅子に座っておった。

「私、介抱されるメイドは初めてみましたよ」

「おそらくアニメでも見ることはないだろうな」

何事もある程度、テンプレートのようなものがあるからな。

それが逆転しているときも違和感はやはり受け入れがたいところだ。

「お嬢様、悪魔様がお話をしたいとおっしゃられていましたよ」

「……」

小森は我の方を見てから、血嬢を見て、また我を見た。

そして、ゆっくりとゆっくりと歩みをこちらに進めてきた。

「悪魔統轄長、逃げ出してしまい申し訳ありません」

「別に気にしておらん。」

「…そうですか」

別に気にしておらぬ。いつものことだしな。

小森が引きこもって、なかなか表に顔を出さぬのは。

「……」

「…話はそこのファミレスでするとしよう」

我は、近くにあった店に指を差した…

「私はファミレスじゃないですよ、悪魔さん」

つもりだったのだが。

「……」

はぁ(ため息)

「お主を指しておるわけがないだろ、ひとみ」

我は呆れながら、血嬢と小森を連れ、

向かいの通りのファミレスに歩みを進めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ