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異界神話 サブストーリー マリーのお話  作者: レバニラ蒸し
第2章 1つ目の街

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36話 買い物に行こう

戦闘無し

日常回

今日は町の市場に買い物に来ている。


「師匠早く行きましょうよ」


「全く、仕方ない弟子だ」


「楽しそうで良かったな」


「確かに。で、なんで、メギもくる?」


「一応、リーダーだからな安全確認だ」


本当は師匠と二人で行くはずだったのだが、なぜかメギさんも一緒についてきている。


「ここがそのお店?」


「(コクリ)」


師匠がうなずいた


なかに入ると色とりどりの布や糸が置いてある。裁縫に使う物全般を取り扱っているようだ。ただ、今回の目当てはそれらではない。店の隅の方の一角へ向かう


「綺麗…」


そこには色とりどりの組紐がかけられていた


「おすすめのお店」


紐には札がついていて材料を示しているようだ。これだけ沢山あると迷ってしまう


「迷ってんのかい?」


ジーッと見ていると声をかけられた。


「はい、どれも綺麗で選べなくって」


恰幅の良い、世話焼きそうな女の人だ。


「自分用かい?それともプレゼント?もしかしてこ(・)れ(・)かい?」


小指を立てて見せる


「自分用です」


「なんだい、つまんないねぇ」


こ(・)れ(・)とはなんだったのだろうか


「う〜ん?うーん、お嬢ちゃんにはこれかねぇ」


青と白い糸が束になった紐が出てくる


「ミスリルと空の石、魔鯨のひげ、大蜘蛛の糸を編んだ物だよ。お嬢ちゃんの目が綺麗な青色だからねぇ。その目と同じ色にしつつ邪魔をしないように薄めの色を選んでみたよ。ささ、つけてみな」


「はっ、はい…」


すごい喋りかけられて面食らってしまった


「わぁ」


首元に紐を掲げてみる。確かにすごい似合っていると自分でもわかる


「うん、やっぱり似合ってるね。思った通り」


「えっと、値段は…金貨2枚⁉︎」


「まぁ、ミスリルを使ってるし、海辺から運ばなけりゃならない魔鯨の髭も使ってるからねぇ」


「ちょっと、私には高いかな…」


「いいや、そんなことないよ。あれだけ似合ってるんだから、それだけの価値はある」


「そ、そうですかね…」


何か乗せられている気もするが、褒められるのは正直嬉しい。けど、さすがに高すぎる、またお金が増えたときに買いにこよう


「ちょっと高いので、また次の…」


「それは、うちの亭主がその時の空気で買い取ったものでね。次の入荷も予定ないし、在庫もそれだけだから、次来たときに残っているか…」


「か、買います」


「毎度あり〜」


そう言われてつい買ってしまった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「えへへ、買っちゃった〜♪」


「何、買った?」


「これを買いました」


「綺麗だね」


「ですよねぇ〜」


「何に使う?」


「えっとですね〜」


マジックバックから指輪を二つだし、紐にかけその端を結び、首にかける


「こうすれば見つけやすかなと思ったんですよ」


「誰の指輪?」


「パパとママのです」


「なんで持ってるの?」


「ちょっと色々あって逸れてしまって、目印にと渡してくれたんです」


「…それは大変だったね。これからは私たちを家族と思っていいからね」


「?はい?ありがとうございます?」


急にどうしたのだろうか

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