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world・stories  作者: シャチネコ


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8/9

8.スキル

馬車に揺られて数時間経つと、馬車の進行方向に大きな城壁が見えてきた。

「あれが私たちの国です!」

 遠くからだったので初めは小さいなと思っていたが、近づくにつれスケールの大きさに驚かされた。

 城壁の周りの堀の橋を通って、検査を受けるらしい。

「俺ってそういう証明書持ってないけどいいのか?」

「はい!大丈夫ですよ!」

「なんでそう言い切れるんだ?」

 その理由はすぐに分かった。

 自分たちの番となるとカリファが服の内側からネックレスのようなものを取り出し、門番に見せた。

「通っていただいて大丈夫です!!」

 と、前の人とかには命令口調だったのに、急に敬語を使い始めた。

「もしかして、カリファって有名な貴族だったりする?」

「あれ?いってませんでしたっけ?私はこの国の王族です!」

「(・д・。)エ?マジすか……」

「まじです。というかなんでわかったのですか?」

「えっと…その〜……なんとなくですかね?」

 (漫画でよくある展開だからとはいえねぇ〜)

「何となくでわかるのすごいですね!」

「アハハ……」

「自分のお城を見せてビックリさせようとしていたのですが、失敗しましたね……。」

「そんな立派なのか?」

「それはもう!……ねぇ?」

「他のお城など比較にならないほどですよ。」

 カリファでは説明しにくいところを執事さんが伝えてくれた。

「そういえば、お城の手前に教会がありますが先に行きますか?」

「いきます!!」

「フフッ、分かりました!執事!頼んだわよ!」

「承知しました。」

 これまでと違い舗装された道なので大きく揺れることはなく、教会には20分程度で着いた。

 教会の前で馬車から降りると、教会のお偉いさんであろう純白の礼服に身を包んだ老人が出迎えてくれた。

「カリファ様、何用でございましょうか?」

 こういう会話を見ていると、カリファの身分が高かったことを思い出す。馬車の中でといい会話の内容があまりにも庶民の話ばかりなのでついつい忘れてしまうのだ。

「そう畏まらないで下さい!神父さま!今回はこの方…いえ、ルイ様のスキルを見てもらいたいのです。」

「そうでございましたか!勇者様でございましたか!」

 神父さんは王族が敬語を使っていることから察したらしい。まだ勇者と決まった訳では無いから持て囃さないで欲しい。

 神父さんに教会の奥へと通される。

 すると、いかにも占いで使いそうな水晶玉があった。

「さあ、勇者様!こちらに手を当ててください!」

 とてもひんやりとしていた。

 

 そこで意識は途絶えた。

 


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