24話
「きょ、今日は宜しく…お願いします…」
「ああ、こちらこそ宜しく頼む」
『ひゃ~正装のリード様!かっこよすぎる~!溢れでる鼻血感を抑えるのがやっとよ…あんまり直視しちゃ駄目ね。それにしても、アンソニー…良く調べたわね。お邪魔エドが巨乳好きって…だけど、、、私のドレスまで胸開きにしなくてもよくない?オゼットやローズのドレスよかマシだけどさ…てか、あれでジョルズ使い物になるの?』ジョルズの方を見ると顔を赤らめ上からチラチラとオゼットの谷間を見ていた。『あっちも不安しかない…』ローズの方を見るとアンソニーが満面の笑みを浮かべていた。『おいおい、自分が巨乳好きか?はぁ~一体どうなるんだろう…』
◆◆◆
「では、もう一度今日の手順を確認しておこう。令嬢達には3人で会場入りして貰う。エドワードに怪しまれない様にね。その後、一人一人が気に入った男性をパートナーに添える形を取る。それが私達だ。私は髪色を変えてきたし、アルフリードは仮面で顔を全て覆ってもらうのでバレることはないだろう。この会場では何度も違法薬物の使用が確認されているが、なかなか証拠を掴めなくてね…困っていたんだよ。こんな形で君たちを巻き込むことになってしまい、申し訳ないね…」
「お役に立てるなら頑張ります」
「ありがとうローズ嬢。最後に!もし、違法取引や薬物を見掛けたらすぐに近くにいる龍騎士に任せて、会場から撤退するように!くれぐれも深入りだけはしないでくれ。むせ返るようなお香を焚いているため、龍騎士でも匂いを追うことが出来ない!龍騎士には皆、同じ目印がある。ジョルズとアルフリードには伝えてあるので後で聞くように。以上だ」
マリー、ローズ、オゼットは仮面を着けると馬車から降りる。
「や、やってやろうじゃない!」
「そうね。国のために…よっ」
「はいっ。みんながいれば怖くないです!」
円陣を組んで、気合いを入れて、いざ出発だ。
「ようこそいらっしゃいました。先輩方」
「よく仮面をつけているのに私達って分かったね」
「オーラですよ。先輩方は美しく気品に満ちている。そして純真だ…」
「エド君、今日はなんだか堂々としているね?別人みたい…」
「マリー先輩は面白いこと言いますね。ぼくは先輩方を歓迎する為にちょっと準備をしてきます。どうぞ中で楽しんでいってくださいね!」
エドワードはそういうと部屋へと消えていった。
「行きますか!」
「「ええっ」」
マリーを真ん中に腕を組み、ホールへと足を踏み入れるのってあった。
◆◆◆
「やあ、君たち見ない子だね。ここは始めてかい?」
「良かったら俺たちが手取り足取り教えてあげるよ」
「朝までたっぷりとね」
ゴクリッ
『なんなのここ… 断っても断っても次から次へと男の人が声をかけてくる。しかも、身体を舐め回すような視線が気持ち悪い… オゼットはいつもと違ってガタガタ震えちゃってるし、ローズも今にも泣きそう。ここは通算最年長の私の出番ね』
「あらっ、貴方達では力不足ね。私達を楽しませるにはもっと素敵な殿方じゃなくっちゃ」
「そんなことないよ。君達を満足させられるさ。色々とね… 君、いいねぇ。その強気な所 気に入った。是非私の相手を頼むよ」
「俺は断然赤毛の子だな。スタイル見ろよ…」
「私はストロベリーピンクの君かな。実にそそられる泣き顔だ」
『ちょっとまだなの!私達のパートナー!早くして…でないと… あっ!来た!』
「ごめんなさい。いい獲物が居ましたわ。私達にはあのくらいの方じゃなくっちゃ」
マリーは男達を押し退けるとオゼットとローズを連れて真っ直ぐアルフリード目掛けて早歩きで駆け寄った。
「ねぇ、貴殿方、もう相手は見つかっていて?私達3人、貴殿方3人ちょうどね。私 貴方が気に入ったわ」
マリーはそういうとアルフリードの腕に絡み付いた。『キャー勢いでくっついちゃった!キャーキャーどうしよう!嬉死ぬ…』
「積極的なお嬢様だ。では、私は彼女に今日の相手を頼むとするか」
『もう、止めて。死ぬから死んじゃうから…リード様素敵…』
「じゃ、じゃあわたくしは貴方がいいわ。心から…」
「お、おう!宜しく頼むよ。お嬢さん」
『仮面を着けてても分かるよ。顔真っ赤だね。ジョルズ君』
「では、君は私が頂こうか…」
「はい、宜しくお願いします」
『アンソニー、そんなにニヤつかないで!それ建前だから!バレるわ』
「では、ここからは別行動で。楽しい夜を…」
ついに、別行動が始まった。私 平気かな…
◆◆◆
「チッ… あいつら尻軽かよ」
『計画が台無しだ。うぶなあいつらは絶対に俺の所に助けを求めてくると思ってたのに。まさか、他の男どもを自分から誘うなんて想像もしてなかったぜ。3人まとめて媚薬仕込ませるつもりが計画が台無しだ。ローズだけでもこの手に…』
「おい」
「はっ、何でしょう。エドワード様」
「あのピンク髪の女から男を遠ざけてくれないか?」
「はっ、任せてください」
「頼んだぞ」
『ローズ先輩。もう少し待っていて下さいね…』




