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第三十話 「メロディー」

ドライブスルーで愉悦を満たしきった我は、

呑気に鼻歌を歌いながら、帰りの運転をしておった。

「悪魔さんもその曲好きなんですか?」

助手席のひとみから、妙にきらきらしたまなざしが来ておる。

鼻歌などという見た目にそぐわなそうなことをするのが、

珍しいのだろう。

「いや、いつも車で日本の音楽トップ100を聞くのが好きでな、

よく流れるものが頭にこびりついてしまっただけだ」

曲名がわからぬが、同じアーティストさんの曲かどうかは、

なぜか、よくわかるようになってしまった。

「わかります、悪魔さん」

「塾の帰りにおばあちゃんの車に流れる演歌が脳裏に焼き付いてしまって、

お風呂でたまに口ずさむことがあります。」

「いや、それはどうなんだ?」

そんなことはあまりない気がするが、

「……」

「悪魔さん、どうしました。」

「……」

よく考えたら、我も風呂場で歌詞を口ずさむことがあるな。


あと、ひとつ忘れていたことがある。

純血の人間であるひとみと我は気安く話すぎているということだ。

人間を知ることは、大切だと考えたが、

距離感はほどほどにするべきだ。

キライではなくなっただけでまだ好きではないのだからな。

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