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均衡

上総は服を掴んでいる少女の手をそっと握り


〝干渉〟

名前:ラビラ・ナガタ 48.9

種族:人間

年齢:14

クラス:上級鑑定士

Lv.5

HP:13

MP:768

ATK:3

DEF:4

RES:27

スキル:鑑定 Lv.10 魔力操作 Lv.4 痛覚耐性 Lv.4 精神攻撃耐性Lv.6 

幻惑魔法Lv.2 


上級鑑定士!?鑑定レベル10・・・

耐性の偏りもやけど、性能が尖りすぎてる


「ギフトの一部って何が見えてるの?」


「・・・あなたのギフトは、成長速度上昇と団長に聞いた。でも、見えたのはステータスに干渉って文字」


ステータスに干渉云々が見えてて

さっきの戦闘を鑑定しながら見てたんやったら

ギフトの内容はバレてる。

言い逃れできひん。


「だとしたらどうするの?」


こいつの出方次第か

まな板の上の鯉ってわけか・・・


「目的は何?」


この質問の意図はなんや

聞きたいのはギフトの虚偽についてとその真意のはず

「勇者として力をつけることだよ。そのために先輩のスキルレベルを一時的に借りたんだ」


下手な嘘は状況を悪化させるだけや。

おそらく自分、もしくはこの隊に害意があるかどうかの確認のはず。


「・・・わかった。」


ラビラは上総の服を離した。上総もラビラの手を離す。

ラビラは上総に背を向けて歩き始めた。


「出来れば黙っててくれるとありがたいな」


ラビラは立ち止まり、少し振り返った


「カーツのスキルレベルも6に戻ってた。団長に損失はない。なら別にいい」


言い終えると小さな背中が訓練の話の中に消えていった。


こんなにも早く弱みを握られることになるとはな。

ひとまずはバラす気はなさそうやけど

下手なことは出来んな。


「おい!カズサ!さっさと訓練に参加しろ!」


「・・・うっす。」





訓練後、廊下でうつらうつらしていたナタリアを起こし

自室に戻り、ベッドに身を投げた


「まさか王宮鑑定士より上が4番隊におるとはな。」


油断していたわけでもないが、あまりにも想定外

実験の一環としてカーツにレベルを返していなかったら

おそらくラビラは通報していただろうな


ギリギリ土俵際で耐えた感じか


これ以上は悩んでも仕方ないか。

今できることをやって最悪のケースに備えよう。


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