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異界神話 サブストーリー マリーのお話  作者: レバニラ蒸し
第3章 幸せへの道

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51話 そろそろやばい

街を出た状態でスタート。全くどこのレバ何炒めのせいなのか主人公が人間不審になっちゃって、誰とも関わらず依頼を受けて淡々とこなすせいで、全然話題がないじゃないか。ということで、街での話は割愛。本当にどこの何ニラ炒めのせいだか


前半マリー、後半メギ

周りを見渡す、暗い、何もない


前から光が刺してきた。それを背後に人が二人、逆光だがいる。こちらを見ている。目を凝らすがよく見えない。地面があるかも定かではないが近づいてみる。近づくにつれて少しずつ鮮明になってきた。男女の二人ぐみで…こちら側を向いている…あれは…


「パパ!!ママ‼︎」


パパとママが微笑みながらこちらを見ている。それを確認した私は、走ってそこへ向かおうとする。

師匠やダリアさん、シモツケさん、メハジキさんが背中を押したり手を引いたりしてくれる


ガシッ


腕を掴まれた。腕を見るとメギさんが腕を掴み引っ張っている。パパとママはそのまま光の方へ歩いていってしまう。


「離して‼︎パパとママが行っちゃう」


力では勝っているはずなのに、振り解けない


「待って、待ってパパ‼︎ママ‼︎」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はぁ、はぁ」


隣を確認する。パパ達は居る。またこの夢か、ここ数日同じような夢を見る。その都度飛び起きている。その日はもう一度寝ようとしても、その光景がフラッシュバックしてしまい眠れない。


まだ満月が東の空にある。寝てから2時間経ったかどうかってところだろう、これでもまだいい方だ。一週間ちょっとで10時間程度しか寝れてない。魔力で動かしてはいるがそのままだとかなりふらつく。


どうせ眠れないし、このまま朝まで近くの獲物を狩って朝食の準備でもするか


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


マリーとのテントとは場所を離した場所にテントを張り泊まっている。街を出て3日、毎日就寝してから数時間、早ければ数十分で起きて行動し始める。魔法の補助があるとはいえ、魔法も脳を使うものだ、流石に3日ほぼ不眠では体調に影響がで始めるだろう


こっそり後ろを付いていく


街から経験で分かったのだが、周囲の警戒をしていない状態ならおよそ半径5mが感知範囲、警戒しているなら数十mまで、なので100mほど離れれば感知されにくい。尤も全力で探知されたら100mを超えるが…


あれは…ロックバードを狩っているのか。人ほどの大きさがある鳥だが流石に量が多すぎる、食べ切れるのか?まぁ魔法で冷凍できればる程度もつか


移動を開始した…まずいあっちは…


急いで向かう木の上にいたので、降りて向かうのだが途中で木々に隠れて視認できなくなる。


間に合わなかった。数十体の猿の死骸の端で木にもたれかかるようにマリーが倒れている。スローターチャンプの縄張り、入った者を出ていくまで攻撃し仲間を殺されればむれ全体で殺しにくる。


駆け寄り、呼吸の確認、息はある、頭から血が出てるが傷は浅い。気を失っているが、脳震盪か、睡眠不足が原因か


「おい、おい‼︎」


頭を揺らさないように軽く揺すりながら声をかける。少しの間が開き目を覚ます。弾かれたように起き上がると、一瞬で距離を離す。そして魔法をこちらへ向ける


「メギさんか…」


「ここはスローターチャンプの縄張りだ、後続隊が来ないうちに逃げるぞ」


一切動こうとしない、信用されていないのか


ガサッ、ガサッ


もう集まってきた。


腕を掴み無理やり離れさせる


「っ‼︎」


まだ抵抗するか、肩に担ぎ上げ逃げる、体が小さくてよかった。通常ならこの縄張り全ての魔物もどうってことないだろう、しかし睡眠不足で脳の活動が弱まっている今、この数を同時に相手するほどの並列思考はできていなかった


「はぁ、はぁ」


なんだ?息が荒い


「わあぁあああ」


声を上げながらやたらめったりに手足を振り回し、魔法を放つ


パンッ


触れていた部分が弾け飛ぶ、まともに魔法が使えなかったおかげで死ぬほどではないが、かなり痛い。


「落ち着け」


だめだ、全く耳に入っていない。前に抱え込む。人は衣食住が充実していても絶対に一人では生きられない。人は群れて生活する生物だからだ、一人ではいずれ限界がくる。


「うっ」


腹から胸にかけてが同様に弾ける。痛いが、終わったら回復魔法でもかけて貰えばいいだろう


「大丈夫だ、一人じゃない、ここにいるからな」


少しずつ抵抗が弱まり、精神が安定してきたのがわかる


「落ち着いたか?できたら回復魔法で直してくれると嬉しいんだが」


魔力が集まり傷がみるみる治っていく。その後無言で距離を取られる。多少は信用されるようになったかな?

睡眠不足による思考力の低下、人間不信による極度のストレス、悪夢と同様の状況によりSANチェック

SAN35 1D6→6

一時的発狂

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